札幌選抜チーム、都市対抗戦へ向け一次セレクション実施!
札幌選抜チーム、北海道学童軟式野球都市対抗戦へ向け一次セレクション実施!
札幌市東区にある北海道日本ハム屋内練習場で8月31日、「2024札幌選抜チーム」の一次セレクションが行われ、札幌市内全域から集まった選手たちが厳しい選考に挑みました。
一次セレクションは9月1日にも行われ、合計2日間で104人が受験する予定です。
なお、二次セレクションに進む者は後日、ベースボール北海道ストライクで発表いたします。
同チームは、苫小牧市で10月下旬に開催される北海道学童軟式野球都市対抗戦に出場します。
<セレクション>
31日に行われた一次セレクションでは、参加者たちはまずキャッチボールを行い、その後、スピードを測るための30メートル走が実施されました。
この段階で、参加者の基本的な運動能力や俊敏性がチェックされました。
さらにその後、選手たちはポジションごとにバッテリー組と走者に分かれて、実戦形式のトレーニングに挑みました。
投手は、牽制球の精度やクイックモーションの速さを評価され、一方で捕手は、素早い二塁送球の技術が試されました。
走者に対しては、スタートダッシュの鋭さやベースランニング中のスピードが測定されるなど、各ポジションに応じた特有のスキルや能力が評価されました。
これにより、選手一人ひとりの特徴や適性が見極められました。
その後の打撃練習では、まず「置きティ」から始まり、続いてティバッティングが行われました。
さらに、より動きのある状況に対応するためのプラスチックボールを使用した打撃練習も行われました。
これらの練習を通じて、選手たちのバッティングフォームやボールへの対応力が厳しくチェックされました。
守備力の評価も重視されており、内野と外野に分かれてのボール回しや、各ポジション別のノック練習が実施されました。
特に内野手には、素早いグラブさばきや正確なスローイングが求められ、外野手にはフライの捕球力や肩の強さが試されました。
これにより、守備の安定感やチームプレーの適応力が確認されました。
今回のセレクションには、札幌選抜の指導陣だけでなく、渡辺 敦監督とゆかりの深い指導者もサポート役として積極的に参加していた。
また、昨年の全国大会で準優勝を果たした札幌選抜のメンバーのうち、15人がこのセレクションをサポートするために駆けつけました。
彼らは中学生になり、さらに成長した姿を見せながら、後輩たちを励まし指導しました。
さらに、星置レッドソックスのナインもデモンストレーション役を務め、セレクションの進行がスムーズに進むよう協力しました。
セレクションという場で緊張感を完全に拭うことはできないものの、彼らの協力によって、選手たちは自分の力を発揮できる環境が整えられました。
このように、多くの協力者とサポートのもとで、セレクション1日目は終わりました。
<発行人>
セレクションの一次に合格する者もいれば、残念ながら落選する者も必ず存在します。
しかし、忘れてはならないのは、このセレクションを通じて得た経験と学びです。
結果に一喜一憂するのではなく、この貴重な機会をどのように生かしていくかが、その後の成長に大きく影響します。
成功した者は、自分の努力が認められたことに感謝し、更なる高みを目指して努力を続けることが求められます。
一方で、惜しくも結果が思わしくなかった者も、その悔しさをバネに、次の挑戦に向けて準備を整えることが大切です。
落選という結果は、決してその人の価値を否定するものではありません。
むしろ、それは自分自身を見つめ直し、足りない部分を補うための貴重なチャンスでもあります。
失敗を恐れず、何度でも挑戦する勇気こそが、真の強さです。
そして、どんな小さな進歩でも、それを積み重ねていくことで、やがて大きな成長へと繋がります。
また、このセレクションの場で培った仲間との絆も大切にしてください。
同じ目標を持つ仲間たちと切磋琢磨することで、お互いに刺激し合い、励まし合いながら成長していくことができます。
スポーツは個人の努力だけでなく、チームとしての協力も必要不可欠です。
そのためには、互いに尊敬し、助け合いながら共に高め合う精神が重要です。
このように、多くのサポートと協力のもとで行われたセレクションを通じて得たものは、単なる技術や体力だけでなく、人間としての成長にも繋がります。
目の前の結果に左右されることなく、常に前を向いて努力を続ける姿勢を持ち続けることが、何よりも大切だと考えます。
今後も、自分の夢や目標に向かって粘り強く挑戦し続けていきましょう。
どんな困難や壁が立ちはだかっても、それを乗り越える強さを持つことが、未来への鍵となるのではないでしょうか。
皆さんの今後の活躍を心から応援しています。
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