キャプテン翼でサッカー選手に、羊ケ丘病院の三島さん
札幌市厚別区(青葉町3丁目)にある整形外科の専門病院「医療法人社団 悠仁会 羊ケ丘病院」には60人を超える理学・作業療法士が配置されている。今月の「院内で見つけたアスリート」は、同病院のリハビリスタッフのひとり三島孝史さん(24)を紹介する。サッカー漫画の名作、キャプテン翼にあこがれ幼稚園児からボールを蹴り、小学3年生から本格的にチームに所属して中学、高校までサッカー部、大学ではフットサルで活躍した。同病院に入ってからもフットサル部に入部し”サッカー愛”を堪能するスポーツマン。「自分の経験が患者さんの治療に少しでも役立てれればうれしい」。理学療法士3年目、今度は新たなフィールドでプロフェッショナルを目指す。
▽三島 孝史(羊ケ丘病院・理学療法士、24) スポーツ歴=札幌厚別北サッカー少年団-札幌厚別北中サッカー部-大麻高サッカー部-道文教大フットサル部-羊ケ丘病院フットサル部、同野球部
幼稚園の時に読んだ漫画「キャプテン翼」の衝撃が大きく、たちまちサッカーのとりこになった。両親に勧められたわけでもなく、自らの意思でサッカーの道を選び、生涯のスポーツとなった。「キャプテン翼への愛情は凄かった」と、幼少時を振り返る三島さん。理学療法士になったきっかけもサッカーだった。小学生のとき、ひざに軽いけがをして治療をしてくれた理学療法士オがサッカー経験者で、「サッカーのいろんな話をしてくれて勇気づけられた」」という。
チームの要であるボランチで活躍してきた。攻守にわたって試合の流れを組み立てる重要なポジション。大麻高2年時には、1年先輩チームが残した札幌支部シード校で高体連の全道大会出場を果たし2回戦まで進んだ。2年生だけのチーム出場はサッカー経験に大きな自信を与えてくれた。
羊ケ丘病に入ってフットサル部のほかに野球部にも入部した。野球は全く経験がなかったが、新たなスポーツへの興味がそそがれ、外野手として楽しんでいる。まだ打席に立ったのは1回だけだが、「野球はサッカーと同じくチームプレーなので、みんなと一緒に体を動かし喜びあい、悔しがるのがいい」。ウインドサーフィンにも挑戦、仕事の関係でたまにしか行けないと言うが、大海原でのリフレッシュは格別のようだ。「羊ケ丘病院はスポーツ障害の患者さんも多いので、自分もスポーツを続して少しでも患者さんの気持ちになって治療できたら」と願う。理学療法士3年目のアスリートは仕事に、スポーツにどん欲な姿勢を見せる。
「医療法人社団 悠仁会 羊ケ丘病院」
JR新札幌駅、地下鉄新さっぽろ駅から徒歩7~8分の恵まれた立地条件の「医療法人社団 悠仁会 羊ケ丘病院」(厚別区青葉町3丁目、厚別消防署向かい)は、札幌市内はもちろん近郊市町村からの通院・入院患者も多く、整形外科の専門病院として、まさに地域医療の拠点になっている。肩・ひじ・手・首など部位別の専門ドクターが配置されているほか、リハビリテーション科には60人を超える理学・作業療法士がリハビリを担当するなど、その充実した医療内容が評判になっている。
病院長の岡村健司医師は肩鏡視下手術5000例の実績を誇る全国トップクラスの肩障害治療の専門医。当ストライク・サイトの「野球肩って何?」でもおなじみのドクターで、自身も高校球児で活躍したが、肩を壊して野球を断念するという辛い経験を持ち、患者の立場になって治療が出来る医師としても人気が高い。また、理学・作業療法士の大半が学生時代は野球、サッカー、バレーボール、バスケットボール、スキーなどのアスリート経験者で、こちらも患者の気持ちが理解できる治療者だ。
「野球肩って何?」(バックナンバー)
第1話「その原因」
第2話「投球フォームから」
第3話「どうして起こる」
第4話「症例の中から」
第5話「症例の中から」
第6話「不安定肩」
★受付時間★
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★問い合わせ★
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診療・予約 011-351-2213
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取材協力:医療法人社団 悠仁会 羊ケ丘病院