<2024チーム訪問>札幌東シニア

指導者の話にしっかりと耳を傾ける札幌東シニアナイン
2023年度チーム訪問・第16弾は中学硬式野球の札幌東リトルシニアへ1月13日に伺ってきました。
同チームは1980(昭和55)年に東日本ファイターズとしてスタートし、今年44年目を迎える。
ホームグラウンド・室内練習場は、石狩郡当別町獅子内に構え、就任5年目を迎える髙谷博志監督が今年もチームをけん引する。
選手は当別町・札幌市北区・東区・白石区・手稲区・中央区からも足しげく通う。
昨夏、秋の甲子園出場を目指した高校野球の全道大会では、延べ14人のOBがベンチ入りを果たすなど活躍が目覚ましい。
また北海の夏・春甲子園出場に同チーム出身選手らの活躍も光る!
さらに同チームOBで現在、阪神タイガースで活躍を続ける茨木秀俊さん(19)の頑張りも選手たちにとって大きな励みとなっている。
新チーム大西飛佑主将(2年・篠路西BFジュニア出身)と投手陣3人に話を聞いた。
加えてスイングスピード企画では140キロオーバーの強者もいた。

札幌東リトルシニア(2024)

冬季練習に励む札幌東シニアナイン

冬季練習に励む札幌東シニアナイン
◎3年生の主だった成績
〇=道内大会、★=全国及び道外大会
〇第32回春季全道大会兼第25回ミズノ旗争奪全道大会
Bブロック:1勝3敗・4位
〇第51回日本選手権北海道大会:2回戦
〇第8回北ガス杯全道大会:3回戦
〇第45回全道選手権大会兼第21回ゼット旗杯全道大会:3回戦
◎3年生の注目進路
3年生14人
私立東海大札幌、札幌光星、札幌龍谷、札幌静修、北海学園札幌、札幌大谷、小樽双葉、旭川実業。
道外には新潟県長岡市にある帝京長岡に進学するものもいる。
他公立校へ進学希望。
-髙谷 博志監督からメッセージ-
指導者・仲間との新しい出会いを大切に、チームの一つのピースなれるよう自分磨きをしっかりやって下さい。
1年生からの頑張りを重ね高校3年生でピークを迎えられるよう頑張って下さい!
応援しております。

札幌東リトルシニア(2023春季全道大会より)
◎OBの活躍
昨夏、秋に行われた甲子園を懸けた全道大会(北北海道大会、南北海道大会、秋季全道大会)へ出場した同チームOBを紹介させていただきます。
<第105回・夏の甲子園大会>
-北海高等学校-
〇片岡 誠亮 2年
札幌東シニア-ニュースターズ出身
<南北海道大会>
-北海高等学校-
〇片岡 誠亮 2年
札幌東シニア-ニュースターズ出身
-札幌第一高等学校-
〇長峯 周汰 3年
札幌東シニア-白菊ファイターズ出身
-北海道大谷室蘭高等学校-
〇三浦 陸 2年
札幌東シニア―南線ファイターズ出身
-立命館慶祥高等学校-
〇梅村 青波 3年
札幌東シニア-厚別西キングパワーズ出身
<北北海道大会>
-白樺学園高等学校-
〇相澤 謙成 3年
札幌東シニア―東雲ファイターズ出身
<2024春の甲子園大会>
-北海高等学校-
〇片岡 誠亮 2年
札幌東シニア-ニュースターズ出身
〇小野 遼斗 2年
札幌東シニア-東雲ファイターズ出身
<秋季北海道大会>
-北海高等学校-
〇片岡 誠亮 2年
札幌東シニア-ニュースターズ出身
〇小野 遼斗 2年
札幌東シニア-東雲ファイターズ出身
-札幌第一高等学校-
〇駒木 晃祐 1年
札幌東シニア-東ハリケーン出身
-北星大学附属高等学校-
〇古谷 皓樹 1年
札幌東シニア―北東ナイン出身
〇岩谷 優汰 2年
札幌東シニア-篠路西BFジュニア出身
〇伊藤 郁哉 2年
札幌東シニア-東雲ファイターズ出身
-東海大学附属高等学校-
〇山口 聖夏 1年
札幌東シニア-南線ファイターズ出身
〇太田 勝心 1年
札幌東シニア-丘珠オニオンズ出身
-札幌国際情報高等学校-
〇伊藤 彬 2年
札幌東シニア-日新ベアーズ出身

冬季練習に励む札幌東シニアナイン

指導者の話に耳を傾ける札幌東ナイン
<新チーム(2年生以下)主な成績>
〇1年生大会北海道予選会:準々決勝
〇第10回マツダボール旗杯全道大会:3回戦
〇第50回秋季全道大会新人戦兼第40回麻生自動車学校杯
<活動>
-冬期間-
平日練習:水・木・金曜日(~21:00)
土日祝日:専用室内練習場(9:00~17:00)
土曜日の午前中メニューは中沼小学校の体育館を利用し、心拍機能の向上を目的にトレーニングに時間を割いている。
-夏季間-
平日練習:火・水・木・金曜日(~21:00)
土日祝日:大会等(9:00~17:00)
グラウンド練習では当別球場、樽川球場を使用して行い、それぞれの学年の練習量は変わらない。

冬季練習に励む札幌東シニアナイン
<団員>
2年=14人
1年=13人
6年=5人(1月13日取材時)
<費用>
部 費:10,000円

冬季練習に励む札幌東シニアナイン
<主だった遠征先>
〇道南遠征(4月上旬)
★現在も団員募集中
お問合せは下記までお待ちしております。
球団監督 髙谷 090-4874-4428
事務局長 川又 090-9756-1539
球団E-mail sapporohigashi1@gmail.com

冬季練習に励む札幌東シニアナイン
<主将にインタビュー>
〇大西 飛佑(おおにし ひゆう)
2年・篠路西BFシュニア出身
右投げ、左打ち
171センチ、58キロ
家族は両親と兄と妹の5人。
昨秋は1、2番を任され遊撃手として出場した。
-髙谷 博志監督からメッセージ-
俊足で二遊間をこなす選手です。
プレーも積極的で向上心も高い!
キャプテンをやることで大変なこともあると思うが成長できるチャンス。
もっと自覚が芽生えれば高校でも活躍する選手になるだろう。
Q1)普段やっている自宅でのトレーニングはありますか?
A)体幹トレーニング
Q2)キャプテンから見た新チームはどんなチームですか?
A)守備と打撃にそれぞれ課題がありましたが大会後からの取り組みで改善に進んでいる。
Q3)チームの課題は?
A)気持ちの浮き沈みがあり、声が出てる時とピンチの場面で声が出ていないことが多かった。
守備では取れるアウト!
打撃では打ってチャンスを作れるように!
Q4)課題克服の為、どんなことをされていますか?
A)誰かに頼るのではなく、自ら積極的に声出しできるようみんなで取り組んでいる。
守備・打撃(フリー打撃など)ともに大会後の練習を重ねる度にみんなのレベルが上がっていることを実感してます。
Q5)昨秋、一番印象深い試合は何戦ですか?
A)秋季全道大会リーグ戦の札幌大谷戦。
結果、引き分けだった。
チャンスの場面で打席が回るも空振り三振で凡退してしまった。
あと一本出ていたらと悔しい。
Q6)今シーズンに向けた意気込みを!
昨年は僅差のゲームで敗れる試合が多かったが、今年は勝負強く接戦はすべて勝ちに結び付けたい!
Q7)憧れのプロ野球選手は?
柳田 悠岐(福岡ソフトバンクホークス)
どんな時でもフルスイングで、野球を楽しんでいるところに憧れます。

大西主将(札幌東)
★新企画★
「今年の主将は何点?」
<監督さんに聞いた>
<実技面>
守備力:8
打撃力:9
走塁力:10
<精神面>
向上心:10
精神力:5
状況判断力:6
<リーダー資質>
統率力:7
協調性:8
戦略的思考:7
<監督からの>
信頼度:10
<総合>
80点

札幌東シニア・室内練習場
★投手陣で名前が挙がった選手たち
〇長山 煌(ながやま こう)
2年・札苗スターズ出身
左投げ、左打ち
175センチ、61キロ
<球種>
ストレート、カーブ、スライダー
<憧れのプロ野球選手>
〇松井祐樹(サンディゴ・パドレス)
スライダーのキレに憧れる。
<着てみたい高校野球(道内)のユニフォーム>
北海高等学校
<髙谷監督に聞いた>
~投手としての10段階評価~
スピード:6
制球力 :7
スタミナ:5
経験値 :7
マウンド度胸:7
〇森 健成(もり たけなり)
2年・北白石ワイルドナイン出身
右投げ、右打ち
165センチ、66キロ
<球種>
ストレート、カーブ、スライダー
<憧れのプロ野球選手>
〇栗原 陵矢(福岡ソフトバンクホークス)
<着てみたい高校野球(道内)のユニフォーム>
北海高等学校
<髙谷監督に聞いた>
~投手としての10段階評価~
スピード:7
制球力 :9
スタミナ:10
経験値 :8
マウンド度胸:9
〇堀部 大翔(ほりべ まさと)
2年・札幌豊平リトルリーグ出身(硬式)
右投げ、右打ち
181センチ、77キロ
<球種>
ストレート、スライダー、カーブ、フォーク、チェンジアップ
<憧れのプロ野球選手>
〇千賀 滉大(ニューヨーク・メッツ)
フォークの変化量に憧れる。
<着てみたい高校野球(道内)のユニフォーム>
北海高等学校
<髙谷監督に聞いた>
~投手としての10段階評価~
スピード:8
制球力 :5
スタミナ:6
経験値 :6
マウンド度胸:6

投手陣・写真左から長山、森、堀部(札幌東)
<スイングスピード企画>
★143キロ
〇堀部 大翔(ほりべ まさと)
2年・札幌豊平リトルリーグ出身(硬式)
右投げ、右打ち
181センチ、77キロ
<着てみたい高校野球(道内)のユニフォーム>
北海高等学校
★130キロ
〇木戸 楽翔(きど がくと)
2年・北白石ワイルドナイン出身
右投げ、右打ち
182センチ、65キロ
<着てみたい高校野球(道内)のユニフォーム>
東海大学附属札幌高等学校
★128キロ
〇佐藤 太一(さとう たいち)
1年・屯田ベアーズ出身
右投げ、右打ち
164センチ、72キロ
<着てみたい高校野球(道内)のユニフォーム>
札幌第一高等学校

スイングスピード企画・写真左から木戸、堀部、佐藤太(札幌東)
<発行人>
昨年は僅差で敗れるケースが多かった。
「今年はそんなことが無いように振りこんでいる。投手陣もロースコアでゲームを作れるよう準備をしている」(髙谷監督)。
秋季全道大会を終えて、多くの選手が伸びてきている!
攻守のバランスが整い始め、春のオープン戦からどういう戦いぶりになるのか楽しみだ!
「得点力があり、今年は頑張って日本選手権狙います」(髙谷監督)。
直言直行に「うちはスクイズとかしないし、基本バントもしたくないので打って勝ちたい」と話すのは髙谷監督。
加えて高校3年ピークを掲げる。
この2つの「打って勝ちたい」「高校3年ピーク」は、監督就任当時から一貫してブレずに行っている。
そうした積み上げの成果が高校野球の世界で“華”開いている。
中学1年から3年の三年間、成長に個人差があることは言うまでもない。
他と比べ成長があとの選手でも中学3年でようやく間に合う選手や高校に入ってから急激に成長する選手と様々だ。
取り分け身体の大きい選手は結果が出やすく、身体の成長が奥手な選手は成長待ちになるケースが高い。
しかし身体の大きさに関係なく中学での三年間は「打撃はしっかりと強く振るスイングを作り上げること。守備では基礎練習をしっかり行うこと」と力を込める髙谷監督。
同チームでは練習でもバットを短く持つことは禁止だ。
また劣勢の場面で相手強打者に対し昨今、申告敬遠で勝負を避けるケースは少なくない。
しかし同チームに勝負を避けることは皆無。
「抑えれば財産、打たれれば課題」と何とも腹を括った采配は実に気持ちがいい。
野球において中学時代は正に根幹と言わんばかり。
しっかりと目標を定め、選手たちが地に足をつけ、今何をやるべきかを明確に定めている。
揺るぎない「育成」を軸に考えさせながら寄り添う指導が見て取れた。
ご自身も函館工業から北海学園大学硬式野球部-NTT北海道硬式野球部で常に4番を務め、大舞台・東京ドームで全国都市対抗戦を何度となく経験。
現役を退いてからは母校の北海学園大学硬式野球部の監督も歴任した。
卓越した指導力と自身の経験を元に多感な中学生に対し、今なお情熱をもって指導していた。
印象深かった言葉-。
「高校3年でピークを迎えた者は、また上を目指したいものです」と髙谷監督。
目標だったけわしい山に 登りきると、その向こうにまた山があることを知る。
その道を、極めた者ほど山の厳しさと奥深さも同時に知るだろう。
さらに極めたい者は自信と覚悟をもってまたその先の山に登りだす。
札幌東シニアの戦いぶりが今から待ち遠しい。
がんばれ札幌東リトルシニア!

発行人と札幌東シニアの選手達
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協力:札幌東リトルシニア