滝川少年、5-2で空知対決制し初優勝
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◆ホクレン旗争奪第34回北海道少年軟式野球選手権大会
▽決勝 滝川少年野球倶楽部(空知支部)5‐2栗山ロッキーズ(空知支部)=(2日・札幌麻生球場)
大会3日目の8月2日、準決勝2試合と決勝が行われ、準決勝で浜分ヤンキース(渡島支部)を11‐0で下し、三年ぶりの決勝進出を決めた滝川少年野球倶楽部が5‐2で栗山ロッキーズを破り、悲願の初優勝を果たした。高校野球の北北海道大会同様、今大会の決勝も空知対決となった。同大会決勝での空知対決は大会初で幕を閉じた。優勝した滝川少年は11月に青森県で行われる北日本少年野球大会へ北海道代表として出場する。同チームの北日本大会は2度目の出場で、平成25年北海道開催では永山西クラブ(北海道)との北海道対決を制し、見事初優勝を飾っている。これからの活躍も注目だ!
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◆決勝
栗山ロッキーズ(空知支部)
0100001=2
000104×=5
滝川少年野球倶楽部(空知支部)
(栗)小林、犬井‐林原
(滝)斉藤‐村井
▽三塁打:斉藤2(滝)
▽二塁打:越前谷(栗)、村井(滝)
◆準決勝
栗山ロッキーズ(空知支部)
100004=5
100000=1
北広島西の里カープジュニア(石狩支部)
(六回時間切れ)
滝川少年野球倶楽部(空知支部)
2018=11
0000=0
浜分ヤンキース
(四回コールドゲーム)
エース・斉藤、投打で全道掴む!
1-1の同点で迎えた六回裏、準決勝で本塁打を放っている先頭3番・平手 硬(5年)のライト前ヒットを切り口に4番・斉藤武瑠(6年)が、栗山左翼手・那須涼太(6年)の頭上をはるか越えるレフトオーバー三塁打で、一走・平手が生還し、勝ち越すと続く5番・三上太士(6年)が、ライト前ヒットで3点目。結果これが決勝点となった。さらに2点を加えこの回一挙4点と試合を決めた。七回裏、粘る栗山を1点に抑え最後の打者をショートフライに抑えると身長170㎝とひと際大きいエース・斉藤が、大きく手を広げるとそこに歓喜の輪が生まれた。七回完投で投打ともに活躍したチームの支柱・斉藤は「チームの為に次につなごうと打席に立ち。ピッチングでは打たせて取るよう心掛けた。青森の大会では優勝したい」と額からは汗をにじませながら笑顔を見せてくれた。櫻井皐貴主将(6年)は「僕のエラーで失点してしまったが、栗山の分まで北日本で頑張ります」と意気込んだ。
今年のチームは、4度目の挑戦で全道制覇!
初優勝を飾った滝川少年野球倶楽部は4度目の挑戦で全道制覇を掴んだ。昨秋行われた太陽杯新人戦では、決勝で札苗スターズ(札幌市)に敗れ準優勝。今年に入り7月18日、全日本学童南北海道大会・決勝では東16丁目フリッパーズ(札幌市)との白熱した熱戦を演じたが涙。ファイターズジュニア王座決定戦・1回戦で中央・光陽ブルーファイターズ(釧路)との戦いはまさかの2-4と初戦敗退。決勝はお互いを知り尽くしたもの同士の空知対決で悲願の初優勝となった。永見 滋監督(52)は「よく選手たちが落ち着いて頑張ってくれた」と選手の頑張りを称えた。
栗山、滝川に3度目の挑戦も涙
栗山は二回、敵失を乗じて一死三塁の好機から6番・牧野竜汰(6年)が、センター前にはじき返し先制。4点を追う七回、栗山は意地を見せた!一死から7番・越前谷拓翔(6年)、8番・山﨑隼弥(5年)、9番・那須涼太(6年)と三連打で1点。しかし反撃もここまで 、後続が倒れ涙した。先発・小林海斗投手(6年)は、ボールを散らし滝川打線に的を絞らせず五回まで、強打滝川打線を1失点に抑えた。またバックも小林の頑張りに応えた!五回、三塁手・犬井悠斗(6年)が、1番・櫻井の三塁手後方の飛球に背走キャッチでファインプレーと栗山応援席を喜ばせた。同チームは、滝川との対戦は3度目!昨秋行われた、太陽杯新人戦・空知支部予選、今年に入りファイターズジュニア王座決定戦・空知支部予選と挑戦したがあと一歩に終わった。三度目の挑戦で挑んだホクレン旗決勝だったが、リベンジとはあと一歩及ばなかった。錦古里和宣監督(40)は「2度挑戦し、今度こそと挑んだ3度目だったが滝川さんの壁は厚かった」と唇をかんだ。
次こそは咲かせてください勝利の華
協力:北海道少年軟式野球連盟
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