厚別桜台パワーズ、チーム一丸で一勝掴む!
◆第15回TAIYO GROUP旗争奪少年軟式野球大会
▽1回戦・厚別桜台パワーズ2-1藤野フライヤーズ(六回時間切れ)=5日、太陽A球場
ニューヒーロー渡部の快投光る!
5年生エース・渡部瑛太投手が六回、ノーヒットで無四球1失点で完投。
チームの勝利に大きく貢献した。
4年生ですでに90キロ台の球速を記録している逸材が、今大会MAX104キロのスピードボールをコントロール良く操った。
見方のミスで1点献上するもしっかりとゲームの主導権を譲らないピッチングが光った。
若干5年生ながらすでに<注目選手>。
チーム常勝のカギはこの左腕に懸かっている。
厚別桜台は1-1の同点で迎えた六回、一死から3番・堀井琉翔(6年)が、ライト前と二盗でチャンスを作ると続く4番・福嶋悠介(6年)が、ライト前と二盗で二、三塁。
さらに5番・山田凱琉(6年)が、四球を選び満塁とすると、ここで6番・小玉慎太郎(3年)のあたりは二ゴロとなりホームホースプレーで二死となるも捕手から一塁への送球が乱れ二走・福嶋が一気にホームへ生還し1点勝ち越しに成功。
結果これが決勝点となった。
同チームは11日、2回戦で手稲区代表の金山ファイターズと対戦する。
◆1回戦
厚別桜台パワーズ
010001=2
000010=1
藤野フライヤーズ
(厚)渡部-福嶋
(藤)西澤、阪本-河嶋
▽三塁打:山田(厚)
藤野フライヤーズ、好投手の前に涙
藤野は1点を追う五回、一死から6番・阪本朱羽(5年)が、敵失と二盗。
さらにボークで三進。
一気にチャンスを広げた藤野はここでバッテリーミスを誘い三走・阪本が生還し、ノーヒットで1点を奪い同点とした。
六回の最終回には一死から1番・高田大己(6年)が、敵失で出塁するも左腕・渡部のけん制でタグアウト。
後続も倒れ無得点で涙した。
次こそは咲かせてください勝利の華を!