緑苑台、快勝で全道決める!~南線も決定戦へ~
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◆第35回高円宮賜杯 兼 第44回全道少年石狩支部予選
▽準決勝 緑苑台ファイターズJr.8-0野幌ファイターズ=(23日・石狩市スポーツ広場)
緑苑台、野幌破り決勝へ!エース佐藤舜完封
3回戦、準決勝が2会場で6試合行われた。A球場第3試合では、緑苑台と野幌の対戦。緑苑台打線が4回、中盤に先制、中押し、7回にダメ押しを加え8-0で快勝した。先発佐藤舜晟(6年・緑苑台ファイターズJr.)は、7回を3安打完封で勝利に大きく貢献した。決勝(決定戦)は30日(土)、緑苑台ファイターズJr.(石狩市)×南線ファイターズ(石狩市)が、石狩市スポーツ広場で9時にプレイボール。
★優勝チームが、石狩支部代表として全日本学童南北海道予選(苫小牧市)へ出場。
★準優勝チームが、石狩支部代表として全道少年軟式野球大会(札幌市) へ出場。
3回まで両チーム0が続いた。1点が欲しい4回、緑苑台打線が目覚めた。無死から4番・宮崎創太(6年)が、左前で出塁すると続く5番・越智飛王(5年)は、初球犠打を失敗。これを見た緑苑台ベンチは、一転強行に作戦変更。ファール、ファールと粘りに粘った9球目を、フルスイングは1バウンドで左柵越え二塁打で、無死2・3塁と好機をつくる。続く6番・佐藤舜の打球は右前にポテンと落ちて先制。さらに8番・坂口宏洋(5年)も続きあっという間に2点。 5回に2点、さらに7回には宮崎の今季4本目となる本塁打などで4点。11安打8得点と効果的に得点を重ね試合決めた。杉林亮輔監督(42)は「みんなの力で勝てた、あと一つ勝って喜びたい」と快勝そして全道出場にも浮かれることはなかった。
佐藤舜、勝負どころでギヤ上げる!
投げてはエース佐藤舜が、7回3安打9奪三振と本格派は、実力を遺憾なく発揮した。この試合の勝負どころとなった分岐点それは、2点を先制してもらった直後の4回、1死二塁から前の打席でタイミングを合わされ緩いボールを左中間に二塁打を打っている5番・本田優一郎(6年・野幌ファイターズ)の打席。今度はすべて力勝負でコースをつくも3ボール。ここからふんばりストライクを二つ、最後はスイングアウトに仕留めマウンドではガッツポーズもあった。このまま後続も抑えベンチに戻る佐藤舜を含む緑苑台ナインに勢いを感じた。5回には三者連続三振、その後も危なげない投球で6~7回を抑え快勝した。
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◆準決勝
緑苑台ファイターズJr.(石狩市)
0002204=8
0000000=0
野幌ファイターズ(江別市)
(緑)佐藤舜-菅野
(野)野崎、佐藤-本間
▽本塁打:宮崎(緑)
▽三塁打:佐藤巧(緑)
▽二塁打:菅野、越智(緑)、野坂、本間(野)
大麻アトムズ(江別市)
0000010=1
100041×=6
南線ファイターズ(石狩市)
(大)菊池、中-野澤
(南)高島、三浦-三浦、辻田
※大麻-南線との試合結果についての情報提供は南線ファイターズさん。
野幌、ホームが遠かった
2回、本田の二塁打を足がかりに四球を絡め1死一、二塁の好機があった、しかし後続を抑えられ無得点。6回にも1死一、二塁と好機を生かせなかった。ベンチから「食らいつけ」と檄が飛んだ。5年前、三科投手(現北海道栄高2年)を、擁した野幌ファイターズは先制されても諦めず、単打、長打を重ね逆転で勝ち上がってきた。好機で一本出なかった打力に磨きをかけ全道大会の舞台で、また観たいチーム!6回からリリーフしたエース佐藤優太(6年)は、3回戦大麻チャイルズ戦とは違い疲れからか球威、制球ともに欠いてしまった。次回ボールにキレと制球を加えた投球に期待したい!
▽準決勝を勝利し、決勝進出を決めた南線ファイターズ(石狩市)
▽準決勝で惜しくも敗れた大麻アトムズ(江別市)