西の里・投打に力発揮
◆全道少年北広島地区予選 ▽1回戦 西の里カープジュニア9-1西部ホワイトファング=(7日・西の里公園)
7日、開会式のあと1回戦2試合が行われた。この日、2回戦進出を決めたのは、西の里カープジュニア、東部カープジュニアの2チームだ。第一試合は西の里カープジュニアと西部ホワイトファングが対戦し、西の里は9-1で西部を四回コールドゲームで下した。西の里が9安打の猛攻とエース・奥村竜土(6年)、南雲翔琉(6年)の継投で、西部打線を四回無安打に抑え完勝した。順調に大会が進むと14日、決勝予定だ。
西の里、1回集中打で5点
西の里は1回、2番・田中銀河(6年)、3番・奥村、4番・南雲、5番・山口朝陽(6年)の集中打と内失を絡めて5点先制。2回にも田中の右越適時二塁打などで3点。3回は、三度田中が2死二塁から適時打で加点した。先発奥村は2回を無安打1失点、南雲も2回無安打の好投と二枚看板が、凡打の山を築かせた。杉山哲也監督(40)は「ライナーで野手の間を抜くよう練習で徹底している。練習の成果が出た。今日は田中が当っていた!次もつなぐ意識をもってしっかり戦います」と意気込んだ。西の里は安定感のある投手陣を勝負強い打撃陣が援護。投打で力を発揮した。
西部、敗戦にも次に期待
先発石塚海舟(6年)が1回、西の里打線につかまった。積極的に振ってくる西の里打線に初球から甘いボールを、痛打され大量失点につながった。2回1死から代わった飯田武大(6年)は、低目のボールで強打・西の里打線相手に、失策絡みで失点はあったものの良いピッチングがあった。打線は西の里投手陣のテンポよく低目に投じた厳しいボールを凡打してしまい好機を作れなかったが、野手陣に目を向けると最後まで諦めない選手たちも沢山いた。紺野寛介捕手(6年)は、野手陣に最後までポジショニングの指示をしていた。また中堅手の古川 拓(6年)は3、4回とともに2死二塁のピンチに右に左にダイビングで好捕を見せ西部ベンチを沸かせ、飯田を助けた。
伸び白たっぷりの選手たち。次こそは、咲かせて下さい勝利の華を!
協力:北広島野球少年団