新琴似リトルリーグに訪問
道内の少年硬式野球チーム・札幌新琴似リトルリーグ ウィンキーズ(公益財団法人 日本リトルリーグ野球協会 北海道連盟所属)を13日、チーム訪問した。
同チームは創部1971(昭和46)年で今年52年目を迎える老舗チーム。
しかし近年、少子化もあり団員不足に悩まされていた。
現在、団員は小学5年生から1年生まで合わせて7人と試合を行うにも人数が足りない状況だ。
活動は札幌市北区新琴似町の専用グラウンドを使用し、土日の午前中3時間だけ集中して行っている。
練習では数人のお父さん方も加わり、側面からチームを支えていた。
チームの雰囲気も良く、練習の内容も悪くないではなぜ選手が集まらないのか?
団員不足にはいくつかの理由が挙げられる。
①チームの存在自体がまだ知られていない。
②硬式ボールを使用することで敷居が高くなっている。
③人数が足りず試合ができず、試合経験ができないこと。
最も大きな理由としては③が挙げられる。
数年前までは新琴似、白石、豊平、旭川大雪と道内に4チームあったリトルリーグチームも現在は新琴似と白石の2チームまで減少。
こうした諸々の理由が足かせとなっているようだ。
逆にメリットは?
人数が少ない分、きめ細かな指導が受けられている。
専用グラウンドで思いっきり野球に打ち込める。
<発行人>
中学クラブチーム・高校野球のベンチ入りメンバーをベースボール北海道ストライクで掲載しておりますが、リトルリーグ出身の選手達は軟式出身の選手達に比べ圧倒的に少ないにもかかわらず多くの選手が活躍されているのも事実だ。
団員は札幌市北区、中央区、白石区、遠くはニセコ町から足しげく通う選手もいる。
リトルリーグは北海道では少ないが全国に12連盟あり、北から北海道・東北・東関東・北関東・東京・神奈川・信越・東海・関西・中国・四国・九州と全国にくまなく分布。
7月に行われ、世界大会にもつながる全日本選手権、8月に日本一を目指す全国選抜大会など夢多き大会を目指せるリーグだ。
ベースボール北海道ストライクでは近日、選手募集を兼ねて選手7人を紹介させていただきます。
協力:札幌新琴似リトルリーグ・ウィンキーズ