混戦必至! 秋季全道ウォッチ!
混戦必至!
秋季全道ウォッチ!
甲子園での戦いが一昔前に感じられるほど時間は流れ、あの暑い暑い中での甲子園、旭大高と札幌大谷の素晴らしい試合も、秋空の中ふと思い出される。
特に旭大高は、高校野球界番付トップの座にいる大阪桐蔭を相手に序盤をリードする展開で全国のファンを唸らせた。
そんな両校が支部予選で敗れてしまうほど、北海道の戦いも熾烈を極めている。
秋季全道は南北混ぜての二会場、開幕戦は円山の帯広農業vs北海、麻生の駒大苫小牧vs北照という好カードからスタート。
一回戦では兄弟校での対戦となる函大柏稜vs函大有斗、クラークvs旭川明成、東海大札幌vs北海道栄など、他にも好カードが続く。
秋のトーナメントの小山(トーナメントの一試合多い小さい山)は不利とされ、そこに入り込んだ北海、駒大苫小牧、北照、東海大札幌、北海道栄が4日で3試合の激戦をどう戦い、どういった投手起用をするのか、この大会序盤の一番の見どころになりそうだ。
また、2019年で決勝を戦った札幌日大と白樺学園も虎視眈々と上を狙っている。
秋の優勝は神宮大会、センバツ甲子園と、長いスパンで全国にアピールできる絶好の場。
20校が激突する混戦必至の秋季全道は、30日開幕!
佐藤 大(北海道日大高~札幌大)
日本中学生野球連盟北海道支部/副会長
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