【動画付】札幌真駒内シニア<2020チーム訪問>

札幌真駒内シニア

札幌真駒内シニア
3月27日、札幌市南区駒岡で中学硬式野球クラブチームの札幌真駒内シニアさんをチーム訪問で取材しました。
2月下旬から練習自粛となっていた同チームも約1ケ月ぶりの練習となったが、まだ本格的な練習とはいかなかった。
新型コロナウイルス対策として、練習前に全選手に対して検温を初めて実施した。
午前中の練習では本格的な練習に入る前の準備期間といった感じの練習となった。

練習前、検温でチェックする札幌真駒内チーム

内野ノックを受ける選手たち

投手陣
この日の練習ではなるべく密集を避け、7班に分かれ軽めの練習が繰り返された。
1班のバッテリー組はランニング⇒キャッチボール⇒ブルペン。
2班のバッテリー組はキャッチボール⇒ブルペン⇒ランニング
3班はティーバッティング⇒マシン打ち⇒ノック(室内)
4班はノック(室内)⇒ティーバッティング⇒マシン打ち
5班はマシン打ち⇒ノック(室内)⇒ティーバッティング
6班は内野ノック(グラウンド)⇒外野ノック(グラウンド)⇒坂ダッシュ
7班は外野ノック(グラウンド)⇒内野ノック(グラウンド)⇒坂ダッシュ
以上の練習を効率よく行われていた。

内野ノックを受ける選手たち
今回の取材では監督編、主将編、スイングスピード編、さらに大人編を紹介。
大人編では凄いコーチ2人が挑戦してくれました。
まずは2000年に開催されたシドニーオリンピックへ日本代表の内野手として出場した工藤賢二コーチ(44)。
同じ内野手にはプロ野球選手の松中信彦、高橋賢司、平馬淳、初芝清、沖原佳典、阿部真宏、野村謙二郎らと名だたる名選手が選出されている中に工藤コーチもいる。
もう一人は今年から同チームのコーチに就任した大栗飛人さん(22)。
同氏は同チームのOBで当時、主将を務めた。
中学2年時には北海道選抜メンバーにも選出され、台湾を相手に主将も務めた。
高校は駒大苫小牧で2013明神宮大会出場、2014センバツ甲子園出場。
大学では星槎道都大学で2017明治神宮大会・準優勝、2019全日本大学選手権大会へ出場した。
4年時には主将も務めた。
こちらも随時紹介させていただきます。
※チーム訪問の様子はストライクYouTubeチャンネルでも紹介させていただきます。

室内でのノック

室内練習場で捕球トレーニング
<監督編>
真野ヘッドコーチに聞いた!
※監督不在の為真野ヘッドコーチに聞いた。
〇真野 卓(まの たく)
57歳
指導歴は12年で当チームのヘッドコーチは8年目を迎える。
新チームは3年生が12人、2年生が19人、1年生が22人。
選手の多くは札幌市内全域から集まっている。
指導者の数も多く14人。
加えて父母コーチが3年生に2人、2年生に4人、1年生に1人となっているが今後増える可能性がある。

新入団員1年生22人
<活動>
土日祝日のみの活動。
札幌市南区駒岡に専用グラウンド、室内練習場を完備する。
シーズンを通して午前9時から夕方4時位までの活動となる。
<戦力>
投手陣は左腕2枚が主戦を担う。
長内陽大(3年・東16丁目フリッパーズ出身)と要 昇吾(3年・伏見カーディナルス出身)。
長内は学童野球に日本一を経験するなどマウンド度胸も申し分なく、投球術で打者を打ち取る。
2番手の要は真面目にコツコツと実績を積み上げ、今シーズン更なる活躍に期待が懸かる。
攻撃陣では起点になりそうな笹川晃生(3年・ポルテ札幌西出身)、佐藤海里(3年・伏古わんぱくボーイズ出身)。
中軸を担うのは3番・長内、主将で4番を任される佐藤彰哉らの名前が挙がった。
真野ヘッドコーチは「昨年のような打ち勝てるチームではなく投手を中心とした守り抜いて結果1点差で勝ち抜く戦いがしたい」と力を込めた。
<投手陣>
〇長内 陽大(おさない はるた)
3年 左投げ、左打ち
175センチ、65キロ
球種:ストレート、カーブ、スライダー
持ち味は変化球でカウントがとれる。
〇要 昇吾(かなめ しょうご)
3年 左投げ、左打ち
162センチ、60キロ
球種:ストレート、カーブ、縦スライダー
コントロール良くストレートと変化球のコンビネーションで組み立てる。
〇雑賀 龍清(さいが りゅうせい)
3年 右投げ、右打ち
175センチ、62キロ
球種:ストレート、チェンジアップ、カーブ、スライダー
打者に向かっていく強い気持ちが持ち味だ。

ブルペンの様子
<攻撃陣>
〇佐藤 彰哉(さとう しょうや)
3年 右投げ、右打ち
170センチ、62キロ
昨秋は4番・捕手としてチームをけん引。
〇長内 陽大(おさない はるた)
3年 左投げ、左打ち
175センチ、65キロ
昨秋は3番・投手兼一塁手兼外野手として活躍した。
日台親善野球で北海道選抜メンバーにも選ばれた。
〇笹川 晃生(ささがわ こうき)
3年 右投げ、右打ち
168センチ、58キロ
昨秋は7番・中堅手として活躍した。
〇佐藤 海里(さとう かいり)
3年 右投げ、左打ち
昨秋は2、9番・二塁手として活躍した。

ティーバッティング
主 将 編

佐藤主将(札幌真駒内シニア)
チ ー ム 名:札幌真駒内リトルシニア
選 手 名:佐藤 彰哉(さとう しょうや) 中学3年
出身少年団:伏古わんぱくボーイズ
身 長:170センチ
体 重:62キロ
投 打:右投げ、右打ち
Q)このチームに入団した決めて
A)兄がこのチームに入っていたし、野球をしている選手たちが楽しそうにしていたから
Q)チームの特徴
A)守備から流れを作るチーム
Q)チームの課題
A)バッティング面
Q)課題克服の為に
A)チーム全員が振りこむ
Q)ズバリ目標は
A)全国出場
Q)着てみたい高校(道内)のユニフォームは?
A)北海高等学校
Q)誰にも負けない自分の自慢
A)母が厳しい
Q)好きな曲
A)「 I KNOW IT WOLF」Novel Core
Q)人生でやりたいこと
A)高級車に乗りたい
Q)好きな野球メーカー
A)ZETT

佐藤主将(札幌真駒内シニア)
<スイングスピード編>

写真左から髙橋君、佐藤君、笹川君(札幌真駒内シニア)

髙橋君(札幌真駒内)
選 手 名:髙橋 勇翔(たかはし はやと) 中学2年
出身少年団:南スーパースターズ
身 長:168センチ
体 重:66キロ
投 打:右投げ、左打ち
最速:127キロ
Q)このチームに入団した決めて
A)施設が良く、チーム全体の雰囲気が良かったから
Q)着てみたい高校(道内)のユニフォームは?
A)札幌国際情報高等学校、札幌南高等学校
Q)誰にも負けない自分の自慢
A)勉強ができる
Q)好きな曲
A)「刹那」GReeeeN
Q)人生でやりたいこと
A)スカイダイビング
Q)好きな野球メーカー
A)アシックス

笹川君(札幌真駒内)
選 手 名:笹川 晃生(ささがわ こうき) 中学3年
出身少年団:ポルテ札幌西
身 長:168センチ
体 重:58キロ
投 打:右投げ、右打ち
最速:128キロ
Q)このチームに入団した決めて
A)施設が良くてチームの雰囲気が良かったから
Q)着てみたい高校(道内)のユニフォームは?
A)札幌国際情報高等学校
Q)誰にも負けない自分の自慢
A)勉強ができる
Q)好きな曲
A)「Stand Out Fit In」ONE OK ROCK
Q)人生でやりたいこと
A)世界一周
Q)好きな野球メーカー
A)ニューバランス

佐藤君(札幌真駒内)
選 手 名:佐藤 彰哉(さとう しょうや) 中学3年
出身少年団:伏古わんぱくボーイズ
身 長:170センチ
体 重:62キロ
投 打:右投げ、右打ち
最速:137キロ
Q)このチームに入団した決めて
A)兄がいたし、選手たちが楽しそうにプレーしていたから
Q)着てみたい高校(道内)のユニフォームは?
A)北海高等学校
Q)誰にも負けない自分の自慢
A)母が厳しい
Q)好きな曲
A)「 I KNOW IT WOLF」Novel Core
Q)人生でやりたいこと
A)高級車に乗りたい
Q)好きな野球メーカー
A)ZETT
スイングスピード番外・大人編

工藤さん(札幌真駒内)
名前:工藤 賢二(くどう けんじ)
所属:札幌真駒内リトルシニア・コーチ
栃木県出身
年齢:44歳
1975(昭和50)年
身長:172センチ
体重:75キロ
投打:右投げ、右打ち
野球歴:東芝-駒澤大学硬式野球部-葛生高等学校(現・青藍泰斗高等学校)
スイングスピード最高記録
135キロ
日本野球連盟設立70周年の記念祝賀会が昨年7月、東京都内で行われ平成30年間の社会人ベストナインが発表された。
社会人野球史にその名を刻んだレジェンドの一人に二塁手として工藤氏が選ばれている。
1999年プロアマ混成の日本代表に選出。
二塁手として最多タイとなる3度の社会人ベストナインと輝かしい成績を残す。
2014年から4年間監督も務めた。

大栗さん(札幌真駒内)
名前:大栗 飛人(おおくり たかと)
所属:札幌真駒内リトルシニア
年齢:22歳
身長:166センチ
体重:78キロ
投打:右投げ、右打ち
野球歴:星槎道都大学-駒大苫小牧―札幌真駒内シニア-西部ホワイトファング
スイングスピード最高記録
160キロ
◆子供のころ憧れたプロ野球選手
岩村明憲(元東京ヤクルトスワローズ―デビルレイズなど)
◆誰にも負けない自分の自慢
誰よりも元気がありチームを盛り上げられる
◆人生でやりたいこと
指導者としてシニア、高校、大学で全国に行く
◆好きな野球メーカー
ミズノ
中学2年時の新チームから主将を務め同年12月、日台親善野球大会へ北海道選抜メンバー(2011)の一人に選ばれ主将を務めた。
高校は駒大苫小牧1年時でベンチ入りを果たし、同年秋に行われた秋季全道大会(2013)を制し、続く明治神宮大会へ北海道地区代表として出場。
翌春、第86回センバツ甲子園大会(2014)へ出場。
大学は星槎道都大学へ進学し、3年秋から主将に就任。
同年・秋季大会(2018)、翌年の春季大会(2019)の2季連続優勝に貢献した。
2019年の全日本大学選手権大会出場を果たした。
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協力:札幌真駒内リトルシニア