沼ノ端ジェッツ 終盤5点を奪い10-5と初戦突破
◆全日本学童・苫小牧支部予選▽1回戦 沼ノ端ジェッツ10-5大成フェニックス=(7日・苫小牧市少年野球場)
沼ノ端ジェッツが5-5の同点を迎えた六回裏、打者9人の猛攻で一挙5点を奪い10-5と初戦突破を果たした。先制するも逆転、さらに勝ち越しても同点に追いつかれるまさに“シーソーゲーム“を制した沼ノ端は、初戦の堅さが見られる中、終盤自力を見せた!六回、2点取ってなおも一死一塁から前の打席ランニング本塁打を打っている4番・松本佳人(6年)が、右中間を破る適時三塁打などで試合を決めた。投げては富塚智貴投手(6年)が、粘り強く七回を投げ抜いた。同チームは8日、ベスト8を懸け末広アトムズと戦う。
チームを引っ張る主将の岩本昇大捕手(6年)は「投手が頑張ってくれた。明日2回戦は、守備で盗塁を刺し、バッティングではチームを引っ張っていきたい」と力を込めた。
◆1回戦
大成フェニックス
0020210=5
100315×=10
沼ノ端ジェッツ
(大)山本-佐々木
(沼)富塚-岩本
▽本塁打:松本(沼)
▽三塁打:松本(沼)
▽二塁打:山本(大)、河村、佐々木(沼)
大成 粘り見せるも終盤失点に涙
六回、疲れが見えてきた大成ナイン。先発・山本楓斗投手(6年)は2四球与え、野手陣は2失策と重なった。たちまち沼ノ端に一挙5点のリードを許し涙した。中盤までの粘り強い攻守は沼ノ端を苦しめた。六回、1番・佐々木優太主将のレフト前から内ゴロで一死、二塁。佐々木は果敢に三盗を狙い結果的に沼ノ端のミスを誘いそのままホームへ生還し、大成ベンチは沸いた。点差は5点差となったが、点差ほど差は無く六回裏が悔やまれる。この悔しさ忘れず鍛え直して夏“大成”して見せる。
次こそは咲かせて下さい勝利の華を!
協力:北海道軟式野球連盟・苫小牧支部