失敗しないグラブ選び!<続編>
【札幌市南区の野球専門店】スポーツショップ古内の社長
古内克弥のコラム No.9
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失敗しないグラブ選び<続編>
先週の続きですが、
「初心者のグラブ選びの悩み」についてお話します。
初心者の方がグラブを選ぶ際、
一体どんなことに注意して選べば良いのだろう?
と感じていらっしゃる方も多いと思いますので、
選ぶ際の「基準」について書いていきますね。
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グラブ選びの基準
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グラブを選ぶなら、
ぜひとも自分の「プレイスタイル」などをイメージしたりしながら選んでもらいたいところですが、初心者は自分のプレイスタイルが確立されていない方が多いと思いますし、そもそもプレイしていないのだから、わかるはずがありませんね(笑)
初心者が抱えるグラブ選びの悩み、
それは
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何を買えばいいのかわからない
どこで買えばいいのかわからない
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ということだと思います。
グラブ選びで「何を」選べばいいのかわからない、
ということもそうですが、
実は
「どこで買えばいいのか」
ということもわからないのです。
たまにホーマックなどのようなところで売られている
レジャー用を買ってしまう人もいますし、
中古屋さんで買う人もいます。
家電量販店に行ってしまう人もいます。
でも、
「わからない」のですから、それはしょうがないですよね。
「あそこに売ってるかな?」と思ったところに足を向けてしまうのは仕方がないことです。
スポーツショップ古内にも、
たまに
「ここで杖は売ってるかね?」
と紳士がご来店されることもございます。
残念ながら当店では杖の取り扱いはございませんから、
そんな時はウォーキングポールをお勧めします(笑)
さて、グラブの話に戻しますが
初心者の方は、
・どんな素材で
・どんな大きさの
・何色の
・いくらくらいの
グラブを買えばいいのか。
これはですね。
スポーツショップ古内の社長の古内克弥の勝手な基準ですが、
・天然皮革(牛さんの革)
・小学生の場合、大きさは、体格に合わせて
・中学生以上の場合は、ポジションに合わせて
・色は、小学生なら何色でもOK
だけど、ピッチャーをやるなら単色が良い
中学生以上は、学生野球のルールに沿ったカラー。
・金額は、1万円程度を見込んでいると良い
という感じです。
上記のことを踏まえていただければ、OKです。
と言っても、小学生の場合の
「体格に合わせて大きさを選ぶ」
というのが難しいと思います。
もう少し詳しく書きますね。
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小学生のグラブの大きさの目安
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小学生用のグラブの場合、
メーカーによって表記の仕方が違いますが、大抵のものは
SSサイズ、Sサイズ、Mサイズ、Lサイズ、LLサイズ
と分けられています。
SSサイズ、Sサイズ=小学校低学年以下
Mサイズ=小学校中学年〜高学年
Lサイズ、LLサイズ=小学校高学年
といった具合に学年で分けていたり、
SSサイズ=110cm~125cm
Sサイズ=120~135cm
Mサイズ=130~145cm
Lサイズ=140~155cm
LLサイズ=150cm以上
といった具合に、身長で分けています。
これは一つの目安になりますよね。
メーカーの商品タグのところに
サイズ表記がありますから、
それを見て確認して見てくださいね。
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中学生以上のグラブの目安
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次に学生の場合です。
こちらは、以前
「グラブのポジション別の特徴」
https://www.strike-web.com/201901010042/
でも書いたように、
自分のポジションで選ぶのが良いでしょう。
ただし、
なんせこれを読んでいるのは初心者!
「ヤイヤイ、古内!
初心者でポジションが決まっているわけないだろ!」
と仰られる方もいらっしゃると思います。
そうですよね。
初心者でポジションが決まっていない場合。
入団したチーム事情にもよると思うので、
あくまで基準でしか伝えられないのですが
「僕は初心者だから、とにかく部活の先生に指示されたポジションをやろうと思います。」
という子なら、そういう子向けに
「オールラウンド型」というものがございます。
基本的に、
三塁手用として販売されているものに、形が近いです。
形の特徴としては、
内野手の中では大きめ。
ポケットは深め。
がっちりキャッチできる形です。
初心者が当て捕りなどの高等技術をすることは、
それほど多くないと思いますから、
最初はこのオールラウンド型、
もしくは三塁手用を購入されるといいかもしれません。
たとえ外野になったとしても、これなら深いポケットのため、
フライを捕った後にファンブルする可能性も低くできますから。
ただし、
「俺はダルビッシュに憧れて野球を始めたんだ!ピッチャーしかやるつもりはねぇぜ!!!」
という確固たる決意のある方は、
ピッチャー用を購入してもいいと思います。
せっかく高い金額を出して買うのですから、
自分の欲しいものを買うのが一番です。
その方がモチベーションも高まるでしょう。
それでもやっぱり、
「まだ何を買おうか迷っちゃうなぁ」
という方は、、、
やはり専門店で相談しながら選ぶのがいいでしょう。
専門店のスタッフさんでしたら、
様々な状況のお客様と接客をしてきているので、
その経験値の中から、最適な提案をしてくれるでしょうし、
“あなたが気づいていなかった悩み”
を見つけてくれることもあります。
もちろん、スポーツショップ古内のスタッフは、
そうしたお客様の悩みや、
逆に強みを活かすお買い物のお手伝いをするため、
勉強をたくさんたくさん積み重ねてきていますから、
もし迷われたなら、
スポーツショップ古内までお越しくださいね。
なんせ150個以上グラブがありますから、
あなたのお悩みを解決できるグラブに出会えると思いますし、
間違いのないマッチングをしてあげれると思いますよ。
今回のコラムはいかがでしたか?
「初心者の悩み」というものの、
実は自分自身が何に迷っているのかさえもわからないものです。
よく「何がわからないのかがわからない」
という言葉を聞きますが、まさにその通りなんです。
だから
僕たちのような専門店スタッフが、
「あ、この子は今まで見てきたお客様の中で、あの子に似ているぞ」
と、いろいろな経験の中から導き出して、
「もしかして、こういうことに悩んでいるんじゃないかい?」
などと、接客の中でカウンセリングをするわけです。
別に“何かネタがなくては専門店に行ってはいけない”なんていう法律もありませんから、どうぞお気軽に足を運んでみてくださいね。
たくさんの野球用品を見ることも楽しいじゃないですか。
疑問点や聞きたい話などがございましたら
こちらまでご連絡ください!
バックナンバー
No.1 「綺麗な肌は好きですか?」https://www.strike-web.com/201811260919/
No.2「将来の夢はグラブ職人!?」https://www.strike-web.com/201812031248/
No.3「お手入れのコツは「手洗い」」https://www.strike-web.com/201812101432/
No.4「グラブづくりイベント」https://www.strike-web.com/201812171410/
No.5「赤ちゃんに学ぶ、外角低めの克服法」https://www.strike-web.com/201812241339/
No.6「グラブのポジション別の特徴」https://www.strike-web.com/201901010042/
No.7「グラブ作りに挑戦!」https://www.strike-web.com/201901071043/
No.8「投手用グラブ タテ型派、ヨコ型派をわかりやすく解説」https://www.strike-web.com/archives/148508
No.9「失敗しないグラブ選び(2-1)」https://www.strike-web.com/archives/149289
――――――――――<コラム著>――――――――――

古内克弥氏
株式会社スポーツショップ古内
代表取締役社長 古内克弥
1982年4月15日生まれ
小学5年生の時に家業であるスポーツショップ古内の販売をお手伝いした時に、接客の楽しさを経験し、将来の夢を「スポーツショップ古内をでっかくする」に設定する。
サッカー、バレーボールをメインに15種目ほどの競技を学び、大学で経営学を学んでゼット株式会社に入社。
ゼット株式会社では、グラブ工場で一年間グラブ製作に携わり、グラブの知識を覚える。
三年間の修行を経てスポーツショップ古内に入社する。
2017年、代表取締役社長に就任。
「札幌をスポーツカルチャー人口日本一にする」をゴールとした、札幌市のスポーツ&カルチャーフェスティバル「スポカル」の副実行委員長もつとめ、スポーツ普及に携わる。
学校や企業への講演依頼も年に10回ほど受け、経営、マーケティング、地域活性化などのテーマで話をしている。
(依頼はほぼないと思いますが)講演は「ストライクを見た」で、無料で行います。
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