林和男旗杯が6年ぶり北海道大会として開幕!

全国から57チームが一堂に会した林和男杯旗・開会式=23日、札幌円山
日本リトルシニアの全国大会、「JA共済トーナメント 第15回林和男旗杯野球大会兼第7回Girls Championship IN HOKKAIDO」の開会式が7月23日、札幌・円山球場で行われ、北空知深川リトルシニアの野呂主将の選手宣誓を皮切りに開幕した。
林和男旗杯大会は九州、関西、東海、関東、信越、東北、北海道の各連盟から48チームが参加。
競技は24日から札幌市円山、麻生、江別市、岩見沢市、千歳市、苫小牧市の各球場で29日まで熱戦が展開される。
北海道大会は2018年以来、6年ぶりの開催。
ガールズチャンピオンシップ大会は北海道Girlsなど9チームが出場、27日まで行われる。
主管:日本リトルシニア中学硬式野球協会北海道連盟

北空知深川・野呂主将の選手宣誓
<北海道勢近年の活躍>
2016(平成28)年、札幌南リトルシニアが第3位。
2018(平成30)年では、札幌東リトルシニアが初優勝を飾った。
6年ぶりの優勝に期待が懸かる!
―ガールズの活躍が目覚ましい―
2018(平成30)、2023(令和5)年に第3位。
2019(令和元)、2022(令和4)年に準優勝と活躍。
いよいよ初優勝に期待が懸かる!
<関連記事>

北海道連盟から札幌大谷など16チームが参加、全国48チームで熱戦が展開される

会場を盛り上げた北海道警察音楽隊&カラーガード隊

開会宣言する伊藤儀隆・日本リトルシニア中学硬式野球協会副会長

国歌独唱・林 実穂(札幌大谷高等学校)
開会式は盛大に行われた。北海道警察音楽隊&カラーガード隊の歓迎演奏で林和男旗杯大会出場の48チームとガールズチャンピオンシップ大会の9チームが入場した。
林和男旗杯大会の道内チームは日本選手権北海道大会の3位チームの札幌大谷シニア、北空知深川シニアなど16チームが参加した。
大会委員長の伊藤儀隆・日本リトルシニア中学硬式野球協会副会長(北海道連盟理事長)の開会宣言の後、札幌大谷高の林実穂さんの国家独唱もあり会場を盛り上げた。
前年優勝の豊田シニア(東海連盟)、WEST TOKYO武蔵なでしこから優勝旗、優勝杯が返還され、林清一・日本リトルシニア中学硬式野球協会会長から「こんな素晴らしい球場(円山)で開催できることは大変うれしい。熱中対策をしっかりとってあす(24日)からのプレーを頑張ってください」と選手たちを激励し、大会は開幕した。
2020年は新型コロナで大会中止となったが北海道での開催は6年ぶり。
北海道チームの優勝は2018年の札幌東シニアの一度だけ。
それだけに今大会に賭ける道内チームの意気込みが強く伝わってくる。
北空知深川シニアの野呂佳佑主将が選手宣誓「ここに来るまでお世話になった両親やコーチ、監督、協力してくれたすべての人に感謝し、全力で戦い抜きます」と力強く宣言した。
♢道内16チームを代表して4チームのキャプテンに意気込みを聞いた♢
♦札幌大谷・木村 将也主将(3年、東16丁目フリッパーズ出身)
選手権は3位だったが、そのあとの北ガス杯夏季全道大会で準優勝しチームは自信がつきました。
最後の全国大会なので優勝を目指して頑張ります。

札幌大谷・木村将也主将
♦北空知深川・野呂 佳佑主将(3年、芦別ジュニアスターズ出身)
初めての全国大会、開会式も独特の雰囲気があり緊張しました。
当たって砕けろ!の挑戦者魂で臨んでいきます

選手宣誓の大役もこなした北空知深川・野呂佳佑主将
♦岩見沢・高橋 昊佑主将(3年、岩見沢南ビクトリー出身)
中学での全国大会はこれが初めて。
自分たちがこれまでやってきたことをすべてぶつける。
最後のビッグ大会なので楽しむことも重点に置きます。

岩見沢・高橋昊佑主将
♦札幌真駒内・古屋 瑠音主将(3年、白石リトルファイターズ出身)
全国大会は初めての経験。もちろん優勝を目指します。
今までやってきたことをすべて出します。

札幌真駒内・古屋瑠音主将
協力:日本リトルシニア中学硬式野球協会北海道連盟
|