心は高校野球、苫小牧西シニアの新谷君

新谷君(苫小牧西シニア)
「たきうち整形外科スポーツクリニック」(札幌市中央区南1西6、北辰ビル2階)に通院する「院内で見つけたアスリート」の新年第1号の登場者は苫小牧西リトルシニアの新谷功樹君(15、登別・鷲別中3年)。
新谷君は昨年11月、中2の冬から悩まされ続けてきた右ひじ(剥離骨折)の手術を断行し、この4月から待ち受けている憧れの高校野球に万全の備えをした。
術後の経過は極めて順調で、ボールを使って初投げもした。
「ひじに違和感もなく、気持ちいいぐらいボールが投げられる」と明るい表情で話す。
けがの悩みも解消し、あとは新天地での活躍へ一直線に向かっていく覚悟だ。

新谷君(苫小牧西シニア)
▽新谷 功樹(15、登別・鷲別中3年=173センチ、69キロ、投手・内野手・外野手)登別・若草スティキーズ-登別・鷲別ランナーズ-苫小牧西シニア
右ひじのけが(剥離骨折)がわかったのは中2の冬。最初は痛さもあまりなく、地元の病院で診てもらい「大事を取っていれば治るかもしれない」と様子見をしながら野球を続けていた。
しかし結果は日ごとに悪くなり我慢の限界も見えてきたので昨年11月、道内で評判の「たきうち整形外科スポーツクリニック」で手術を受けた。
経過は順調に推移、今年になって初めてボールが投げられるまでに回復した。
3週間に1回、登別から両親の送迎で通院している。
感謝の気持ちをいっぱいにして毎回リハビリに取り組み、1日も早い復帰を目指す日々だ。
「手術をしてよかった」と実感する新谷君。
これまではスリークォーター気味の投法だったが手術後にオーバーハンドに変えて投球練習をしている。
「気持ちいいぐらいスムーズに投げられる」と初投げの感触を語った。
オーバーハンドによってひじの負担も軽減され、今までになかった新しい投球に胸をワクワクさせている。
憧れの道内強豪チームへの高校進学も決まり、今は完全復活で春を待つばかりだ。
投手が中心だが内野・外野も経験している。
バッティングにも自信を持っており、これまで「投手・4番」の名で活躍してきた。
「一番の目標は早く背番号をもらいエース的存在になって、ホームランの打てる4番打者になることです」。
将来の夢も「プロ野球選手」と、自分の心の中にきっちりと刻みこんでいる。
好きなプロ野球選手はソフトバンクの柳田選手。
豪快なスイングで左右、どちらにもホームランが打てるパワーに魅力を感じている。
辛かったけがを乗り越え復活を待つ新谷君、春はもうすぐやってくる。
(記者の目・中山武雄)
投げる・打つ・走る-の3拍子のポテンシャルが高く、将来が楽しみですね。
努力があれば必ず実現できると思います。
「精神的にもタフなほうです」と本人がきっぱり言うあたり、投手に最適な性格のような気がします。
札幌都心部で評判の整形外科スポーツクリニック
「たきうち整形外科スポーツクリニック」は札幌都心部(札幌市中央区南1西6、北辰ビル2階)に位置する利便性と、専門性の高い診断、治療を行うスポーツクリニックとして全道的に名が知られている評判の整形外科病院。
瀧内院長は、プロ野球帯同ドクターや高校野球全道大会の担当医師などを務める、スポーツ障害治療の第一人者で活躍している。
また、リハビリ担当の理学療法士らも豊富な知識と経験を持ち、迅速かつ確実な治療で患者の日常生活への早期復帰をサポートしている。
当サイト・ストライクで連載した瀧内院長の「ドクターのフォームチェック」は野球少年・少女ら選手・監督やコーチにも人気となった。(バックナンバー)
【ドクターのフォームチェック】
第1回「金子&高田投手」小樽シニア、岩見沢シニア所属当時
第2回「町田投手」西発寒ホークス所属当時
第3回「立野投手」真栄ボーイズ所属当時
第4回「大関投手」真栄ボーイズ所属当時
第5回「関根匡希」東ハリケーン所属当時
第6回「竹内快維」大栄クーガーズ所属当時
第7回「下重匡史」札幌北シニア所属当時
第8回「渡辺佑汰」札幌中央ビクトリー所属当時
♦お問い合わせ♦
「たきうち整形外科スポーツクリニック」への問い合わせはメール、info@takispo.jp、☎011-241-8405へ。携帯電話から受付対応する「シマフクロウ・コール」が便利。
☆受付・診療時間☆
昼の部=午前11時30分~午後3時(水曜日除く)
夜の部=午後4時30分~午後8時(水曜日は夜のみ診療)
休診日=日曜・祝日、第2、4、5土曜日
取材協力:たきうち整形外科スポーツクリニック