名門拓勇、2回戦進出
9日、開会式に続き2会場で1回戦7試合が行われ、苫小牧東タイガース、北星有珠の沢ホークス、リトルライオンズ、美園スラッガーズ、錦岡ジュニアタウンズ、拓勇ファイターズ、沼ノ端ジェッツが2回戦に進出した。
※開会式の記事は、5月11日アップ予定です。
◆第35回全日本学童軟式野球 苫小牧支部予選 ▽1回戦 拓勇ファイターズ12-2明柳ジャイアンツ=(9日・美園公園グラウンド)
拓勇、着実に加点
拓勇が、9安打12得点で完勝した。1回表、明柳ジャイアンツに2点先制されるも、その裏、1番・和美智貴(5年)、 2番・中山温陽(6年) の連続内野安打と二走を絡め無死二、三塁から3番北澤拓磨(6年)がライト線を抜く2点適時三塁打でまず同点。続く4番・上野愛翔(5年)が、レフト前適時打で逆転。続く6番・渡辺瑞生(5年)、7番・佐藤来唯(6年)などがつながり打者11人、6安打で6点を挙げた。2回にも北澤が、2本目となる三塁打で好機。続く5番・前田幸汰(6年)、9番・渡辺崇賀(5年)らの適時打で5点。4回にも四球と相失を絡め加点した。山村寛文監督(51)は「初回、失点後1番和美が出塁してくれた、これがうちのリズム。後続が良くつないでくれた。狙っている大会なので、次も大事に戦います」と静かに意気込んだ。今年のチームは6年が、5人と例年に比べ少ないが、5年4年を、加えた機動力は健在だった。また5年生ながら打でも活躍した上野捕手は、中々の強肩と二塁送球の精度を兼ね備えていた。一戦毎に強さと勇ましさを増す拓勇が10日、準々決勝を懸け「遠浅スピリッツ」と戦う。
◆1回戦
明柳ジャイアンツ
2000=2
6501=12
拓勇ファイターズ
(明)岡本-深田
(拓)佐藤来-上野
▽三塁打:北澤2、渡辺崇
明柳ジャイアンツは、1回、二死から3番・深田秀太(5年)、4番・宮川大和(5年)、5番・岡本新之丞(5年)の三連打で2点先取は見事に決まった。しかし1~2回の失点が大きかった。6年生二人と略5年生チームですが、何とか鍛え直して初回のギヤのままゲームセットを聞けるよう期待。がんばれジャイアンツ!
協力:北海道軟式野球連盟苫小牧支部