グレキン、決勝T一番乗り
◆全日本学童札幌支部 ▽ブロック決勝 東レートキングス7-0宮の森グランドキング=(6日・美香保C球場)
6日、ブロック決勝3試合が行われた。この日、決勝トーナメント進出を決めたのは、東グレートキングス、羊ヶ丘ブルースターズ、里塚イーグルスの3チームだ。第一試合は東グレートキングスと宮の森グランドキングが対戦し、グレキン・エース門間凌之介(6年)が、宮の森を4回まで1安打に封じ、4回コールドゲームの7-0で快勝し、初の決勝トーナメントへ一番乗りを決めた。決勝トーナメント1回戦は、20日・美香保C球場・第三試合で、7日に行われた決勝トーナメントで、屯田ブルースターズを下した東16丁目フリッパーズに決まった。
グレキン1回、猛攻イッキ5得点
グレキンがブロック決勝で0封勝ちした。先発門間投手が、4回を1安打無失点に抑えチーム初となる決勝トーナメント進出に導いた。ていねいに低目に内外角へコントロールした投球は、宮の森打線に付け入る隙を与えなかった。初安打を許したのは、1回1番・三好里和(6年・宮の森グランドキング)の内野安打だけ。打線は1回、1番・小山駿人(6年)の内野安打に好走塁。続く2番・小松祐斗(5年)が四球、二走と続き無死2・3塁と好機。3番・伊藤銀星(6年)が中越え2点適時三塁打で先制すると5番・宮川健太(6年)の中前2点適時打などで一気5得点の猛攻を見せる。2回にも2点を加え試合を決めた。渡辺久士監督(52)は「初出場なので、1つでも多く戦うことが出来るよう挑む」と顔をほころばせた。
ポイントになったのは初回、宮の森の攻撃で1死三塁と劣勢から3番・岸田遥基(6年)が、投ゴロ。飛び出した三塁走者を三本間での狭殺プレーで封じ、さらに打者走者を二塁手前封殺ダブルプレーでピンチを切り抜けた。このプレーで流れが一気にグレキンへ傾きビッグイニング5得点へとつながる。
宮の森、歯車くるった!
1回表、ダブルプレーの嫌な流れを、引きずってしまっていたのかもしれない。勢いそのままで来たグレキン打線を、止められなかった。1回、先発・森 順哉(6年)は、ストライク、ボールがはっきりしていた。また球も高めに浮くことが多かった。しかし2回1死後は、落ち着きを取り戻し本来のピッチングを見せていた。また三好捕手は、野手へのポジショニングの指示や低目のショートバウンドなど体で止めて三好を助けた。バッテリーを中心とした自分たちの流れで戦う宮の森を、見てみたい!
次こそは、咲かせて下さい勝利の華を!
【ブロック決勝】
宮の森グランドキング
0000=0
520×=7
東グレートキングス
(四回コールドゲーム)
(宮)森-三好
(東)門間-伊藤
▽三塁打:伊藤(東)
協力:札幌軟式野球連盟