北の精鋭18人が全国へ挑む!小3北海道Bestチーム、2連覇へ出発

いよいよ出発の時を迎えた北海道選抜Bestチーム(=写真・チーム提供)
北の精鋭18人が全国へ挑む!小3北海道Bestチーム、2連覇へ出発
小学3年生以下を対象とした全国大会「多賀グリーンカップ争奪第21回学童軟式野球三年生大会」に、北海道から「小3北海道チャンピオンシップ選抜Bestチーム」と「小3北海道チャンピオンシップ選抜Aceチーム」が出場する。
昨年、同大会で初優勝を飾った北海道選抜Bestチームは、二連覇を目指し再び全国の舞台へ。
道内137人の中から選ばれた36人(Ace、Best)の精鋭たちは、3月28日に北海道を発ち、29日から始まる全国の戦いに挑む。
一体感と実力を武器に、全国の強豪へ挑戦!
北海道の小学生野球界を代表する選抜チーム「小3北海道チャンピオンシップ選抜Bestチーム」が、全国大会「多賀グリーンカップ争奪第21回学童軟式野球三年生大会」に挑むため、3月28日に道内を出発する。
未来のスター候補が集うこの全国大会で、昨年初優勝を飾った北海道選抜Bestチームは、今年も二連覇をかけて全国の強豪たちと熱戦を繰り広げる。
Bestチームの選手たちは、1月11日に歌志内チロルアリーナで開催された厳正な選考会を通じて、137人の候補の中から選ばれた。
道内各地から集まった18人の精鋭たちは、週1回の合同練習を重ね、わずか数ヶ月で一つのチームとしての結束力を高めてきた。
チームの指揮を執るのは、東川大雪少年野球クラブの小林弘明監督。
北海道学童野球界で注目される存在で、将来を見据えた視点と情熱あふれる指導でチームをまとめ上げている。
小林監督のもと、選手たちは守備や走塁、打撃だけでなく、野球を通じた人間力の向上にも取り組んできた。
主将を務めるのは、稚内ファイターズ所属の徳田 煌大(とくだ こうだい)選手。
初練習からすぐにチームに溶け込み、明るくリーダーシップを発揮してきた。
徳田主将は「北海道選抜Bestは初対面からすぐに仲良くなれて、声を掛け合いながら楽しく野球ができるチーム。絶対に優勝して北海道に良い報告を持ち帰りたい!」と力強く意気込みを語った。
この大会は、小学3年生以下を対象とした全国規模の大会で、毎年全国各地から強豪チームが集結し、熱戦が繰り広げられる。
選手たちは、所属チームでの活動に加え、Bestチームとしての戦術理解やチームプレーの向上に日々努めてきた。
3月23日に行われた最終調整では、全国大会に向けた仕上げとして、バッテリー間の連携や内外野の守備連係、打線のつながり、そして声掛けなど、細部にわたる確認と最終チェックが行われた。
いよいよ全国の舞台に挑む北海道Bestチーム。
チームワークと実力を武器に、北海道代表として誇りを胸に戦う18人の姿に、大きな期待が寄せられている。

北海道チャンピオンシップ選抜Bestチーム=(写真・チーム提供)
▽小3北海道チャンピオンシップ選抜・Bestチーム/小林弘明監督の話
今回、選抜セレクションには137人の挑戦者が集まりました。その中で36人の選手が合格しました。
100人以上の選手が涙を飲んだということです。
そういった選手もいることを忘れずに「全力プレー」を選手・指導者もお約束します。
多賀グリーンカップでは、多賀少年野球クラブを筆頭に北名古屋ドリームスなど、全国トップのチームが出場します。
そこからどれだけのことを学ぶことができるのかが最重要です。
当然試合が始まれば勝利を目指して力を出し切りますが、それ以上に価値を得られる機会だからです。
また、開会式は他とは一味違い、選手がさまざまな仮装をしたり、面白い審判長が周りにいじられながらスピーチするなど硬さは一切ありません。
これからも大会長である多賀少年野球クラブの辻正人監督が、すべては子供のためにと考え、実行しているものです。
どの部分を切り取っても、子供たちにとってかけがえのない素晴らしい経験となるでしょう。
セレクションを合格してウキウキした入口から、仲間を作り、広い世界から学んだ宝物を胸に、今後の自分にワクワクできる出口を迎えられるよう、指導していきたいと思います。

写真・北海道チャンピオンシップ選抜Bestチーム提供
夢を諦めない—ケガと向き合う阿知良梓佑の挑戦 「中学最後の夏、130キロのストレートを目指す」
小3北海道選抜Bestチーム
<指導者>
▽監 督
小林 弘明(東川大雪少年野球クラブ)
▽コーチ
若崎 徹(空知ファイヤーズ)

写真・北海道チャンピオンシップ選抜Bestチーム提供
<選手>
(背番号、氏名、ふりがな、所属チーム、投打、身長、体重)
⑩徳田 煌大(とくた こうだい)
稚内ファイターズ
右投げ、左打ち
140㎝ 、38㎏
①森山 景太(もりやま けいた)
東川大雪少年野球クラブ
右投げ、右打ち
132㎝、30㎏
②中川 莉杜(なかがわ りと)
東川大雪少年野球クラブ
右投げ、右打ち
135㎝、38㎏
③福井 颯馬(ふくい そうま)
空知ファイヤーズ
右投げ、右打ち
135㎝、30㎏

写真・北海道チャンピオンシップ選抜Bestチーム提供
④中野 寛介(なかの かんすけ)
幌南ファイターズ
右投げ、右打ち
136㎝、34㎏
⑤桑田 泰成(くわだ たいせい)
幌南ファイターズ
右投げ、右打ち
130cm、28㎏
⑥橋本 航汰(はしもと こうた)
札幌オールブラックス
右投げ、右打ち
143㎝、41㎏
⑦遠藤 丞真(えんどう しょうま)
深川一已バトルス
右投げ、左打ち
132㎝、34㎏

写真・北海道チャンピオンシップ選抜Bestチーム提供
⑧西野 橙生(にしの とうい)
近一チャレンジャー
右投げ、左打ち
144㎝、42㎏
⑨伊藤 舶翔(いとう はくと)
東16丁目フリッパーズ
右投げ、右打ち
132㎝、41㎏
⑪樋渡 楽(ひわたし がく)
北光ファイターズ
左投げ、左打ち
132㎝、30㎏
⑫藤島 泰我(ふじしま たいが)
函館北浜スポーツ少年団
右投げ、左打ち
136㎝、35㎏

写真・北海道チャンピオンシップ選抜Bestチーム提供
⑬北 基慎(きた とものり)
富良野東ドングリーズ
右投げ、右打ち
138㎝、35㎏
⑭渡辺 耀(わたなべ てる)
音更BC
左投左打
137㎝、32㎏
⑮髙橋 祐翔(たかはし ゆうと)
拓勇ファイターズ
右投げ、右打ち
131㎝、29㎏
⑯寺崎 羽宮(てらさき わく)
北空知JBCエンジェルス
右投げ、左打ち
135㎝、31㎏
⑰井上 陽翔(いのうえ ひかる)
函館本通JBC
左投げ、左打ち
142㎝、45㎏
⑱酒井 丈(さかい たける)
双葉ツインスターズ
右投げ、右打ち
138㎝、32㎏
<発行人>
北海道選抜Bestチーム、連覇なるか!
昨年、史上初となる北海道選抜同士の決勝戦が実現し、北海道選抜Bestチームが北海道選抜Aceチームを7-5で逆転勝利し、初優勝を飾った。
この快挙から一年が経ち、Bestチームには2連覇の期待がかかっている。
北海道選抜チームは、道内の精鋭たちが集結するだけあって、その実力は全国的にも高く評価されている。
特に昨年の決勝では、小学3年生とは思えないレベルの高いプレーが随所に見られ、会場を大きくを沸かせた。
打撃・守備・走塁のすべてにおいて完成度が高く、しっかりと「野球」になっている点が驚きを持って受け止められた。
今年のBestチームも、昨年同様に強力なメンバーが揃い、連覇に向けて準備を進めている。
特に注目されるのは、昨年以上に鍛えられた打撃力と、堅実な守備力だ。大会本番では、どのような戦いが繰り広げられるのか、今から期待が高まる。
果たして、Bestチームは連覇を達成し、新たな歴史を刻むことができるのか。
北海道勢の活躍から、今年も目が離せない。

写真・北海道チャンピオンシップ選抜Bestチーム提供
北海道選抜Bestチーム