たきうちで見た!逞しく輝きを放つ球児たち!
今回は『院内で見つけたアスリート』を紹介!札幌市内電車通りに面した、聞いたことがない方などは少ないのでは・・・、そう「たきうち整形外科スポーツクリニック」へ足しげく通うアスリートは数多くいる。そこで3人のアスリートを取材した!一人目は奇跡の復活を遂げた、右投げから左投げに成功した(中2)真駒内シニアの不動の四番を打つ浅野智哉君!二人目は父がジャマイカ人、母が日本人の(小5)キャンベル龍星君(りゅうせい)!三人目は山椒は小粒でも・・・と言いたくなる左腕投手永井拓弥君!を紹介。(書き手:大川祐市)
☆たきうち整形外科スポーツクリニック
◇お知らせ◇
☆次回の下肢外来は10月15日(土)です。
☆11月の下肢外来は、11月5日(土)です。
鈴木医師が学会出席のため、11月19日(土)は休診となります。
【ドクターのフォームチェック】
第1回「金子投手&高田投手」小樽シニア・岩見沢シニア所属
第2回「町田投手」西発寒ホークス所属
第3回「立野投手」真栄ビクトリー所属
第4回「大関投手」真栄ボーイズ所属
第5回「関根匤希」東ハリケーン所属
第6回「竹内快維」大栄クーガーズ所属
第7回「下重匡史」札幌北シニア所属
第8回「渡辺佑汰」東札幌中央ビクトリーズ所属
【院内で見つけたアスリート】
◎苦労人が明日全国賭けて挑む!
▼札幌真駒内シニア 浅野智哉君(中2) 藤野ベアーズ出身 身長:165cm 体重:70kg
奇跡の復活を遂げた選手がここにもいた!
明日リトルシニア秋季大会・3位決定戦に、札幌真駒内VS札幌豊平東の対戦がある。その真駒内チームの不動の四番を任される浅野智哉君、毎試合安打を放ち!走者を置いてからの勝負強さは尋常じゃない!そんな浅野君のこれまでの壮絶なここまでの野球人生を紹介。
野球との出会い・・・、
小学2年生の時お父さんの知り合いの子供で少年野球をやっている一つ上の学年の女の子と初めてキャッチボールというものをした。もちろん上手に捕れない智哉少年は、何度もボールを後ろに逸らすことも多かった、その時ボールが顔面に直撃!思いっきり鼻血が出た!当時はそれでも悔しくてキャッチボールを続けた。
この時、智哉少年は初めて悔しさを知ることとなる。「頑張って上手くなって見返したい!」そう思いひとりで壁ぶつけをしながら努力を重ねた。直ぐに少年団に入ることは出来なかったが、小学4年生になった頃少年団(藤野ベアーズ)に入団。
やる気満々の智哉少年が、頭角を出すにはそれほど時間はかからなかった。小学5年生の頃はレギュラー戦・ジュニア戦と大変多忙な野球漬けの日々。しかしその代償は大きかった!小学5年生の秋頃から右ひじが痛み出し、5年生と6年生の間の春休みに、ある病院で思い切って手術を行っている。
しかし術後もあまり調子がよくならない・・・、
その後小学6年生冬休みを使って、今度は別な病院で診察したところ移植手術が必要と診断。またか!と思い、今度はインターネットなどで調べ、3件ほど病院を回った。実は当時たきうち整形外科スポーツクリニックの評判は聞いていたが、なんせいつも混んでいる。数時間待ちはあたり前などと聞いていたため、やはりまた別な病院で右ひじの軟骨の移植手術も行った。
右投げから左投げに転向!
2回目の術後、リハビリも落ち着き始めた中学入学当時、札幌真駒内シニアさんに入団。密かにこの頃、智哉少年は左投げへの挑戦を考えていた!そして思い切って左へ転向。最初の頃、指導者からはもたつく守備に「左で投げるのか、右で投げるのか!」とよく激が飛んだ。またある指導者からは「三年間でレギュラーを取るのは難しいのでは・・・」と話す指導者も当時いたという。こうした苦労時代も決して本人曰く「野球を辞めたいと思ったことは一度も無い」と言う。
2回目手術を行った病院側から、これ以上良くならないと聞かされ、今年の1月からとうとう真打ち『たきうち整形外科スポーツクリニック』の門を叩くこととなる。現在は定期的に状態を診てもらっている。
中学3年生までは左投げで勝負し、将来高校野球ではまた右投げで挑戦したいという夢を持ち。現在右ひじのリハビリ等に汗を流し明日の全国切符を目指す!
▼浅野智哉君にインタビュー
中学に入って直ぐに右投げから左投げに転向した、最初まずまともに投げれなかった!ほんと悔しい日が続いた。今でもコントロールには課題があるが、チームの四番として試合に出してもらえることに感謝している。打撃は最近調子が良い。また2年生は10名と少ないですが、その分団結力はある。チームとしては大栗キャプテン中心にみんなで全国行きたいです!
▼発行人より
打席で一球毎に吠える声出しは、凄まじいものを感じる!野球が出来る喜びを感じた彼の打席に注目してほしい。バッティングスタイルは“昭和の男”を感じさせる、大根切り!当たった時のボールの伸び方は凄いぞ!
◎目指せダル二世!なるか!?
▼山鼻アカシアーズ キャンベル龍星君(小5) 身長:160cm 体重:45kg
ジャマイカと日本の血が織り成す、原石はこれから輝きを魅せる!
当面の目標は、日刊スポーツ旗秋季大会で、4回戦札苗スターズ戦と中央区スポ少リーグ戦の決勝トーナメント:決勝戦 対緑丘ホーマーズ戦を、目指し調整している。
野球との出会い・・・、
野球を始めたのは小学2年の冬。はじめたキッカケは、テレビでプロ野球を観て、画面にはダルビッシュのピッチングを観て影響を受けた。
初めての公式戦は、スーパーJr(小学4年以下)の大会で、3年生の時出場。「緊張した・・・」
●現在チームでは
レギュラー戦では、投手・一塁手・右翼守
ジュニア戦では、投手・一塁手・二塁手
[今シーズンのナイスゲームは]
日刊スポーツ旗秋季大会3回戦「山の手ベアーズ」戦で、 0-6と劣勢から最終回に劇的なサヨナラ勝利を挙げた試合。
[悔しかったゲーム]
5年生の試合で、フジジャパンという大会 でシーソーゲームの末ニュースターズに4-7で敗れた試合。
[持ち味]
ピッチングでは、スタミナとコントロール。
バッティングでは、長打とミート力。
▼発行人より
身体能力の高さを感じる!チームでは三番を任せられる逸材。今シーズン、そして来シーズンも注目です!
◎142cmから放つ緩急自在のピッチング!
▼大谷地ヤングタークス 永井拓弥君(小6) 身長:142cm 体重:32kg
身体は小さいが、ピッチングフォームは素晴らしい!
明日!白石区6年生最後の大会146の戦いで、すべて出し切りたい!
野球との出会い・・・、
小学3年生の春まで、サッカーを習っていた!ポジションはトップとキーパーをしていた。しかしテレビに映るプロ野球を観て、野球の魅力に日増しにとりつかれていった。
●現在チームでは
投手・ファースト
[今シーズンのナイスゲーム]
4月2日に北村童里夢で、行われた「第2回選抜少年野球岩見沢大会」真栄ビクトリー戦で、負けはしたが好投できたことが良かった。
[146に向けて!]
祭りみたいなものだけど優勝したいからみんなで頑張ろうと門馬監督から話があった!ぼくもそう思うので頑張る。
[持ち味]
球はそれほど速くないが、コントロールが持ち味。
▼発行人より
身体はまだ小さいが、今のピッチングフォームはキレイで良い。これから必ず大きく成長するので、このままスキルを磨いて、またどこかの次のステージでお会いできるのを楽しみにしています。