北海道選抜大会2連覇を達成!<沖縄かりゆし交流>

大会2連覇を達成した北海道チャンピオンシップ選抜=(写真・チーム提供)
沖縄県で12月24日に開幕した第31回かりゆし交流(第18回沖縄市長旗争奪)学童軟式野球大会に、北海道代表として出場した北海道チャンピオンシップ選抜。
強力な投手陣を中心に圧倒的な強さを見せつけ、目標の大会二連覇を見事に達成。
日本最南端・沖縄の地で道産子球児の最高の笑顔が広がった。
北海道選抜ナインは優勝旗を手に、27日に帰道する。(書き手・佐々木巧/北海道チャンピオンシップ選抜)
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◆準決勝(26日)
北海道選抜
320300=8
000022=4
千葉ドリームス(千葉県)
(北)横澤、永山-畠山
(千)田村、粕谷-粕谷、金子
▽本塁打:杉江(北)、吉崎(千)
▽三塁打:長出(北)
▽二塁打:横澤(北)
◆決勝(26日)
北海道選抜
202160=11
100200=3
北美ファイターズ(沖縄県)
(北)畠山、米澤-黒川、畠山
(沖)仲本、中村、島袋-高峯、仲本
▽三塁打:畠山(北)
準決勝は強豪・千葉ドリームスとの対戦。
北海道は初回、先頭の杉江惺成(室蘭港北クラウン)が左前で出塁。
四球や内野安打などでチャンスを広げ、主砲の4番・畠山結心(湧別マリナーズ)のライト前タイムリーなどで3点を先制。
二回には杉江が今度は左中間を深々と破るランニングホームラン。
四回には二死一、二塁の好機で長出将英(稚内野球スポーツ少年団)が、特大のレフトオーバーとなる2点タイムリー三塁打を放ち、試合を決めた。
先発の横澤哲(北小樽ビースト野球少年団)は四回を被安打1のほぼ完璧な投球を見せ、相手打線を圧倒した。

千葉ドリームスに勝利し笑顔の北海道選抜ナイン=(写真・チーム提供)
決勝は地元・沖縄県の北美ファイターズとの一戦。
初回、長出将英(稚内野球スポーツ少年団)の2点タイムリーで先制すると、三回には後藤大輔(幌南ファイターズ)の鮮やかなセンター前タイムリーなどで2点。
四回にも1点を加えると、五回は打者10人で6安打を集中させ一挙に6点を奪った。
先発の畠山結心(湧別マリナーズ)は緊張からか、先頭こそ歩かせたが、その後は本来の投球を取り戻し、力投を続けた。
守備陣もその好投に応えるように好プレーで盛り立て、まさに『全員野球』で優勝、大会2連覇を達成した。
閉会式では佐々木京主将(稚内野球スポーツ少年団)に優勝旗が手渡され、選手全員に金メダルが授与。ただ、そのメダルの色以上に、選手たちの最高の笑顔が輝いていた。
<北海道チャンピオンシップ選抜>
【指導者】
監 督 浦野 和由(北海道チャンピオンシップ協会)
コーチ 坂下 賢一(岩見沢南ビクトリー)
コーチ 朝西 史徳(東五条トリデーズ)
【選手】
主 将 佐々木 京(稚内野球スポーツ少年団)
副主将 瀧口 雄大(旭稜野球少年団)
副主将 杉江 惺成(室蘭港北クラウン)
中村 太樹(JBC日高ブレイヴ)
長出 将英(稚内野球スポーツ少年団)
木村 颯汰(東五条トリデーズ)
永山綜太郎(栗山ロッキーズ)
山﨑 温貴(栗山ロッキーズ)
畠山 結心(湧別マリナーズ)
米澤 駿(黒松内・泊・寿都野球少年団)
黒川 真優(天塩タイガース)
蠣崎 浬(稚内ファイターズ)
立花 蓮(天塩タイガース)
加茂 涼聖(湧別マリナーズ)
横澤 哲(北小樽ビースト野球少年団)
後藤 大輔(幌南ファイターズ)
柴田航大朗(黒松内・泊・寿都野球少年団)
佐藤 來覇(JBC日高ブレイヴ)
協力:北海道チャンピオンシップ選抜(沖縄大会)