東海大札幌、北海を下し10年ぶり6度目の優勝!

東海大札幌
東海大札幌、北海を下し10年ぶり6度目の優勝!
矢吹・太田の活躍でセンバツ出場確実に
東海大札幌が昨年の王者・北海を破り、10年ぶり6度目の優勝を果たした。
これにより、東海大四時代に全国準優勝を遂げた2015年以来となるセンバツ出場をほぼ確実にした。
秋季北海道大会 ・決勝戦(10/24(木) 大和ハウスプレミストドーム)
北海高校
000 000 000 0
000 200 00X 2
東海大札幌
(北)小野、浅水-長南
(東)矢吹、高橋、矢吹-鈴木
▽本塁打:太田勝馬(東)
▽二塁打:齋藤(北)、豊島、上田(東)
この試合は、昨秋の決勝と同じカードで再び実現した一戦。
両チーム無得点で迎えた四回、一死二塁のチャンスに4番・太田勝馬(2年・札幌東シニア-丘珠オニオンズ出身)がレフトポール直撃の2ランホームランを放ち、東海大札幌が2点を先制した。
先発を務めた最速143キロ左腕・矢吹太寛投手(2年・苫小牧シニア-沼ノ端スポーツ少年団出身)は五回無失点の好投を見せ、六回からは高橋英汰投手(2年・札幌新琴似シニア-篠路ライオンズ出身)がマウンドに登場し、リードを守り抜いた。
昨秋の決勝では最大4点リードから逆転負けを喫していたが、今回の勝利でリベンジを果たした。
東海大札幌が来春のセンバツ代表校に選出されれば、2016年の校名変更以降、春夏通じて初の甲子園出場となる。
10年ぶり6度目の甲子園出場に大きく近づいた東海大札幌。
優勝した東海大札幌は、11月20日から始まる第55回明治神宮大会に出場し、全国レベルを肌で感じながら選抜大会に備える予定だ。
第97回選抜大会は、2025年3月18日に開幕する。

神宮大会・組合せ表
東海大札幌・遠藤愛義新監督がチームを指揮、門馬流の手腕に期待
神奈川県出身の遠藤愛義新監督(39)が、7月27日より東海大学付属札幌高校の新監督として指揮を執っている。
遠藤監督は東海大相模高校から東海大学へ進学し、大学時代には春秋合わせて4度の全国大会に出場。
その後、東海大系列の各校で指導者として活躍し、東海大菅生高校と東海大相模高校で計5度の甲子園出場を果たした経験を持つ。
特に東海大相模では、名将・門馬敬治監督の下で多くを学び、門馬流の緻密な戦略と強力なチーム作りのノウハウを継承している。
2023年春に東海大札幌のコーチとして着任し、2024年7月には前任の大脇英徳監督からチームを引き継いだ。
遠藤監督の指導力により、東海大札幌は新たな一歩を踏み出し、さらなる高みを目指すことが期待されている。