<2024チーム訪問>札幌北広島ボーイズ
2023年度チーム訪問・第10弾は中学硬式野球の札幌北広島ボーイズへ昨年の12月23日に伺ってきました。
同チームは昨年8月、福島県で行われたスポチューバーTV旗争奪 第2回 日本少年野球 東北選抜大会へ北海道代表として出場し、優勝した小山ボーイズに準決勝で敗れるも3位と活躍した。
投手陣では竹村 惇志(3年・北野パワーズ出身)、中倉 悠生(3年・恵み野ロイヤルズ出身)、髙橋 颯太(3年・JBC日高ブレイヴ出身)らの頑張りが大きかった。
失点を許しても打撃陣がそれをカバーしてみせた。
「理想的な戦いができた」(札幌北広島ボーイズ・山田 徹監督)。
昨夏、秋の甲子園出場を目指した全道大会では、5人のOBがベンチ入りを果たした。
今年も新チーム佐々木主将と投手陣3人に話を聞いた。
スイングスピード企画にも挑戦していただきました。
◎3年生の主だった成績
〇=道内大会、★=全国及び道外大会
〇アシックス旗争奪 第32回春季北海道大会:準決勝
〇第16回スポーツ報知杯北海道大会:2回戦
〇ナガセケンコー杯 第32回 北海道支部春季リーグ戦(全国大会1次予選):準優勝
〇第11回日本少年野球北海道選手権大会(全国大会二次予選):4位
〇北海道野球伝来150年記念第9回支部長杯北海道大会:3位
〇第19回北海道函館大会:1回戦
★スポチューバーTV旗争奪 第2回 日本少年野球 東北選抜大会:3位
◎3年生の注目進路
北海、札幌大谷、札幌光星、立命館慶祥、北星大附、文教大附。
他公立校へ進学希望。
-山田監督からメッセージ-
しっかり目標を掲げ、目標達成の為、日々努力してほしい。
自分で考え行動することと、徳を積むことを、継続してください。
応援しております!
◎OBの活躍
昨夏、秋に行われた甲子園を懸けた全道大会(北北海道大会、南北海道大会、秋季全道大会)へ出場した同チームOBを紹介させていただきます。
<北北海道大会>
-遠軽高等学校-
〇坂地 虎太郎 2年
札幌北広島ボーイズ-厚別西キングパワーズ出身
〇宮澤 李佑 2年
札幌北広島ボーイズ-西の里カープジュニア出身
-札幌光星高等学校-
〇貞広 煌晴 1年
札幌北広島ボーイズ-恵庭和光ジュニアライオンズ出身
<秋季北海道大会>
-札幌第一高等学校-
〇但野 亨真 2年
札幌北広島ボーイズ-恵み野ロイヤルズ出身
-札幌国際情報高等学校-
〇後藤 新平 2年
札幌北広島ボーイズ-北広島イーストグローリー出身
<新チーム(2年生以下)主な成績>
〇ドリスポカップ争奪第11回秋季北海道大会:2回戦
〇第32回北海道支部秋季リーグ戦(全国大会1次予選):3勝5敗
〇第26回1年生ジュニア選手権大会
北広島A:0勝2敗
北広島B:1勝1敗
〇第11回日本少年野球秋季北海道選手権大会(全国大会2次予選):4位
<活動>
-冬期間-
平日練習:水・金曜日(17:00~20:00)自主参加
土日祝日:室内練習場(9:00~16:00)
-夏季間-
平日練習:水・金曜日(17:00~20:00)自主参加
土日祝日:大会等(9:00~17:00)
<団員>
2年=9人
1年=24人
6年=6人
<費用>
団費:5,000円
<主だった遠征先>
〇秩父別合宿(1泊2日)
1月下旬、3月下旬を予定
★現在も団員募集中
お問合せは下記までお待ちしております。
球団代表:小川正道090-2877-9777
監督:山田 徹090-8634-5635
<主将にインタビュー>
〇佐々木 孝久(ささき たかひさ)
2年・大曲ファイターズ出身
右投げ、右打ち
166センチ、55キロ
家族は両親と妹の4人。
-山田 徹監督のメッセージ-
温厚な性格ではあるものの、野球に対しては貪欲でいわゆる野球小僧。
意識や意欲があり、まだまだ伸びる選手です。
主将としてリーダーシップに、さらに磨きをかけて下さい!
Q1)普段やっている自宅でのトレーニングはありますか?
A)素振りや筋力トレーニングをメーンにやっている。
Q2)キャプテンから見た新チームはどんなチームですか?
A)凄く雰囲気が良く、元気があるチーム。
1、2年の学年の垣根が無く仲が良く、やる時はちゃんとやるチームです。
Q3)チームの課題は?
A)自ら考え行動できるかが課題。
守備では一つのエラーから失点につながらないようにしたい。
攻撃では得点力のある4番・信平隼汰(2年・菊水ジャガーズ)の前にいかに走者をためれるか。
Q4)課題克服の為、どんなことをされていますか?
A)自分たちで練習メニューを概ね決め。
自主性をもって取り組むことで、みんなの意識と行動が変わった。
Q5)昨秋、一番印象深い試合は何戦ですか?
A)第32回 北海道支部秋季リーグ戦(全国大会1次予選)
札幌ボーイズ戦で3-11で敗れた試合と、
第11回日本少年野球秋季北海道選手権大会(全国大会2次予選)
2回戦・札幌ボーイズ戦の8-3で勝利した2試合。
リーグ戦(全国大会1次予選)では3-11のコールドゲームで敗れたが、トーナメント(全国大会2次予選)で選手全員が気持ちを一つにし立ち向かい勝利し、リベンジできた。
打撃では信平の先制打から打線がつながった。
また途中出場の太田慶音(1年・千歳ブラックバード出身)のレフト柵越えホームランでさらに試合の主導権を握れた。
先発投手の伊東蒼生(2年・北陽レッドイーグルス出身)は、ストライク先行でリズムよく試合を作った。
中継ぎ登板した太田は、走者は出すも要所を抑え勝ちにつなげた。
投手の頑張りにバックも応え、ピンチの場面でダブルプレーをとるなど投手を助けた。
◆2回戦
札幌北広島ボーイズ8-3札幌ボーイズ
札幌ボーイズ
0001200=3
101330x=8
札幌北広島ボーイズ
(札)板野、小野、窪田-後藤
(北)伊東、太田-信平
▽本塁打:太田(北)
▽三塁打:煙山(北)
▽二塁打:小野、後藤(札)、伊東(北)
Q6)今シーズンに向けた意気込みを!
秋は秋季北海道選手権大会の準決勝、3位決定戦とたてつづけに敗れ悔しい思いをした。
夏は最高の仲間と大阪に行きたい!
個人的には主将としてチームをもっと引っ張り、守備や打撃でもチームのためになるよう頑張りたい!
Q7)憧れのプロ野球選手は?
A)甲斐拓也(福岡ソフトバンクホークス)
矢のような送球に憧れる。
★新企画★
「今年の主将は何点?」
<監督さんに聞いた>
<実技面>
守備力:6
打撃力:6
走塁力:6
<精神面>
向上心:8
精神力:7
状況判断力:7
<リーダー資質>
統率力:8
協調性:8
戦略的思考:8
<監督からの>
信頼度:7.5
<総合>
72.5点
<発行人>
佐々木主将はケガの為、秋はほぼ出場機会が無かった-。
新人戦の前から右肩に違和感を覚え。
第32回 北海道支部秋季リーグ戦(全国大会1次予選)の旭川大雪ボーイズ戦に先発出場した際、何気なく二塁送球した時に今まで感じたことのない痛みを感じた。
原因は肩の腱が炎症を起こしていたことと判明。
待ちに待った新人戦でプレーヤーとして試合に出場できない悔しさはあったが、気持ちを切り替えて裏方に徹した。
その後、1ヶ月間ノースローが続き、再び試合に出場できたのは(全国大会2次予選)の3位決定戦・とかち道東ボーイズ戦となる。
やっとの思いでスタメン出場は、捕手ではなく一塁手として出場。
試合には敗れてしまったが、選手として試合に出る喜びをひしひしと感じた。
こうした経験で、普段出場していない選手の気持ちも身をもって知った。
何気ない当たり前だったことが当たり前ではないことも。
不自由な生活になって気付かされること、苦労はしたくないけどこれはやっぱり有難い。
相手を優しく思いやる気持ちは、やがては包容力や観察眼といった大きな力へと進化発展するだろう。
佐々木キャプテンのグラウンドで躍動する姿が今から楽しみだ!
★投手陣で名前が挙がった選手たち
〇伊東 蒼生(いとう あおい)
2年・北陽レッドイーグルス出身
左投げ、左打ち
177センチ、64キロ
秋は投手 兼 外野手として出場。
<球種>
ストレート、カーブ
<憧れのプロ野球選手>
〇前田 悠伍(大阪桐蔭高等学校-2024福岡ソフトバンクホークス)
※昨年10月に行われたドラフト会議で、いわゆる「外れ1位」ながら、北海道日本ハムファイターズ、東北楽天ゴールデンイーグルス、福岡ソフトバンクホークスの3球団から指名を受け、抽選の結果ソフトバンクが交渉権を獲得。
〇信平 隼汰(のぶひら じゅんた)
2年・菊水ジャガーズ出身
右投げ、右打ち
173センチ、73キロ
秋は投手 兼 捕手 兼遊撃手として出場。
<球種>
ストレート、カーブ
<憧れのプロ野球選手>
〇山本 由伸(ロサンジェルス・ドジャース)
良いピッチングいつもしているところに憧れる。
〇坂本勇人(読売ジャイアンツ)
バッティングも守備も良いところに憧れます。
<着てみたい高校野球(道内)のユニフォーム>
北海高等学校
<スイングスピード企画>
★137キロ
〇信平 隼汰(のぶひら じゅんた)
2年・菊水ジャガーズ出身
右投げ、右打ち
173センチ、73キロ
<着てみたい高校野球(道内)のユニフォーム>
北海高等学校
★135キロ
〇太田 慶音(おおた けいと)
1年・千歳ブラックバード出身
右投げ、右打ち
170センチ、60キロ
<着てみたい高校野球(道内)のユニフォーム>
鵡川高等学校
★124キロ
〇土開 風詩(どかい ふうた)
1年・北野パワーズ出身
右投げ、右打ち
168センチ、57キロ
<着てみたい高校野球(道内)のユニフォーム>
北海高等学校
<発行人>
投打ともに信平、伊東の両輪がチームをけん引。
攻撃でも3番・伊東、4番・信平が大黒柱となる。
一方で1・2番、5・6番を任される選手も重要となってくる。
「この冬、特に2年生がより一層伸びてほしい」(山田監督)。
また1年生でも名前が挙がったのは太田(千歳ブラックバード出身)、千葉優輝(千歳ガッツ出身)らは成長株だ。
ポテンシャルも高く、何かのキッカケで大きな飛躍を遂げることは少なくない!
その他にも伸びてきている選手は片手では収まらない。
誰が上がってくるか、わからない楽しみな札幌北広島だ。
-自発的に動ける人間作り-
同チームは山田監督曰く「自発的に動ける人間作り」に重きを置く。
冬季練習は、数ある練習メニューからできるだけ主将を中心に決めている。
いわゆる自主性を促していた。
〇選手間で意見を出し合い
↓
〇(練習メニュー)計画を立てる
↓
〇指導者に練習メニューを報告
↓
〇実践
と言う流れだ。
もちろん、実践のあと検証もし成果が上がらなければ、修正を加えるなどしっかりと着地を見せる。
とても素晴らしいと思った。
「誰かを傷つけることなく、誰にも迷惑を掛けることなく」
「危険でないこと」を条件にやるぶんにはどんどんやるべきだ!
数多くチーム訪問を伺っているが、指導者によってそれぞれの視点が違って面白い。
「放任」「過干渉」とよく聞くワードがあるが、ある一定の距離感が肝なのかな。
大変勉強になりました。
主将の印象深かった言葉「最高の仲間と大阪に行きたい」(佐々木主将)。
やっぱり目指すところは-。
今夏の活躍期待してます!
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協力:札幌北広島ボーイズ