札幌東リトルシニア<2019チーム訪問>
中学硬式野球の札幌東リトルシニアを23日、取材させていただきました。
同チームは昨夏、北海道で開催された第9回林和男旗杯国際野球大会で全国初優勝を成し遂げるなど大きく飛躍した一年となった。
チーム作りが遅れた新チームも秋季全道大会(新人戦)でベスト4と確実に力をつける。
3月に大阪で行われる第26回全国選抜野球大会に北海道代表として出場することも決まっている。
今季から新企画の<監督編><主将編><スラッガー編><スマイルチャレンジ>とそれぞれにスポットを充て随時紹介させていただきます。
◇<2018秋>札幌東リトルシニアベンチ入りメンバーはコチラ
<発行人レポート>
「高3にピークをもっていくためにはどうしたらいいか」と語るのは髙谷博志監督(50)。
あくまでも高校野球で大成するための練習はいたってシンプルだった。
この日の練習は、9時前にランニングを済ませると9時からティバッティングで、トップの位置を確認した。
振りこんでいく選手たちに向け「ベルト1個分腰を下げろ」とシンプルな指示が心地いい。
11時からは野手組が近隣の中沼小学校・体育館へ移動し、走り込みによる体幹トレーニングを行っていた。
驚いたのは「うちは細かいサインが無く、盗塁のサインも無いんです」と髙谷監督は笑顔。
選手たちが状況を見て、自己判断で決する。
しかしこうした基本徹底で全国大会・優勝、昨秋の新チームは3位と確実に自力をつけているのも事実だ。
新チームは2年生15人、1年生20人、6年生は2月23日現在で21人、現団員は56人と順調だ。
6年生21人の内訳は東区のみならず北区、西区、中央区、手稲区、厚別区、白石区、小樽市銭函から足しげく通う選手もいる。
成績は秋季全道大会(新人戦)2勝1敗1分のグループ2位で決勝トーナメント進出を決めると
1回戦で札幌南を5-4、2回戦の小樽を1-0と接戦で破りベスト4入り。
準決勝で優勝した札幌新琴似に1-5で涙するも全国選抜大会出場を掴んだ。
全国大会に向けて髙谷監督は「一人でも多くの選手を起用したい。そのためにも1試合でも多く試合がしたい。初戦、勝つための準備を進めています」と語気を強めた。
同チームは今夏も山形県で行われる第10回林和男旗杯国際野球大会へ昨年度の優勝枠として出場することがすでに決まっている。
<投手陣>
主戦は<注目選手>右の本格派で北海道選抜にも選ばれた茨木秀俊投手(2年・手稲ヤングスターズ出身)。
キレのあるストレートと変化球のコンビネーションが持ち味だ。
他にも左腕の宮田夢羽雅投手(2年・札幌新琴似リトル硬式出身)、昨年4月に父の転勤で旭川大雪ボーイズから移籍した去渡 聡樹(2年・豊岡ガッツボーイズ出身)といずれも好投手。
また右のサイドから投げる柏山幹太投手(2年・太平スカイラークス出身)と茨木以外の3人も全国大会でのデビューに向け準備を進める。
<捕手>
捕手で名前が挙がったには対馬 陸捕手(2年・レッドアスレチックス出身)、相澤謙成捕手(1年・東雲ファイターズ出身)だ。
元気がよくムードメーカーの対馬。
リード面が良く相澤がマスクをかぶると球数が少ないのが特長。
また相澤が今秋、エース候補として挙がっているだけに長峯周汰内野手(1年・白菊ファイターズ出身)を現在、将来性もかって捕手育成に取り掛かっているという。
<攻撃陣>
5人の名前が挙がった。
昨秋、1~3番を務めた南 大樹遊撃手(2年・レッドアスレチックス出身)、三拍子そろったプレーヤー!チャンスメイクに期待が懸かる。
2番・千葉大輔二塁手(2年・手稲ヤングスターズ出身)、昨年一番打率が高く勝負強いバッティングを魅せた。
3、5番・ 佐々木健成選手(2年・大栄クーガーズ出身)、頼れるバッティングはナインからの信頼も厚い。
4番・及川大介中堅手(2年・手稲ヤングスターズ出身)、チーム1スタートが上手い走れる四番!
昨年は大舞台の大事な場面で代打起用されるなどの経験が今春生かされそうだ。
5番・茨木投手は投打活躍が期待される。
打線では上記5人の名前が挙がったが、つながりで相手投手陣に迎え撃つ。
<中学3年生の進路は!?>
3年生15人の内5人が公立校へ。
私立組は札幌第一、東海大札幌、札幌大谷、立命館、札幌静修、札幌とわの森、北海、室蘭大谷、白樺学園と名前が挙がった。
中沼小学校・体育館練習から参加していた3年生4人
〇大橋勝人内野手(3年・東部ライオンズ出身)
〇小林凌輔捕手(3年・伏古わんぱくボーイズ出身)
〇小山駿人遊撃手(3年・東グレートキングス出身)
〇佐々木大成中堅手(3年・大栄クーガーズ出身)
<関連記事>
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◇札幌東シニア、初優勝 準V札幌新琴似<2017年8月>
<監督編>
◇髙谷 博志(たかや ひろし)
年齢:50歳
指導歴:13年
当チームの監督歴:1年
趣味:野球
座右の銘:報われるまで努力する
保護者に求めること:子供の自立
<監督の方針>
<主将編>
主将にインタビュー
新チームの特徴や課題、目標などを聞いた!
◇南 大樹(みなみ たいき)
学年:中学2年
出身:レッドアスレチックス
身長:167cm
体重:60kg
投打:右投両打
◆このチームに入団した決めて
先輩方の雰囲気がよく自分にあっていたから
◆チームの特徴
守備からリズムをつくる
◆チームの課題
次につなげるバッティング
◆課題克服の為に
この冬にしっかり振り込む
◆ズバリ目標は
先輩方がした全国制覇をもう一度する。
◆着てみたい高校(道内)のユニフォームは?
北海高等学校
◇札幌東、函館港西それぞれ春の全国掴む!<秋季全道新人戦・3位決定戦><2018年10月>
<スラッガー編>
今年からストライク専用バットによるスイングスピード企画を始めました。
ランキングも同時に紹介させていただきます。
2018中学生<新チーム編>
◇及川 大介(おいかわ だいすけ)
学年:中学2年
出身少年団:手稲ヤングスターズ
身長:175cm
体重:67kg
投打:右投右打
最速134km/h
Q)このチームに入団した決めて
A)チームの雰囲気が良く誘われたから。
Q)着てみたい高校(道内)のユニフォームは?
A)北海高等学校
◇南 太樹(みなみ たいき)
学年:中学2年
出身少年団:レッドアスレチックス
身長:167cm
体重:60kg
投打:右投両打
最速110km/h
Q)このチームに入団した決めて
A)チーム雰囲気が良く自分にあっていたから。
Q)着てみたい高校(道内)のユニフォームは?
A)北海高等学校
◇佐々木 健成(ささき けんせい)
学年:中学2年
出身少年団:大栄クーガーズ
身長:171cm
体重:54kg
投打:右投右打
最速113km/h
Q)このチームに入団した決めて
A)兄(佐々木大成)がいたから。
Q)着てみたい高校(道内)のユニフォームは?
A)北海高等学校
◇茨木 秀俊(いばらぎ ひでとし)
学年:中学2年
出身少年団:手稲ヤングスターズ
身長:179cm
体重:73kg
投打:右投右打
最速114km/h
Q)このチームに入団した決めて
A)チームの雰囲気がよく、指導が良かったから。
Q)着てみたい高校(道内)のユニフォームは?
A)北海高等学校
◇藤丸 新大(ふじまる あらた)
学年:中学1年
出身少年団:東部ライオンズ
身長:169cm
体重:73kg
投打:右投右打
最速127km/h
Q)このチームに入団した決めて
A)元気があってチームワークがあったからです。
Q)着てみたい高校(道内)のユニフォームは?
A)東海大学付属札幌高等学校