錦岡、止まらない15安打13得点で快勝
9日、開会式に続き2会場で1回戦7試合が行われ、苫小牧東タイガース、北星有珠の沢ホークス、リトルライオンズ、美園スラッガーズ、錦岡ジュニアタウンズ、拓勇ファイターズ、沼ノ端ジェッツが2回戦に進出した。
※開会式の記事は、5月11日アップ予定です。
◆第35回全日本学童軟式野球 苫小牧支部予選 ▽1回戦 錦岡ジュニアタウンズ13-3白老町少年野球クラブ=(9日・美園公園グラウンド)
バッターに任せろ!
錦岡は序盤、白老に3点先行を許しながらも4回に1点返して追走。さらに5回に2点を返して同点。続く6回に仰天の打者14人で10得点を奪い、15安打13得点と快勝した。
木村悟志監督(45)は「ランナー動くな、バッターに任せろ!」とベンチから。選手たちは、お呪いにかかったように打ち出す。
6回、怒涛の錦岡打線が止まらない!火を付けたのは3番・石山旺樹(6年)の右中間を破る三塁打で好機。続く4番・安達巧士(6年)が同じ右中間に適時三塁打で勝ち越す。続く5番・佐藤 駿(6年)、7番・遠藤翔馬(6年)、1番・西村力翔(6年)、2番・木村英矢(6年)、二順目に入った石山、安達、佐藤駿、6番・國安修斗(6年)の適時打などで一挙10得点のビックイニングで試合を決めた。この日ノーヒットだったのは、8番・西村大和(5年)ただ一人。しかし、ふところが大きい構えは森友哉(西部ライオンズ)そっくり。発行人も大好きなタイプ。乗り遅れた西村は、次の試合で見せてくれるはずだ!10日、錦岡は準々決勝を懸け「新生台イーグルス」と戦う。
◆1回戦
錦岡ジュニアタウンズ
00012⑩=13
300000=3
白老町少年野球クラブ
(錦)上井、西村-石山
(白)田中、折霜-樋江井
▽三塁打:西村、石山、安達2(錦)
▽二塁打:木村、石山(錦)
序盤、完全に白老ペースも
1回、2番・前川 統(5年)の中前を足がかりに四死球と6番・鈴木 琉(5年)の適時打などで3点先制。2回以降もランナーは出し好機を演出するが後続が断たれ0を重ねる。5回以降錦岡ペースとなり、まさかの6回10失点と敗れた。今後の白老には終盤での粘りに期待したい。5年前の大先輩、同大会全国ベスト4!白老町からの躍進は衝撃的だった。先輩たちの粘りは全道でも全国でも凄まじいものだった。今チームも楽しみな選手が沢山いた!3番・折霜浩徳(5年)はセンス抜群。4番・時田流波(6年)は恵まれた体格を生かした打撃に磨きを!8番打者の安昼清成(6年)は、野球を始めてまだ2ヶ月。9番・樋江井俊輔(3年)は、弱点はデットボール。当っても泣くな!1番・田中智士(6年)は、将来は天文学者と言い切る!他にも沢山の伸び白たっぷりの選手たちが白球を追った。また全員野球に期待したい!
協力:北海道軟式野球連盟苫小牧支部