2017! センバツ!開幕ウォッチ!
2017!
センバツ!開幕ウォッチ!
「清宮君がもし出場していなくても、面白い大会になること間違いなし!」
十数年来の知人である、スポーツジャーナリストの安倍昌彦さんがこう言うほど、今大会は見どころ満載だとか。
今大会とは、もちろん、19日に開幕する第89回選抜高校野球大会のことだ。
とはいっても見ている方すべてが「通」ではないし、みんながみんな高校野球芸人ほど詳しくもない。
それでも、みんなが知っている早稲田実業の清宮君は「全日本的ヒーロー」といっていいだろう。
組み合わせでは、大会5日目の第2試合で強豪の明徳義塾と対戦する。この両チームのユニフォームを思い浮かべるだけでメシが食えそうなほど、期待大な一戦だ。
他にも、身体能力や「プロ向き度」では清宮選手の上をいく履正社の安田選手、清宮選手の後を打つ早実の4番を任されている野村選手、今大会一番ブレイクしそうな日大三高の金成選手、など。
また、投手での注目は、昨夏の全国制覇時にボールボーイをしていたという、左腕で作新学院のエースに成り上がった大関投手、北海・大西に続けとばかり、札幌第一の左腕エース冨樫投手、この世代最強投手といわれて久しい東海大市原望洋の金久保投手、他にも高校野球ファンの中では中学時代からその名を全国に知らしめていた、本家二刀流の根尾選手、などなど。
このように、まだまだ超高校級の選手がおり、紹介しきれないほどだが、知名度の高い学校の出場も話題性充分で楽しめる要素大といえる。
ざっくりいっても、札幌第一、仙台育英、前橋育英、健大高崎、早稲田実業、日大三高、履正社、大阪桐蔭、智辯学園、報徳学園、明徳義塾、秀岳館、熊本工業と、新旧入り混じってメジャー校が多数出場する。
気になる我が北海道代表は、センバツ2年連続出場の札幌第一。大会3日目の第3試合で群馬の健大高崎と対戦する。1、2番に足があり、主軸で返すのが売りの健大高崎だが、札幌第一の冨樫投手も全国区のサウスポー。接戦は必至といえる。惜しくもベスト4で終わった昨秋の神宮大会と、記憶に新しい東海大札幌の選抜準優勝のリベンジも兼ねて、悲願である紫紺の優勝旗を北海道に持ち帰ってほしいと願う。
佐藤 大(北海道日大高~札幌大)
日高ベースボールスクール/代表
日高ベースボールクラブ・スクール https://www.facebook.com/hidaka.bbc.bbs/