女子プロ野球 山崎まり後援会発足
30日、札幌市内のホテルで女子プロ野球・ノースレイア所属の山崎まり(25)の北海道後援会が発足。
会場には後援会長のHTBイチオシ!MCヒロ福地氏、リトルシニア北海道連盟理事長伊藤氏、ホーネッツレディース監督高橋氏、札幌真駒内シニア会長後藤 清氏ら40人が参加した。
今シーズンの山崎選手はノースレイアの主力選手として3番・ショートで攻守の活躍を見せた。
数字的にも3割の活躍があったが「まだまだ上を目指したい」と来シーズンを見据えていた。
道内で頑張っている女子選手へ
「私も進学の度に悩んだ時期があった。
でも好きな野球をあきらめないでほしい。
できない理由を探さないで、練習も工夫して乗り越えてほしい」と熱っぽく話してくれた。
山崎選手の座右の銘「勝負一瞬」がある。鍛練千日勝負一瞬と大事にしている言葉と以前聞いたことがある。
元池田高校野球部監督、蔦文也氏の言葉に、「鍛錬千日之行 勝負一瞬之行」意味は色々解釈できるだろう。「一瞬の勝負のために、千日の苦しい練習をする」あるいは、「千日の苦しい練習に耐えてこそ、一瞬の勝負に勝てる」・・・・・・長い長い時間をかけて練習をしてきても、本当の勝負はほんの一瞬にして決まる!などとある。
▽山崎まり略歴
兄の影響で小学2年生の時に真駒内スターズ(現・南スーパースターズ)で野球を始める。
中学生に入るとリトルシニア北海道連盟所属の札幌真駒内シニア球団に入団。同連盟初の女子選手誕生だった。
高校は札幌市立藻岩高校野球部にマネージャー登録で入部し練習に励む傍ら同時に、道内唯一の女子硬式クラブチーム、札幌ホーネッツレディースに所属し、日本代表として国際大会を経験する。
2007年の第3回全日本女子硬式野球選手権大会では3位となった。
大学では筑波大学に進学し、硬式野球部に所属。大学3年時にベネズエラで行われたワールドカップで世界一。
卒業後はクラブチームアサヒトラストに所属し、非常勤講師を務めながら、野球を続けていたがプロの道に進むことを決意。
2012年秋のプロテストを受け見事合格。日本女子プロ野球リーグ・ノースレイアの主力選手として2013.2014年と活躍し、2014年は後期優勝に貢献した。