旭川大雪ボーイズ、2年ぶり秋季全道制す! 準V札幌手稲
◆第5回 日本少年野球秋季北海道選手権大会(全国大会予選)
▽決勝 旭川大雪ボーイズ4‐1札幌手稲ボーイズ=(9日・野幌第一)
中学硬式野球のボーイズリーグは9日、野幌第一球場で秋季北海道選手権大会(全国予選)の3位決定戦と決勝が行われ、決勝で旭川大雪ボーイズと札幌手稲ボーイズが対戦し、旭川大雪が札幌手稲を4‐1で退け2年ぶり3度目の栄冠を手にした。閉会式では最優秀選手賞に伊藤 翔投手(旭川大雪)、優秀選手賞に菊地大翔選手(旭川達)、酒井 翼投手(札幌手稲)らがそれぞれ選ばれた。
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◆決勝
旭川大雪ボーイズ
0111100=4
0100000=1
札幌手稲ボーイズ
(旭)谷口、伊藤-吉村
(札)酒井-相澤
▽三塁打:広川(旭)
▽二塁打:菊地(旭)
2年ぶり『春季全国』出場決める!
旭川大雪は1‐1の同点で迎えた三回、一死から2番・花田海翔(2年・共栄ワンダーズ出身)が、中前で出塁。透かさず二盗も決め内ゴロの間、三進。ここで4番・菊地大翔(2年・永山中央野球少年団出身)が、左前適時打で1点。結果これが決勝点となった。続く四回には二死二、三塁の好機から敵失で1点。さらに五回にも二死三塁の好機から7番・広川稜太(1年・永山西クラブ出身)が、中前適時打で加点した。投げては先発・谷口颯太(2年・新得町野球少年団出身)、六回から伊藤 翔(2年・近一チャンレンジャー出身) と継投し、粘る札幌手稲打線を退けた。西大篠敏志監督(51)は「先発の谷口がテンポ良く、コントロール良く投げてくれた。3安打の広川も相手投手に合っていた」と選手たちの頑張りを称えた。同チームは来年3月25日から東京都の大田スタジアムなどで行う第48回日本少年野球春季全国大会へ北海道代表として出場することが決まった。2年前出場した時は、吉原大稀捕手(現・横浜高校1年)を擁して全国ベスト8の活躍を見せた。この冬、旭川大雪は一冬の振り込む素振りの回数を選手ひとり一人が自らの本数決めると言う。昨年の先輩たちの中には7万本を振込んだ選手もいた。2年前の全国ベスト8以上を目指す!
◆谷口投手の話
「全国ではチームに貢献できるようスタミナ、コントルールをもっと磨き全国に挑みます」と意気込んだ。
◆広川選手の話
「良いピッチャーなのでストレートと変化球をそれぞれ狙い球を絞って打席に立った。来春に向けてしっかりトレーニングを積んで2年生に負けないよう頑張ります」と意気込んだ。
札幌手稲ボーイズ、決勝で涙
札幌手稲は1点を追う二回、二死から6番・相澤蒼汰(2年・新光スワローズ出身)が、敵失で出塁。7番・守部厚志(2年・鹿野クラブ出身)が、中前打で二死一、三塁と好機を広げると続く8番・高原俊介(2年・新光スワローズ出身)が、左前適時打で同点とした。しかし三回以降も得点圏に走者を進める場面があったが、後続倒れ涙した。大場智寿監督代行(52)は「守りのミスが多かった。攻撃ではボール球に手を出していた」と悔しがった。しかし同チームは11月25日から埼玉県本庄市で行われる「本庄市長杯」へ北海道代表として出場することが決まった。決勝で挙がった課題を修正し、初戦突破で勢いに乗り、優勝を目指す。
協力:(公財)日本少年野球連盟 北海道支部
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