朝から熱くなる。元ロッテの『中後悠平』メジャーに挑戦!
元千葉ロッテ中後悠平投手。プロ野球戦力外が一転、メジャーキャンプ参加。あれから二年――。昨季3Aで13戦連続無失点記録を引っ提げてメジャーのオープン戦に初登板した。記事によると緊張しながらも、1回を三者凡退に封じた。メジャー昇格がいよいよ現実味を帯びてくる。
早朝の記事に熱くなった。妻と子を持ち地べたに這いつくばった男が、アメリカンドリームを掴もうとしている。
関西学生リーグ・近畿大学では2年春MVP、3年春最優秀投手賞、4年春ベストナインなど数々のタイトルを獲得。大学3年時には大学日本代表にも選ばれた。そして2011年千葉ロッテからドラフト2位で入団。ルーキーイヤーから一軍の中継ぎ投手として活躍。しかし肩のケガから26歳となる2015年10月に4年間在籍した千葉ロッテから戦力外通告を受ける。同年11月、12球団合同トライアウトを受けるもオファーは無かった。野球を諦めきれなかった中後は、2015年12月に誘いのあったBCリーグ武蔵ヒートベアーズへ入団。ここで平均年収150万円と言う厳しい環境からプロ野球を目指していた中、思わぬビックチャンスが舞い込んできた。
※以下はウィキペディアより抜粋。
日本在住のメジャーリーグベースボールスカウト関係者が、中後の独特の投球フォームや投球術に注目。MLBの各球団に中後を売り込んだところ、2016年1月に、フィラデルフィア・フィリーズ、アリゾナ・ダイヤモンドバックス、テキサス・レンジャーズ(いずれもMLBの加盟球団)がアメリカ国内でのスプリングトレーニングへ中後を参加させることを検討するに至った。
ダイヤモンドバックスと契約
2016年3月1日に、ダイヤモンドバックスとマイナー契約を締結。シーズン当初はルーキー級アリゾナリーグのアリゾナリーグ・ダイヤモンドバックスに所属したが、6月23日にシングルAミッドウェストリーグのケーンカウンティ・クーガーズ、7月1日にアドバンスドAカリフォルニアリーグのバイセイリア・ローハイド、8月3日にAAAパシフィック・コーストリーグのリノ・エーシズに昇格。MLBへの昇格には至らなかったものの、3Aの公式戦では、シーズン終了まで13試合連続無失点と好投していた。
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メジャーへの道のりは、険しく・・・。最高峰にメジャーがある。メジャーの下に3A、2A、1A(ハイA)、1A(ローA)、1A(ショートシーズンA)、ルーキーアドバンスド、ルーキー。とメジャーの下にはマイナーがいく層にもなる。年俸アップを求めて日本球界に求める外国人が後を絶たないのもうなずける。(書き手発行人大川祐市)