札幌豊平・扇谷、健大高崎合格!

選手権=(写真・本人提供)
シリーズ『2020道外で高校球児を目指すどさんこ』第2弾
中学硬式クラブチームの札幌豊平ボーイズでエースとして活躍した扇谷来愛投手(中3年・羊ケ丘カージナルス出身)が、『機動破壊』で全国で猛威を振るった強豪校・健大高崎高(群馬県)に推薦入試で合格していたことが18日、関係者からの取材でわかった。
持ち味は「マウンド度胸です」とキッパリ。
「何があっても動じず、全身全霊で気迫のあるピッチングが出来ます」と自信をのぞかせる。
その中でも「インコースのストレートそして変化球、牽制にも自信があるので高校でもそれを伸ばしていきたい」と高校での飛躍も誓った。
道外で頑張るどさんこにエールを送る!
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<進学を決めた最大の理由>
小学校6年生から健大高崎の試合に対する気持ちやプレースタイルに惚れてずっと行きたいと思っていました。
<高校野球に向けた意気込み>
高校までに高校でも通用するような身体を作って、少しでも早くベンチ入りをしてチームを甲子園出場に導いて今まで支えてくれた皆様に恩返しをしたいです。
自分は球が速いピッチャーでは無いので球のキレや変化球を高校入学までにもっと磨いて素晴らしいピッチャーになれるように全力で日々精進していきたいです。
北海道の代表のつもりで精一杯頑張ります。
<学童・中学で一緒に戦った仲間へメッセージ>
来年からは離れてしまいますがみんなと過ごした日々は忘れないし、一生の財産です。距離は離れるけどこれからもお互い頑張りましょう!
そして甲子園で会いましょう。

関東大会=(写真・本人提供)
<発行人から>
扇谷君は抜群の制球力に加えキレの良いストレートと2種類のカーブ、スライダー、チェンジアップ、カットボール、シュートと変化球も多彩。
ストレートと変化球のコンボネーションが最大の武器だ。
今後の活躍が楽しみだ。
〇扇谷 来愛(おおぎや らいあ)
投手。
2004(平成16)年6月24日生まれ 15歳。
札幌市出身。
出生時は2,840グラム。
札幌市立羊ケ丘小学校1年から羊ケ丘カージナルスで野球を始める。
中学では札幌豊平ボーイズに所属。
中学2年時、第16回日本少年野球東北大会(仙台)では準決勝、決勝とも先発投手として任され、チームを準優勝に導くなど頭角を現した。
中学3年時、関東大会へ北海道代表として出場し1回戦・本庄ボーイズ(埼玉県)を下し2回戦進出を果たした。
憧れのプロ野球選手は今永昇太投手(横浜DeNAベイスターズ)。
身長174センチ、体重70キロ。
スイングスピード133キロ(※ストライク調べ)。
左投、左打。
家族は両親と兄と姉の5人。会=(写真・本人提供)

選手権=(写真・本人提供)
◆高崎健康福祉大学高崎高等学校
群馬県高崎市にある私立高等学校である。
学校法人高崎健康福祉大学が設置する。
略称は健大高崎(けんだいたかさき)。
県内では健大(けんだい)と呼ばれる。
群馬県の強豪校と言うと高崎市の健大高崎高校、前橋市の前橋育英高校、前橋工業高校、桐生市の桐生第一高校、館林市の関東学園大学附属高校が挙げられる。
健大高崎の甲子園出場は2011(平23)年、創部10年目にして初出場を果たし、2回戦進出。
翌年の2012(平24)年、春のセンバツでベスト4の快進撃を見せる。
2015(平27)年には準々決勝で東海大四高に敗れるもベスト8の活躍。
春2回、夏3回で魅せた機動破壊はあまりにも有名だ。
基本的な盗塁技術はもちろんのこと走塁においてもっとも重要な要素「スタート」に特化したものだ。
これだけけん制しても走ってくると相手心理をついたものだ。
相手が嫌がる走塁で相手の精神をこれでもかというほど「破壊」した。
群馬県から日本一を目指す!
<プロ野球選手も4人輩出>
〇三ツ間 卓也投手(2015年・中日ドラゴンズ育成3位→16年11月・支配下登録)。
〇長坂 拳弥捕手(2016年・阪神タイガース7位)
〇湯浅 大内野手(2017年・読売ジャイアンツ8位)
〇山下 航汰外野手(2018年・読売ジャイアンツ育成1位→19年7月・支配下登録)