茨戸タイガース、逆転で初陣飾る!

2回戦に向け大きくジャンプした茨戸ナイン
◆第43回少年野球札幌選手権大会北区予選
▽1回戦 茨戸タイガース9-4新琴似シャーク=(14日・安春公園)
1会場で1回戦4試合が行われ、第一試合は茨戸タイガースと新琴似シャークが対戦。
試合は1-3と2点を追う茨戸の攻撃。
3つの四球で二死満塁のチャンスに2番・高橋陽太(6年)が、ライト線を破る2点タイムリー。
続く3番・田井 葵(6年)も内野安打つなぎ4番・舟橋一沙の高いセンターフライが相手エラーを誘いこの回一挙5点を挙げて逆転した。
続く三回にも2番・高橋のタイムリーなどで3点を加え突き放した。
高橋は試合後「強い気持ちで打席に立てた。この試合で自信がついた。次も絶対打ちます」と笑顔で気合を入れた。

二回、同点タイムリーを放つ高橋
投げては先発・九島祥平投手(6年)が尻上がりに調子を上げ粘る新琴似打線の追撃を許さなかった。
舟橋 洋監督(43)は「下位打線が塁に出て、陽太が2、3回にタイムリーを打ってくれたのが勝因。次も何とか勝ちます」と勝利に酔いしれた。
同チームは20日、ベスト8を懸け太平スカイラークスと対戦する。
◆1回戦
新琴似シャーク
3001=4
153x=9
茨戸タイガース
(四回時間切れ)
(新)鈴木-仁木
(茨)九島-田井
▽二塁打:高橋(茨)

応援席に勝利を報告する茨戸ナイン
<発行人>
茨戸は全団員で9人。
まさに9人野球を実践。
エースの九島君は体にバネが有り伸びのあるストレートが持ち味。
立ち上がり、緊張や力みからコントロールを乱す場面が目に付いたが、二回の逆転を機に見事立ち直った。
初回、茨戸は緊張からか主将の舟橋君だけの声が目立ったが、回を追うごとに舟橋君だけではなく多くの選手たちがナインを勇気づける声がグラウンドに響いた。
新琴似は1点を追う初回、2つの四球と3番・仁木俊介の内野安打などで一挙3点を奪い一時は逆転した。
6点を追う四回には1点を奪う意地を見せた。
次戦では攻撃と守備をかみ合わせチーム一丸で勝利を目指してほしい。

勝利を目指した新琴似ナイン
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選手たちの今後の活躍に期待したい!