<2024チーム訪問>日高シニア

冬季練習に励む日高リトルシニア
2023年度チーム訪問・第23弾は中学硬式野球の日高リトルシニアへ2月4日に伺ってきました。
同チームは昨年、日本選手権北海道予選・準優勝と躍進し、全国大会出場も果たした。
さらに同年8月、エスコンフィールド北海道で行われたFBC U-15※では、決勝で札幌新琴似リトルシニアを5-3の逆転で破り初の全道優勝も掴んだ!
新チームは秋季全道大会・リーグ戦で5勝0敗。
リーグ戦では危なげない戦いを見せるも決勝トーナメントでは1回戦で涙した。
昨夏、秋の甲子園大会出場を目指した全道大会では、延べ6人のOBがベンチ入りを果たした。
甲子園大会へ出場した北海高校ベンチ入りには幌村魅影(2年・日高シニア-みゆきフェニックス出身)、中川光月(3年・日高シニア-様似野球少年団出身)、谷川凌駕(2年・日高シニア-JBC日高ブレイヴ出身)の3人が夢舞台に立った。
今春3月の甲子園大会でもOBの活躍に期待したい。
選手取材では古川悠雅主将(2年・浦河野球少年団出身)と投手陣3人に話を聞いた。
またスイングスピード企画にも挑戦していただきました。
※FIGHTERS BASEBALL CHAMPIONSHIP U-15
北海道の中学硬式野球(リトルシニア・ボーイズリーグ・ポニーリーグ)の垣根を外した北海道ナンバーワンを決める大会。

FBC-15初優勝の日高リトルシニア=(写真・チーム提供)

FBC-15初優勝の日高リトルシニア=(写真・チーム提供)
◎3年生の主だった成績
〇=道内大会、★=全国及び道外大会
〇第32回春季全道大会兼第25回ミズノ旗争奪全道大会
Bブロック:4勝0敗 1位
決勝トーナメント:3位
〇第51回日本選手権北海道大会:準優勝
★第51回日本リトルシニア日本選手権大会:1回戦
〇第8回北ガス杯全道大会:3位
〇FIGHTERS BASEBALL CHAMPIONSHIP2023 U-15:優勝
〇第45回 全道選手権大会兼第21回ゼット旗杯全道大会:準々決勝
◎3年生の注目進路
3年生:10人
私立は北海、札幌日大、北星大附、札幌光星、駒大苫小牧。
道外私立に帝京長岡。
他公立校へ進学希望。
-髙城幸司監督からメッセージ-
これからが勝負です!
人生のメーンイベント高校野球で大きな華を咲かせるよう頑張って下さい!

日高リトルシニア(春季全道大会・開会式より)
◎OBの活躍
昨夏、秋に行われた甲子園を懸けた全道大会(北北海道大会、南北海道大会、秋季全道大会)へ出場した同チームOBを紹介させていただきます。
<夏の甲子園大会>
-北海高等学校-
〇幌村 魅影 2年
日高シニア-みゆきフェニックス出身
〇中川 光月 3年
日高シニア-様似野球少年団出身
〇谷川 凌駕 2年
日高シニア-JBC日高ブレイヴ出身
<南北海道大会>
-北海高等学校-
〇幌村 魅影 2年
日高シニア-みゆきフェニックス出身
〇中川 光月 3年
日高シニア-様似野球少年団出身
〇谷川 凌駕 2年
日高シニア-JBC日高ブレイヴ出身
<新潟県大会>
-帝京長岡高等学校-
〇加藤 龍一 2年
日高シニア-三石リトル野球協会出身
<秋季北海道大会>
-北海高等学校-
〇幌村 魅影 2年
日高シニア-みゆきフェニックス出身
〇谷川 凌駕 2年
日高シニア-JBC日高ブレイヴ出身
-クラーク記念国際高等学校-
〇堀川 塁斗 2年
日高シニア-様似野球スポーツ少年団出身
<北信越大会>
-帝京長岡高等学校-
〇加藤 龍一 2年
日高シニア-三石リトル野球協会出身

指導者の話に耳を傾ける日高シニアナイン

指導者の話に耳を傾ける日高シニアナイン
<新チーム(2年生以下)主な成績>
〇第10回マツダボール旗杯全道大会:3回戦
〇第50回秋季全道大会新人戦兼第40回麻生自動車学校杯
Aブロック:5勝0敗 1位
決勝トーナメント:1回戦
<活動>
-冬季間-
平日練習:室内練習場 火・木曜日(17:00~20:30)
土日祝日:浦川第一中学校(9:00~12:00)、室内練習場(13:00~15:30)
-夏季間-
平日練習:荻伏球場・火・木曜日(17:00~20:30)
土日祝日:大会等(9:00~15:30)
<団員>現在も募集中です!
2年=12人
1年=9人
6年=5人(2月4日現在)
<費用>
入団金:10,000円
団 費:6,000円
バス維持費:50,000円(年間)

冬季練習に励む日高シニアナイン
<主だった遠征先>
〇大阪遠征:3月22~26日
遠征では対外試合を予定(南大阪BBC、河南シニア、泉佐野シニア、貝塚シニア)
〇オープン戦・予定
<3月>
09~10日 大空シニア
16~17日 札幌北シニア、旭川北稜球団
30~31日 北空知深川、とかち帯広シニア
<4月>
06~07日 岩見沢、札幌中央シニア
13、14日 小樽シニア
20、21日 札幌栄、札幌真駒内シニア
★現在も団員募集中
お問合せは下記までお待ちしております。
日高リトルシニア 事務局
真下 修 090-3018-0595
浦川 順子 090-1647-7659

秋季全道大会より=(写真・チーム提供)
<主将にインタビュー>
〇古川 悠雅(ふるかわ ゆうが)
2年・浦河野球少年団出身
右投げ、右打ち
172センチ、75キロ
昨秋は4番・捕手として出場。
家族は両親と兄の4人。
-髙城幸司監督からメッセージ-
力強さと勝負強さを併せ持つ選手です。
課題は全体的に俊敏性を上げること。
守備では制度の良いスローイング、攻撃では変化球対応。
主将としてもっと周りに気を配り、寄り添う気持ちをもってほしい。
信頼しているので頑張ってほしい。
Q1)普段やっている自宅でのトレーニングはありますか?
A)素振りと筋トレ
Q2)キャプテンから見た新チームはどんなチームですか?
A)元気があって、個性豊かな選手が揃っている。
Q3)チームの課題は?
A)バッティング
昨秋は打線がつながらず敗れた。
Q4)課題克服の為、どんなことをされていますか?
A)各自、素振りを自主練で行うことを徹底。
やっているか、やっていないかは今後のオープン戦などで結果がでる。
Q5)昨秋、一番印象深い試合は何戦ですか?
A)秋季全道大会・決勝トーナメント1回戦の空知滝川戦。
自分達の考え方の甘さを痛感した。
そこの弱さを認めて次の対戦では必ずリベンジします!
Q6)憧れのプロ野球選手は?
A)柳田悠岐(福岡ソフトバンクホークス)
いつでもフルスイングが、できているところに憧れる。
Q7)着てみたい高校野球(道内)のユニフォームは?
北海道栄高等学校
オレンジ色のユニフォームに憧れる。
Q8)今シーズンに向けた意気込みを!
全道優勝!
そして昨年の3年生が叶わなかった全国の舞台で全国ベスト8進出を目指します!

古川主将(日高)
★新企画★
「今年の主将は何点?」
<監督さんに聞いた>
<実技面>
守備力:5
打撃力:7
走塁力:2
<精神面>
向上心:10
精神力:2
状況判断力:3
<リーダー資質>
統率力:6
協調性:2
戦略的思考:3
<監督からの>
信頼度:10
<総合>
50点

秋季全道大会より=(写真・チーム提供)
★投手陣で名前が挙がった選手たち
〇林 将輝(はやし しょうき)
2年・みゆきフェニックス出身
右投げ、右打ち
169センチ、60キロ
<球種>
ストレート、カーブ、スライダー、スプリット、チェンジアップ、カットボール
<憧れのプロ野球選手>
山下 舜平大(オリックスバッファローズ)
ストレートの伸びとキレ、加えて投げ方もコンパクトでトータルで憧れます。
<着てみたい高校野球(道内)のユニフォームは>
札幌大谷高等学校
<髙城監督に聞いた>
~投手としての10段階評価~
スピード:10
制球力 :6
スタミナ:7
経験値 :10
マウンド度胸:10
〇中川 翼(なかがわ つばさ)
2年・荻伏野球少年団出身
右投げ、右打ち
173センチ、81キロ
<球種>
ストレート、カーブ、スライダー
<憧れのプロ野球選手>
千賀滉大(ニューヨーク・メッツ)
身体は大きくないが、スピードボールやおばけフォークを投げるなど凄いピッチングをするところに憧れます。
<着てみたい高校野球(道内)のユニフォームは>
北海高等学校
<髙城監督に聞いた>
~投手としての10段階評価~
スピード:8
制球力 :2
スタミナ:3
経験値 :3
マウンド度胸:3
〇木村 隼(きむら じゅん)
2年・JBC日高ブレイヴ出身
右投げ、右打ち
183センチ、75キロ
<球種>
ストレート、スライダー、カーブ、ツーシーム
<憧れのプロ野球選手>
佐々木朗希(千葉ロッテマリーンズ)
ストレートのキレと伸びに憧れます。
<着てみたい高校野球(道内)のユニフォームは>
札幌日本大学高等学校
<髙城監督に聞いた>
~投手としての10段階評価~
スピード:7
制球力 :4
スタミナ:3
経験値 :2
マウンド度胸:2

投手陣・中川、林、木村(日高)
<スイングスピード企画>

スイングスピード企画に挑戦した日高シニアナイン
★135キロ
〇林 将輝(はやし しょうき)
2年・みゆきフェニックス出身
右投げ、右打ち
169センチ、60キロ
<着てみたい高校野球(道内)のユニフォーム>
札幌大谷高等学校
★133キロ
〇中川 翼(なかがわ つばさ)
2年・荻伏野球少年団出身
右投げ、右打ち
173センチ、81キロ
<着てみたい高校野球(道内)のユニフォーム>
北海高等学校
★132キロ
〇吉田 絢虎(よしだ けんと)
1年・静内ホワイト☆スターズ出身
右投げ、右打ち
167センチ、75キロ
<着てみたい高校野球(道内)のユニフォーム>
北海高等学校

スイングスピード企画・写真左から中川、林、吉田(日高)
<発行人>
創部2010(平成22)年、日高管内初の中学硬式クラブチームが誕生。
日高リトルシニアは、今シーズンで14年目を迎えます。
昨年は日本選手権道予選・準優勝、FBC U15優勝と飛躍の一途。
投手3枚、ゲームを支配できるか!
今春の全国選抜大会出場は逃したものの日高ナインは夏こそはと目を輝かせる。
なんと言っても<注目>林 将輝(2年・みゆきフェニックス出身)は昨夏、最速138キロをマークするなど世代ナンバーワン投手だ。
小柄ながら抜群の身体能力でキレの良いストレートと変化球を織り交ぜ打者を翻弄する。
試合終盤になっても球威が落ちないのは持ち味の一つだ。
また同選手はリトルシニア北海道選抜にも選出され日台会長杯争奪国際親善大会(27~31日、台湾・嘉義市)にも出場した。
林に続けとばかりに中川 翼(2年・荻伏野球少年団出身)は、球威のあるストレートが武器だ。
林まではいかないが130キロ前後がコーナーいっぱいに決まれば打たれない。
課題の制球力を掴んだ時、一気にブレイクの予感。
兄2人はともに北海高校出身。
次男の光月(北海高・3年)は、4月から岩見沢市栗沢の社会人野球クラブチーム「トッキュウ・ブルーローズ」で都市対抗野球出場を目指す。
木村 隼(2年・JBC日高ブレイヴ出身)は、テンポの良さが長所だ。
まだ経験は浅いがショートイニングの実績はある。
スタミナと試合経験の両輪を掴んだ時、独り立ちが見える!
また同選手はロングも打てて昨秋はクリーンナップも担った。
投打の活躍に期待が懸かる。
堅守でチームを支える!
昨秋はバッテリーを中心にセンターラインから堅守でゲームを作った。
遊撃手の幌村偲月(2年・みゆきフェニックス出身)は、フットワークも良くポテンシャルの高さもうかがわせる。
二塁手は昨秋、福岡栄多郎(2年・JBC日高ブレイヴ出身)が、担ったが伊藤慎之助(2年・静内ホワイト☆スターズ出身)の存在でポジション争いも激化の予感。
中堅手・川村太燿(2年・えるも新栄野球スポーツ少年団出身)は、俊足で守備範囲が広く球際も強い。
加えて外野手を務めた伊藤竜之助(2年・静内ホワイト☆スターズ出身)も成長著しい。
髙城監督は「課題は攻撃力!上位から下位まで切れ目の無い打線を目指したい」と思い描く。
秋季全道大会・決勝トーナメントは、よもやの1回戦敗退。
立ち止まるわけにはいかない!
秋の悔しさを球音に乗せ、掴んで見せます夏のてっぺん!
頑張れ、日高リトルシニア!

秋季全道大会より=(写真・チーム提供)
@strikeweb.com #日高リトルシニア#発行人のチーム訪問 #ベースボール北海道ストライク #北海道リトルシニア #硬式野球 #北海道 #野球 ♬ 怪獣の花唄 – Vaundy
協力:日高リトルシニア