<2023チーム訪問>東16丁目フリッパーズ編
2023年度チーム訪問は第1弾は学童野球の東16丁目フリッパーズに12日、ホームグラウンドの札幌市東区・元村公園へ伺ってきました。
6年生以下は岩見沢市で10月に行われたKING of KINGSで5年連続で6度目の優勝を飾るなど有終の美を飾った。
5年生以下の新人は秋の選抜FINALを3年ぶりに優勝するなど来シーズン以降も楽しみなチームだ!
新チームは来年1月に大阪府で行われる全国の強豪を集めた「目指せ!神宮・スポ少2DAYs」へ北海道地区からは唯一出場。
現在の力量を図る絶好の機会となるはずだ。
今年度のチーム訪問でもOBの活躍やチームの活動、主将・投手陣を紹介致します。
◎6年生の主だった成績◎
高円宮賜杯全日本学童軟式野球大会第43回札幌支部予選:優勝
高円宮賜杯全日本学童軟式野球大会第43回南・北海道大会:ベスト4
2023FIGHTERS BASEBALL CHAMPIONSHIP U-12:ベスト8
KING of KINGS:優勝
笹谷武志監督から6年生向けたメッセージ
悔しい思いをした6年生、お疲れ様でした。
今年一年、負けたら終わりの世界に挑みました。
king of king’sではここ一番での戦い方が最後にできました。
次のステージでは勝つ喜びを経験できるよう変わらず野球を続けていってほしい。
<6年生の活躍がまだまだ続く>
12月16日に札幌市内のホテルで卒団式を予定している6年生10人だが、数人の6年生は全国に向けまだまだ挑戦中だ!
北海道日本ハムジュニアに選出された清野 零偉 (せいの れい)、本江 奏士 (もとえ そうし)の2人は明神宮球場などで12月26日に開幕するNPB12球団対抗ジュニアトーナメントへ出場する。
また本江については札幌選抜にも選出されている為、12月16日に岡山県で開幕する第20回西日本選抜学童軟式野球倉敷大会へ出場する。
前主将を務めた中村昊雅(なかむら こうが)は12月23日から沖縄県で行われる第32回かりゆし交流(第19回沖縄市長旗争奪)学童軟式野球大会へ北海道選抜メンバーとして出場する。
三浦莉央(みうら りお)は12月23日から岡山県で行われる第14回西日本選抜女子学童野球岡山大会へ北海道スノーホワイトメンバーとして出場する。
4人の頑張りと活躍に期待したい!
OBの活躍も目覚ましい!
今夏の甲子園を沸かせた北海ベンチ入りメンバーに同チームOBが2人在籍。
長内陽大君(北海3年)と小保内貴堂(北海・3年)の2人だ。
2人はともに2017(平成29)年の学童時代、全日本学童マクドナルドトーナメントで北海道南代表として出場し、初の決勝進出を果たし決勝で兵庫県代表の北ナニワハヤテタイガースとの雨中激戦を8-7で制し初優勝。
2人ともに全国制覇メンバーのひとりだ。
◎OBの活躍
今夏、今秋に行われた甲子園を懸けた全道大会(北北海道大会、南北海道大会、秋季全道大会)へ出場した同チームOBを紹介させていただきます。
<南北海道大会>
-北海高等学校-
〇長内 陽大(おさない はるた)3年
〇小保内 貴堂(おぼない きどう)3年
-札幌日本大学高等学校-
〇斉藤 隼人(さいとう はやと)3年
-札幌第一高等学校-
〇髙橋 七翔(たかはし ななと)2年
-札幌光星高等学校-
〇岡田 晴(おかだ はる)3年
-札幌南高等学校-
坂本 大河(さかもと たいが)3年
-札幌白石高等学校-
園部 新(そのべ あらた)3年
<秋季北海道大会>
-クラーク記念国際高等学校-
〇中田 壮謙(なかた そうけん)1年
-札幌第一高等学校-
〇髙橋 七翔(たかはし ななと)2年
〇相馬 大輝(そうま だいき)2年
〇半田 悠(はんだ ゆう)1年
笹谷監督からメッセージ
高校3年生は学童時代、全国制覇を成し遂げた13人。
当時、準レギュラーだった選手たちも高校ではレギュラーを掴かむなど頑張ってくれた。
この世代では2022(令和4)年、夏の甲子園で佐々木涼斗が2年生ながら正捕手として甲子園の土を踏んだ。
2023(令和5)年、夏の甲子園では長内陽大、小保内貴堂の2人が1、2回戦と勝利し、3回戦進出に貢献してくれた。
彼らの頑張りが後輩たちの励みになっている。
このグラウンド(元村公園)で頑張ったら僕たちも甲子園に行けると思ったはずです。
これからも応援してます。
<活動>
-冬期間-
土日祝日:9~12(高学年)、12~15(低学年)
※冬季間については札幌市北区拓北にあるチーム専用室内練習場で冬季練習に励む。
-夏季間-
平日練習:火~金曜日(16時半~19時半)
土日祝日:大会等参加
※夏季間は札幌市東区のホームグラウンド元村公園で練習・試合と励んでいます。
<団員>
6年=10人
5年=10人
4年=7人
3年=7人
2年=7人
1年=1人
<費用>
団費:4,500円(4~6年)、3,000円(1~3年)
※保険代は別途1,000円
<主だった遠征>
(1月)大阪府で行われる「目指せ!神宮・スポ少2DAYs」
(4月)釧路市で行われる「目指せ!神宮 2Days in Kushiro」
(7月)和歌山県高野町(来年7月開催)で行われる「高野山旗全国学童軟式野球大会」
※上記全国大会は今秋、行われた北海道予選を3年ぶりに勝ち抜き代表権を掴みました。
★現在も団員募集中
お問合せは監督の笹谷武志氏までお待ちしております。
090-9431-7999
◎キャプテンを紹介
〇木村 侑煌(きむら ゆうき)
5年
右投げ、右打ち
141センチ、45キロ
今秋は3・4・5番で捕手を任された。
野球を始めたキッカケは兄・将也(中2・札幌大谷シニア)さんの影響で年長からだ。
持ち味は「守備力」とキッパリ。
<笹谷監督の話>
何事も一生懸命。
手を抜かず全力プレーでやり切る選手。
勝利への執着心も強く、ここ一番で集中してチームをけん引している。
なんとかしてくれるのではと思わせてくれる選手。
今シーズンに向けた意気込み!
「大事な場面で守備や攻撃でしっかり頑張りたい」と力を込める。
★投手陣で名前が挙がった選手たち
〇坂本 琥太(さかもと こうた)
5年・西岡北小
右投げ、右打ち
146センチ、39キロ
自らを分析
<持ち味>
マウンド上ではストレートを気持ちで押していくピッチングが特長。
最近、制球力も良くなってきている。
〇滝花 充望(たきはな みちよし)
5年・宮の森小
右投げ、左打ち
150センチ、50キロ
自らを分析
<持ち味>
伸びのあるストレート。
緩急で打者のタイミングを外して打ち取る。
〇髙田 寅礼(たかだ とらい)
5年・美園小
右投げ、左打ち
144センチ、42キロ
自らを分析
<持ち味>
ボールの回転数が高い。
緩急とコントロールでピッチングを組む立てます。
〇山田 広輝(やまだ ひろき)
5年・宮の森小
右投げ、左打ち
142センチ、36キロ
自らを分析
<持ち味>
コントロールと緩急を生かして打者を打ち取ります。
攻撃陣では4人の名前が挙がった!
<坂本>秋は主に1番を任されることが多かった。
ミート力の高さが特長。
守備では投手 兼 二、三塁手として出場した。
<滝花>秋は3・4・5を任されることが多かった。
広角に打てる打者。
守備では投手 兼 二、一塁手として出場した。
<木村>秋は3・4・5を任されることが多かった。
身体のわりにパンチ力がある。
また勝負強さを兼ね備える。
守備では捕手として出場。
<徳田隆之介>下位打線での出場で確実に実績を重ね4年生ながら秋は3・5番を打つまで成長してきている。
今後、期待の選手だ。
<発行人>
笹谷監督へ「実際のところ今年のチームは」の問いに(発行人)。
「まだまだ詰めがあまいです」と笹谷監督。
秋の北海道を制した東16丁目フリッパーズだが全国トップレベルを知る指揮官ならではの言葉が返ってきた。
「守りでは三者凡退で終えれるところで簡単に走者を許したり、毎試合あと1、2点取れる場面で取り切れていない。余計な失点を許している。レベルが高ければ高いほど最終スコアでそれらが効いてくる」。
チームの現状を冷静に把握。
秋の戦いぶりを検証し、自らの理想(全国トップレベル)に落とし込む。
新チームはまだ思い描く理想にはたどり着いていないが。
冬季練習で培ったパワーや技術や戦略といった武器を最大限に活かし、1月に大阪府で行われる大会で格上相手にも勇気あるアグレッシブなプレーでゲームチェンジャーを目指す。
協力:東16丁目フリッパーズ