札幌新琴似リトルシニア、圧巻の打撃で全国切符

第3位の札幌新琴似リトルシニア
札幌新琴似リトルシニア、全国選抜大会出場決定! 岩見沢に11-1で圧勝し代表権獲得
中学硬式野球のリトルシニア秋季全道大会新人戦が13日、札幌円山球場で3位決定戦と決勝の2試合が行われ、3位決定戦で札幌新琴似リトルシニアが岩見沢リトルシニアを11-1の四回コールドゲームで下し、全国選抜大会の代表権を掴んだ。
決勝では、北空知深川リトルシニアが札幌北リトルシニアを4-1で下し、創部4年目にして初優勝に輝いた。
同大会の上位3チームは、来春3月に大阪府で行われる全国選抜大会への出場権を獲得しました。
また、同連盟としては今夏、第15回林和男杯旗野球大会 in HOKKAIDO が盛大に開催されるなど、充実した一年が今大会をもって終了となりました。

メダルの授与を受ける札幌新琴似リトルシニアナイン
◆3位決定戦(13日)
札幌新琴似11-1岩見沢
岩見沢
0100=1
2027=11
札幌新琴似
(四回コールドゲーム)
(岩)田中颯、橋本、吉田暁-中島
(新)小田桐-其田
▽三塁打:有山、中村一2(新)
▽二塁打:高野(岩)
札幌新琴似リトルシニア、圧巻の打撃で全国切符 小田桐投手の好投で岩見沢に快勝
札幌新琴似リトルシニアが13日、札幌円山球場で行われたリトルシニア秋季全道大会新人戦の3位決定戦で岩見沢リトルシニアを11-1の四回コールドゲームで下し、全国選抜大会への出場権を獲得した。初回、一番打者・中村優斗(2年・東雲ファイターズ出身)がレフト前ヒットと四球でチャンスを作り、4番・有山 大陸(2年・月寒アパッチャーズ出身)のセンターオーバー2点タイムリー三塁打で先制。
2-1とリードを保った三回には、二死二、三塁から代打・中村一葵(2年・東16丁目フリッパーズ出身)が、ライトオーバーの2点タイムリー三塁打を放ち、さらに点差を広げた。
四回には打線が爆発し、一挙7点を奪って試合を決定づけた。
投手では、小田桐悠斗(2年・東雲ファイターズ出身)が四回1失点で完投し、勝利に貢献。
生嶋宏冶監督は「小田桐は1点を失ったが、よく踏ん張った」と称賛しながらも「守備に課題が残る。内野守備を強化していきたい」と今後の課題を指摘した。
札幌新琴似リトルシニアは1月11日から和歌山県で行われる和歌山大会に出場し、さらに2月には静岡県掛川市でのスプリングキャンプにも参加予定。全国レベルの強豪チームとの対戦が続く中で、さらなる飛躍を目指す

四回完投の小田桐投手(札幌新琴似)
岩見沢リトルシニア、惜しくも全国大会ならず!
終盤力尽きるも再起誓う
全国大会出場まであと一勝と迫った岩見沢リトルシニアだったが、強豪相手に最後のチャンスをものにできず、悔しい敗戦を喫した。
試合は2点を追う二回、4番・髙野 成矢(2年・栗山ロッキーズ出身)のレフトオーバーの二塁打で好機をつかんだ。
続く5番・田中 颯真(2年・夕張ダイヤモンドスターズ出身)の内ゴロで三塁に進み、6番・木村 展大(2年・夕張ダイヤモンドスターズ出身)の内ゴロの間に三走・髙野が生還。
効率的な攻撃で1点を返し、反撃ムードを高めた。
続く三回、9番・館野 莉玖(2年・夕張ダイヤモンドスターズ出身)がライト前ヒットで出塁し、チャンスを広げるも、次打者がダブルプレーに倒れ流れをつかみきれなかった。
四回にも二死から四球を選び攻撃の糸口を探るが、後続が続かず無得点。
四回裏には大量失点を喫し、試合は一気に悔しい結果となった。
あと一歩のところで全国大会の夢は潰えたが、岩見沢リトルシニアはこの敗戦を糧に、冬の厳しい練習を乗り越えて来年の夏に再び全国の舞台を目指すことを誓った。

3位決定戦に挑んだ岩見沢リトルシニア

ピンチの場面で谷口監督を中心にマウンドに集まる岩見沢ナイン