マック札幌支部予選が20日、2チームで決戦!

屯田ベアーズ、札幌選抜・決勝より
全日本学童マクドナルドトーナメント・札幌支部予選(札幌軟式野球連盟/主催)の決勝が20日、美香保B球場で東16丁目フリッパーズと屯田ベアーズが対戦する。
札幌支部予選は現在、コロナ禍の為延期中となっているが全国予選のみ緊急事態宣言下においても開催。
通常札幌支部予選の場合、8ブロックに分けたトーナメント戦でブロック代表を決め、8チームによる代表決定戦でマック札幌支部代表1チームが決まる!
引き続き後日、マック札幌支部代表を除く7チームによるトーナメント戦で全道少年・札幌支部代表2チームを決めるのが通例だ。
しかし今回、札軟連によるとスケジュール的な理由から現在、勝ち上がっているチームを対象にマクドナルドか全道少年への何れかの選択を各チームに迫り委ねた結果、マクドナルドについては東16丁目フリッパーズと屯田ベアーズの2チームしか選択しなかった。
不参加しているチームの多くは札幌市少年軟式野球連盟・所属。
同連盟は5月に行われた10区の申し送り事項として緊急事態宣言下の活動禁止を早々に決定していたからだ。
「今は子供を守る時期」と考える札幌市少年軟式野球連盟と「全国大会予選は良し」という札幌軟式野球連盟の考え、2つの団体の考え方の違いが表裏を分けとも言える。
また「充分な練習ができずに試合を行うのは困難」と不参加を決めたチームもあったのも事実。
尚、他の勝ち上がりチームは26日から行われる全道少年札幌支部代表を目指し戦う予定だ。
<発行人>
今回のコロナ禍で誰一人得をしたものはいない。
昨年に引き続き、難しい局面が続いている。
全道大会のスタルヒン杯(旭川市)では今年、札幌支部予選は早々に中止となり札幌市からの代表チームは無い。
少子化に伴い札幌市も昨年から1割減の134チーム。
減少に歯止めが掛からない大きな問題とは別に「コロナ」のような想定外にも頭を悩ます。
我々大人の対応力が試されているように思えてならない。