日本ハムジュニア、初陣飾れずサヨナラで涙<NPB12球団>

1回戦に涙した日本ハムジュニア
◆NPB12球団ジュニアトーナメント2019 supported by 日能研
▽1回戦 北海道日本ハムジュニア6-7東北楽天ジュニア=(27日・札幌ドーム)
初戦1回戦で東北楽天ゴールデンイーグルスジュニアと対戦するも6-7のサヨナラ負けで涙をのんだ。
日本ハムは1回戦に敗れるもワイルカード(敗者復活)からの準決勝進出を懸け28日、午後1時半からオリックスジュニアと対戦する。
村田和哉監督(34)は「初回から攻めの気持ちを忘れず戦ってくれた。ナイスゲームです」といつもながら結果にとらわれず選手たちの前向きな姿勢を称えていた。
東北楽天はあす28日、準決勝進出を懸け広島東洋カープと対戦する。
◇【速報】日本ハムジュニア×東北楽天ジュニア<NPB12球団>
【ワイルドカード進出チーム選出方法】
1イニング平均得失点差による選出
下記算式を用いて、予選1勝1敗6チームの2試合の試合結果を元に優位性を判断する。
(総得点÷イニング数)-(総失点÷イニング数)=最も数値が高いチームを優位とする。
※1イニング当たりの平均得点、平均失点を相殺して得た数値でチームカの優位性を判定

伊藤主将
◇主将・伊藤 隆勝(6年・北光ジュニアファイターズ所属)の話
「結果は負けたけれど良い内容だった。初回はつなぎ、七回は粘り強く追いついた。明日は、チームワークを忘れずみんなと楽しんで挑みます!」としっかりと前を向いた。

矢吹投手
◇矢吹太寛投手(6年・沼ノ端スポーツ少年団 所属)の話
「ボール先行になってしまった。攻めのピッチングを心がけるよう言われたが、悔しい」と唇をかんだ。
日本ハムジュニア、あと一歩及ばず涙
日本ハムは初回、先頭の1番・田村 颯丈郎(6年・東札幌ジャイアンツ所属)が、センター横を抜ける三塁打でチャンスを作ると2番・横谷 塁(6年・拓勇ファイターズ所属)が、しぶとく内野安打で1点先制。
さらにバッテリーミスと次打者内野ゴロの間、一死三塁から4番・瀧口 大智(6年・東雲ファイターズ所属)が、レフト前タイムリーで2点先制した。
二回には2番・横谷、3番・飯泉 百華(6年・JBC日高ブレイヴ所属)のタイムリー、さらに4番・瀧口の犠牲フライで一挙3点を奪った。
二回裏に3点、六回に3点献上し、5-6と1点を追う七回。
2者が倒れ二死走者なしから6番・樋渡 隼輔(6年・静内ホワイト☆スターズ所属)が、センターヘ打ち返し次につないだ。
続く7番・大滝 泰都(6年・小平ファイターズ所属)の三ゴロが敵失を誘い一、二塁とチャンスが広がった。
ここで8番・武藤 光晴(6年・中標津ホルスタイン野球少年団所属)の三塁強襲ヒットが、東北楽天三塁手・山上 春人(6年・秋田県岩見三内野球スポ少所属)のグラブをかすめボールがレフトに転がる間、二走・樋渡が、快足を飛ばし一気に生還し6-6の同点を掴んだ。
七回裏を守って八回からタイブレークに持ち込みたい日本ハムは七回から2番手・武藤に代わって田村が登板。
2者凡退したあと、4番・田口 大和(6年・秋田県秋田ファイターズ所属)に、レフト柵越えとなるサヨナラホームランを放たれ6-7で涙した。
日本ハムは明日、ワイルドカード進出を懸け全員野球で挑む!

開会式で見せたチーム一丸の円陣