<2024チーム訪問>札幌大谷シニア

冬季練習に励む札幌大谷ナイン
2023年度チーム訪問・第7弾は中学硬式野球の札幌大谷リトルシニアへ昨年の12月14日に伺ってきました。
同チームは日本選手権北海道大会で第4位となり、昨年7月に愛知県で行われた第14回林和男旗杯野球大会兼東海連盟創立35周年記念大会(全国大会)へ北海道代表として出場し2回戦進出も果たした。
新チームは秋季全道大会で3位と結果を残し、大阪府で3月に行われる全国選抜大会へ北海道代表として出場する。
各学年で全国大会出場と安定の活躍を見せる。
またOBでは高校野球・2023秋の全道大会で札幌大谷高校ベンチ入り20人の内、札幌大谷シニアから13人がベンチ入りを果たすなど同シニア出身の活躍が続く。
主将にインタビュー企画では木村将也主将(2年・東16丁目フリッパーズ出身)に、6つの質問に答えていただきました。
人気企画のスイングスピードでは今季最速の146キロを叩き出す強者も現れた。

札幌大谷ナイン
◎3年生の主だった成績
〇=道内大会、★=全国及び道外大会
〇第31回春季全道大会兼第25回ミズノ旗争奪全道大会:決勝トーナメント1回戦
〇第51回日本選手権北海道大会:4位
★JA共済第14回林和男旗杯野球大会兼東海連盟創立35周年記念大会:2回戦
〇第8回北ガス杯全道大会:3回戦
〇第45回全道選手権大会兼第21回ゼット旗杯全道大会:2回戦

札幌大谷・3年生
-五十嵐友次郎監督からメッセージ-
中学での三年間で色々な経験を積んだことでしょう。
高校ではさらにレベルを上げて、仲間と共に甲子園を目指してください!

五十嵐友次郎監督(札幌大谷)

冬季練習に励む札幌大谷シニア

冬季練習に励む札幌大谷シニア
◎OBの活躍
昨夏、昨秋に行われた甲子園を懸けた全道大会(北北海道大会、南北海道大会、秋季全道大会)へ出場した同チームOBを紹介させていただきます。
<秋季北海道大会>
-札幌大谷高等学校-
〇篠原 悠 2年
札幌大谷シニア―東札幌ジャイアンツ出身
〇横山 太一 2年
札幌大谷シニア-福井キングタイガース出身
〇松下 大樹 2年
札幌大谷シニア―エルムファイターズ出身
〇菊地 賢大 2年
札幌大谷シニア-ポルテ札幌西出身
〇福島 煌 2年
札幌大谷シニア―MBロジャース出身
〇舟橋 洋斗 2年
札幌大谷シニア-茨戸タイガース出身
〇大澤 志登 2年
札幌大谷シニア-石山アトムズ少年団出身
〇阿部 怜生 2年
札幌大谷シニア-豊成ファイターズ出身
〇内野 泰樹 2年
札幌大谷シニア-苫小牧東タイガース出身
〇瀬戸 大翼 2年
札幌大谷シニア-東雲ファイターズ出身
〇瀧口 大智 1年
札幌大谷シニア―東雲ファイターズ出身
〇瀬尾 心之介 1年
札幌大谷シニア―北白石ワイルドナイン出身
〇升井 羽遼 1年
札幌大谷シニア-スターキングス出身
-五十嵐監督からメッセージ-
中学の時はメンバー外だった選手が努力に努力を重ね、メンバー入りした選手もいる。
本当にうれしく思う。
<活動>
-冬期間-
平日練習:火~金曜日(16:30~18:30)
土日祝日:午前中
-夏季間-
平日練習:火~金曜日(16:30~18:30)
土日祝日:大会等が主だった活動となる。
<部員>
2年=12人
1年=10人

マシン打ちの様子(札幌大谷)

バッティング練習(札幌大谷)
<主将にインタビュー>
〇木村 将也(きむら まさや)
右投げ、右打ち
177センチ、58キロ
昨秋は1番・捕手として活躍。
-五十嵐監督よりメッセージ-
責任感があり、自発的にミーティングをするなど木村を中心に秋は良くまとまってくれた。
秋季全道大会・序盤は9番打者からスタートするも持ち前の勝負強さを買われ、段階的に打順を上げ最後は1番を打っていた。
また捕手としては、まだまだ伸びる要素があり楽しみな選手。
Q1)普段、自宅でやっているトレーニングはありますか?
A)素振り、体幹トレーニング、ストレッチとこれらは欠かさず行っている。
Q2)キャプテンから見てチームの特長は?
A)アップから声がしっかり出て頑張っているチームです。
Q3)今、取り組んでいることは?
A)生活面からすべて野球に繋がっていると思う。
学校生活の中から野球部が一番と言われるよう取り組んでいます。
また小テストの一発合格を目指すなど文武両道で野球部は頑張ってます。
Q4)新人戦で一番印象深かった試合は?
A)秋季全道大会・リーグ戦の苫小牧戦
0-2と2点を追う七回、3点取ってサヨナラ勝ちで勝利した試合です。
負けたらリーグ戦敗退が決まっていた試合でしたが、出場している選手だけではなく控えの選手を含めた全員がチーム一丸となって戦えた試合だった。
この勝ちはチームにとって大きな勝利となった。
▽Bブロック(令和5年9月18日)
札幌大谷3-2苫小牧
苫小牧
2000000=2
0000003=3
札幌大谷
(苫)上原、山口-木村
(札)須永-木村
▽二塁打:木村、山口、木村、上原(苫)、横澤(札)
Q5)全国大会に向けた意気込み!
A)3月開催の全国大会に向けてモチベーションを上げているところです。
全国では全国制覇を目指して頑張ります!
昨年のチームでも1勝。
全国のレベルは高い。
残りの3ヶ月を大事に全国制覇だけを目指して準備していきます!
Q6)憧れのプロ野球選手は?
A)甲斐拓也(福岡ソフトバンクホークス)
守備において日本でもトップレベル。
特に肩の強さには憧れます。

木村主将(札幌大谷)
★新企画★
「今年の主将は何点?」
<監督さんに聞いた>
実技面、精神面、リーダー資質、など10項目を10段階で聞いてみた!
<実技面>
守備力:6.5
打撃力:7
走塁力:6
<精神面>
向上心:8
精神力:8
状況判断力:7
<リーダー資質>
統率力:8
協調性:9
戦略的思考:8
<総合>
信頼度:8
75.5点
★投手陣で名前が挙がった選手たち
〇須永 瑛太(すなが えいた)
2年・鉄東スワローズ出身
右投げ、右打ち
164センチ、65キロ
<球種>
ストレート、カーブ、スライダー、フォーク
<憧れのプロ野球選手>
大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)
真っすぐ、スライダーの切れがっ凄いところに憧れます。
<着てみたい高校野球(道内)のユニフォーム>
札幌大谷高等学校
〇松井 泰誓(まつい たいせい)
2年・中の島ビックタイガース出身
左投げ、左打ち
175センチ、77キロ
<球種>
ストレート、カーブ、カットボール、スプリット、フォーク
<憧れのプロ野球選手>
ダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)
変化球の切れや球種の多いところも憧れます。
<着てみたい高校野球(道内)のユニフォーム>
札幌大谷高等学校
〇北井 瑛大(きたい えいた)
2年・東16丁目フリッパーズ出身
右投げ、右打ち
180センチ、74キロ
<球種>
ストレート、カーブ、スライダー
<憧れのプロ野球選手>
千賀 滉大(ニューヨーク・メッツ)
<着てみたい高校野球(道内)のユニフォーム>
札幌大谷高等学校
〇佐々木 優太(ささき ゆうた)
2年・清田中央フレンズ出身
左投げ、左打ち
165センチ、56キロ
<球種>
ストレート、カーブ、スライダー、チェンジアップ
<憧れのプロ野球選手>
宮城 大弥(オリックス・バファローズ)
<着てみたい高校野球(道内)のユニフォーム>
札幌大谷高等学校

投手陣・写真左から佐々木、松井、須永、北井(札幌大谷)
<スイングスピード企画>
★146キロ
〇八村 莉玖(やつむら りく)
2年・東16丁目フリッパーズ出身
右投げ、右打ち
180センチ、105キロ
★140キロ
〇北井 瑛大(きたい えいた)
2年・東16丁目フリッパーズ出身
右投げ、右打ち
180センチ、74キロ
★139キロ
〇矢野 秀(やの しゅう)
2年・東16丁目フリッパーズ出身
右投げ、右打ち
165センチ、80キロ

スイングスピード企画・写真左から北井、八村、矢野(札幌大谷)
<発行人>
秋季全道大会・3位の成績を残し、大阪府で3月開催の全国選抜大会へ出場を決めた。
全国選抜大会は過去、2018明治神宮大会(高校の部)で全国優勝した世代、西原健太、太田流星、飯田柊哉などを擁した2016年大会の全国ベスト8が最高だ。
大会は全国7連盟から代表64チームを集めトーナメント戦で決する。
決勝までは6試合。
「やはり投手の頑張りが必要」と五十嵐監督。
今回、投手陣で名前が挙がった選手たちの活躍は絶対条件となってくる。
-リーグ戦を振り返る-
昨秋の秋季全道大会ブロック予選はBブロック(札幌大谷、千歳、小樽、苫小牧、札幌東、函館港西)に属し、3勝1敗1分でブロック2位。
しかし戦いぶりはけして楽ではなかった。
初戦の函館港西戦<9月3日、麻生>では投打の噛み合いが悪く4-8と黒星スタート。
2戦目の札幌東戦<9月6日、野幌第一>では3-3の引き分け。
2戦終えて勝ち星がない状態「このままでは不味い」とチーム内の誰もが感じていた。
次の2敗目が、一気に当落線上へとポジションチェンジは分かっていた。
勝ち切れない何かを感じながら3戦目の小樽<9月17日・麻生>に挑む。
重苦しいゲームの中、三回に2点献上。
またしても受け身の戦いぶりだ。
終盤の五回に2点を奪い同点とすると、五回の同点劇で札幌大谷打線に力が宿り、六回に集中打を浴びせ一気に大量13点を奪い15-2で初勝利を飾った。
迎えた4戦目・相手は苫小牧<9月18日、野幌第一>。
五十嵐監督も選手たちも「ここが大きなポイントとなったゲーム」と話す。
苫小牧の初回に2点を許し、またしても追いかける札幌大谷。
先発の上原優馬投手(1年・泉野イーグルス出身)を、中々打ち崩せず迎えた七回、最終回に3点を奪いサヨナラ勝利を飾った。
最終戦となった第5戦・千歳戦は7-0と大勝で決勝トーナメント進出に勢いをつけた。
戦いながらチームの歯車が-。
3戦目の初勝利で失いかけていた自信を取り戻し、4戦目の苫小牧戦でチームの歯車が強く噛み合い始めた。
一番の要因は、チームが向かうべき明確な目標を、全員がしっかりと共有したことに他ならない。
全国大会での活躍、応援しております!

発行人と札幌大谷ナイン
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協力:札幌大谷リトルシニア