スポーツ万能、羊ケ丘病院スタッフの榊さん
「医療法人社団 悠仁会 羊ケ丘病院」(札幌市厚別区青葉町3丁目)の「院内で見つけたアスリート」は同病院リハビリテーション科のスタッフ、榊善成さん(29、理学療法士)を紹介する。榊さんは小学低学年時にはサッカー、6年生からテニスに切り替えクラブチームや高校テニス部(札幌北高)で活躍してきた。そのほか剣道、バスケットボール、水泳なども経験、スキーではジュニア1級の資格を持つスポーツ万能選手だ。羊ケ丘病院の水泳部キャプテンも務め仕事に、スポーツにフル活動だ。
▽榊 善成(羊ケ丘病院理学療法士、29=180センチ、74キロ) スポーツ歴=サッカー、剣道、バスケットボール、スキー、テニス。テニスは札幌北高テニス部や宮の森スポーツクラブ、スイング89などクラブチームで腕をみがいた。札幌医大保健医療学部理学療法士学科から同大大学院を卒業
いろんなスポーツに挑戦してきたが、「テニスが一番楽しかった」と振り返る榊さん。母親の影響で始めたテニスが一番性に合い、札幌北高時代には大活躍した。高1の時、ポイントランキングを基に出場できる16歳以下の北海道大会シングルスでベスト8、3年時のインタハイ札幌支部大会でもベスト8になる好成績を残した。
理学療法士としても脂が乗ってきた。羊ケ丘病院が豊平区から新札幌に移転してきた直後の2012年3月に大学院を経て就職、今年で4年目になる。仕事の方が中堅的な存在となり、好きなテニスも友人とたまに楽しむ程度に抑えている。そうはいってもスポーツ魂が騒ぎ、唯一定期的に実行しているのが同病院の水泳部(部員25人)での活動。キャプテンの重責を担い、今年初めて市民大会に出場した。入部のきっかけは「運動不足の解消のつもり」だったが岡村健司院長の一言で「どうせやるなら、大会に出られるような選手を目指そう」、中途半端な気持ちを捨てて”マジ”で取り組んでいる。
多種なスポーツ経験を生かし、高いレベルのリハビリ医療を提供したい-と常に前向き。大学などとリンクしてリハビリに関する学術発表も視野に入れて日々の仕事に取り組む。「患者さん1人ひとりがけがの状態、生活環境などすべてが違うので、それらを把握しながら最善の治療ができればうれしい」。患者にとっては頼もしい限りだ。
「医療法人社団 悠仁会 羊ケ丘病院」
JR新札幌駅、地下鉄新さっぽろ駅から徒歩7~8分の恵まれた立地条件の「医療法人社団 悠仁会 羊ケ丘病院」(厚別区青葉町3丁目、厚別消防署向かい)は、札幌市内はもちろん近郊市町村からの通院、入院患者も多く、整形外科の専門病院として、まさに地域医療の拠点になっている。肩・ひじ・手・首など部位別の専門ドクターが配置されているほか、リハビリテーション科には60人を超える理学・作業療法士がリハビリを担当するなど、その充実した医療内容は評判を呼んでいる。
病院長の岡村健司医師は肩鏡視下手術5000例の実績を誇る全国トップクラスの肩障害治療の専門医。当ストライク・サイトの「野球肩って何?」でもおなじみのドクターで、自身も高校球児で活躍したが、肩を壊して野球を断念するという辛い経験を持ち、患者の立場になって治療が出来る医師としても人気が高い。また、理学・作業療法士の大半が学生時代には野球、サッカー、バレーボール、テニスなどのアスリート経験者で、こちらも患者の気持ちが理解できる治療者だ。
「野球肩って何?」(バックナンバー)
第1話「その原因」
第2話「投球フォームから」
第3話「どうして起こる」
第4話「症例の中から」
第5話「症例の中から」
第6話「不安定肩」
★受付時間★
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★問い合わせ★
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診療・予約 011-351-2213
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取材協力:医療法人社団 悠仁会 羊ケ丘病院