【チーム訪問】岩見沢リトルシニア球団
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17日、岩見沢市内の屋内練習場で冬季練習に励む岩見沢リトルシニア球団を訪問した。昨年の秋季新人戦では、札幌新琴似シニアに2-4と敗れるも8強と存在感を見せる。谷口正行監督(46)は「敗れた相手が新琴似さんだったが、もう少しやれたな!と選手もベンチも感じた」と当時の悔しさを今の原動力としていた。
チーム訪問は、今シーズンからチームを代表して数人の選手たちに来季へ向けた抱負を色紙にしたためてもらった。
【選手】
2年:10人 1年:13人 6年:5人
岩見沢は昨年の秋季新人・リーグ戦では全勝の4勝で1位通過し、決勝トーナメントでは1回戦・函館東を4-2と下し勢いに乗った。しかし続く2回戦・札幌新琴似シニアに2-4と敗れる。8強の成績にも悔しさが残った。それは岩見沢本来の「積極性」が、名門・新琴似の前で発揮できなかったからだ。同チームの躍進に不可欠なキーマンに挙げられるのは1番・尾田陸斗(2年・北村ボマーズ出身)、3番・村阪颯太(2年・三笠スピリッツ出身)らの俊足コンビだ。彼らが出塁するとチームは盛り上がる。守備は エース・長谷川由輝(2年・北真パイレーツ出身)を、中心に堅守で失点を許さない。長谷川は、身長178cmから投げ下ろすオーバーハンドの本格派。大きなカーブとストーレートを操り打者を打ち取る。続いて石川翔太(2年・北村ボマーズ出身)は、小柄ながら制球力と強い気持ちで打者に立ち向かう。福田誠也(2年・三笠スピリッツ出身)は、持ち味がスピードボールだが、課題にコントロールが挙げられる。課題克服で、投手陣の底上げを図る。
秋の札幌新琴似戦では「途中、勝ちたい、勝たなければと堅くなった」と言う。岩見沢本来の積極性から生まれた伸び伸びプレーが生まれた時、掴めなかった大旗が近づく。
★思い思いの言葉を色紙にしたためた
※NGワードは全国優勝、全国制覇。もちろん大目標であることは 周知のこと、その大目標を実現するために、チームの中にいる自分は何をするべきかを問いた。また今シーズンで印象深い試合についても挙げてもらった。
◆「心」主将・村阪颯太(2年・三笠スピリッツ出身)
「スポーツおいて心技体と言いますが、何事にも心が一番だと思う」と力強かった。印象深い試合は「昨年の理事長杯・札幌新琴似戦。3-4と敗れた試合。個人的にもチーム的にも頑張った試合」と評価した。
◆「全員野球」長谷川由輝(2年・北真パイレーツ出身)
「野球は一人ではできないスポーツ。全員野球を試合でも練習でも意識してやっている」と気を引き締めた。印象深い試合は「昨年の秋季新人戦の札幌豊平東戦。大会が始まってから調子が上がらなかったが、この豊平東戦では投打で活躍でき6-4と勝てた試合」と笑顔を見せた。
◆「出塁」尾田陸斗(2年・北村ボマーズ出身)
「トップバッターとしてなんでもいいから出る」と頼もしかった。印象深い試合は「昨年の秋季新人戦の札幌東戦。試合終盤、緊張したけど投手としてマウンドに上り打者7人に投げて6奪三振を奪い自分でも驚いた」と白い歯を見せた。
【連絡先】
事務局・青山
080-8296-1533 に御連絡ください。
協力:岩見沢リトルシニア球団