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【北海道選抜Best】成長と歓喜の3位入賞! 全国の舞台で全員出場、つかんだ“自分の野球”

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第3位の北海道チャンピオンシップ選抜Bestチーム=(写真・チーム提供)

【北海道選抜Best】成長と歓喜の3位入賞!

全国の舞台で全員出場、つかんだ“自分の野球”

 滋賀県多賀町で行われた「第21回多賀グリーンカップ争奪学童軟式野球3年生大会」で、北海道代表の北海道選抜Bestが快進撃を見せた。

30日の準々決勝で岡山代表に勝利すると、準決勝では王者・多賀少年野球クラブに惜敗。

そして迎えた3位決定戦では三重の強豪・渡会BEASTを5-2で破り、見事3位入賞を果たした。

全18選手が最終日も出場し、それぞれが成長と悔しさ、そして勝利の喜びを経験した大会となった。

 

勢いよくベンチを飛び出す北海道選抜Bestナイン=(写真・チーム提供)

 

◆3位決定戦(30日、町民グラウンドB)

北海道選抜Best(北海道)5-2渡会BEAST(三重県)

渡会BEAST
00020=2
4001x=5
北海道選抜Best
(渡)三橋、中野、谷水-尾鼻
(北)樋渡、西野 -中川、伊藤、中川

 

◆準決勝(30日、町民グラウンドA)

北海道選抜Best(北海道)2-9多賀少年野球クラブD1(滋賀県)

多賀少年野球クラブD1
14220=9
00002=2
北海道選抜Best
(多)正岡、近藤-宮下、川口、日比
(北)遠藤、徳田、渡辺、北、森山、酒井-中川、酒井、伊藤
▽本塁打:中野(北)
▽二塁打:北(北)、西邑、宮下、川口(多)

 

◆準々決勝(30日、町民グラウンドB)

北海道選抜Best(北海道)12-3レインボーJBC(岡山県)

レインボーズジュニアベースボールクラブ
0003=3
4503=12
北海道選抜Best
(レ)鈴木、岡野-宮田、矢野
(北)西野、森山、西野、渡辺、遠藤、井上、中野-中川、伊藤
▽二塁打:中野、森山(北)

 

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写真・北海道選抜Best提供

 

全員出場でつかんだ準々決勝の勝利

準々決勝の相手は、岡山県代表のレインボーズジュニア。先発マウンドを託された西野橙生(近一チャレンジャー)は初回、思うような立ち上がりができずに苦しんだが、リリーフした森山景太(東川大雪少年野球クラブ)が見事にピンチを切り抜け、チームに流れを引き戻した。

 

2イニング目からは再び西野が登板し、まるで別人のような落ち着いた投球を披露。

ベンチからは「まだ投げ足りないだろ!もう一回投げようか!?」という言葉が飛び交い、挑戦と成長を後押しするチームの雰囲気が印象的だった。

 

攻撃面では積極的な走塁が光り、初回から得点を積み重ねた。

何より特筆すべきは、登録された18選手全員が出場したこと。「できた!」という達成感と、「緊張でうまくできなかった」という悔しさ、そのどちらもが子どもたちにとって大きな学びとなった。

 

写真・北海道選抜Best提供

 

日本一の多賀に挑んだ準決勝

準決勝の相手は、開催地代表であり“日本一”とも評される多賀少年野球クラブ。

指揮官・辻正人さんは、北海道選抜Bestの指導者にとって“師匠”とも呼べる存在で、まさに胸が高鳴る対戦となった。

 

初回、先頭打者を内野ゴロに仕留める好スタートを切ったが、2アウト2塁の場面で多賀のスーパー2年生が意表を突くホームスチール。

まさに日本一の名にふさわしい機動力と集中力で先制点を奪われた。

 

その後も流れを取り戻せず、悔しさが募る展開となったが、最終回には中野寛介(幌南ファイターズ)が意地の柵越え2ランホームランを放ち、チームに希望をもたらした。

この試合でも18人全員が出場し、「日本のトップ」を肌で感じる貴重な経験となった。

 

写真・北海道選抜Best提供

 

渾身の全力野球で3位決定戦を制す

迎えた3位決定戦の相手は、2025年全日本学童野球大会・三重代表の渡会BEAST。

球速100km近いサウスポーを擁する強豪を前に、北海道選抜Bestは「勝って終わる」ことにこだわる采配を見せた。

 

先発の樋渡 楽(北光ファイターズ)が圧巻の投球を披露し、相手打線に得点を許さず、要所を締めた。

守備でも中川莉杜(東川大雪少年野球クラブ)が相手の盗塁を封じるなど、リズムの良い守りが光った。

試合中、選手たちは声を枯らすほどの全力プレーで野球を楽しみ、5-2で勝利。

3位の座をつかみ取った。

 

ただし、この試合でも悔しさを経験した選手はいた。

「ここがスタートライン」と語る指導者の言葉どおり、子どもたちは勝って終わる喜びの裏にある小さな“課題”も噛みしめていた。

 

写真・北海道選抜Best提供

 

経験が未来を変える——18人が主役の大会

最終日の3試合すべてで全選手が出場。

誰一人として“補欠”はいなかった。

成功も、失敗も、感動も悔しさも、すべてが選手たち一人ひとりの「経験」となって胸に刻まれた。

 

野球がうまくなるだけではない。

仲間とのつながり、仲間を応援する声、悔し涙の中にある優しさ。

それらすべてが、今回の多賀グリーンカップで北海道選抜Bestが得た“本当の成果”だろう。

 

この春、確かな成長の足跡を残した18人の球児たち。

3位という誇らしい結果とともに、彼らはまた次のステージへと歩みを進めていく。

 

写真・北海道選抜Best提供

 

ホームでのクロスプレイを見せた=写真・北海道選抜Best提供

 

写真・北海道選抜Best提供

 

写真・北海道選抜Best提供

 

写真・北海道選抜Best提供

 

写真・北海道選抜Best提供

 

写真・北海道選抜Best提供

 

ホームでのクロスプレイを見せた=写真・北海道選抜Best提供

 

<発行人>

「3ヶ月で掴んだ宝物」——北海道選抜Best、小さな戦士たちの大きな挑戦

小学3年生といえば、まだ野球を始めて間もない頃。

バットの握り方や声出し、グローブの扱いにさえ不慣れな選手も多いはずだ。

だが、今回多賀に集まった北海道選抜Bestの選手たちは、その常識を軽やかに覆した。

 

プレーには意志があり、目には闘志が宿る。

仲間を励ましながら、自分の役割を果たそうと全力を尽くす姿に、誰もが心を打たれた。

彼らの真剣な眼差しに、大人顔負けの気迫がにじんでいた。

 

そんな子どもたちを支えたのが、保護者たちの熱い想いだ。

試合前の声かけ、悔しさを抱える我が子を包む優しい笑顔、決定打に湧き上がる拍手。

その一つひとつが、選手の背中を押していた。

 

1月、全道各地から雪深い歌志内市・チロルアリーナで行われた厳しいセレクションには138人が参加し、選ばれたこのBestのメンバー18人。

初対面の仲間に遠慮がちだった彼らが、わずか3ヶ月で“北海道選抜Best”という一つのチームへと育っていった。

 

日々の練習で得た技術、遠征で知った刺激、指導者からもらった心に響く言葉、そして勝敗を通して学んだ“仲間と戦う意味”。

それら全てが、選手たちを野球人として、人として、大きく前進させた。

 

巻き戻せないこの尊い時間は、きっと一生の宝になるだろう。

そして今、道外の舞台で感じた悔しさと手応えが、彼らの胸に新たな火を灯している。

 

この3ヶ月は終わりではなく、新たな始まり。

これからの成長に、誰もが大きな期待を寄せている。

写真左から若崎コーチ、小林監督(北海道選抜Best)

 

写真・北海道選抜Best提供

 

協力:北海道チャンピオンシップ選抜Best

ストライク発行人 大川

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