<2024チーム訪問>ピースベースボールクラブ

冬季練習に励むピースボールクラブ
2023年度チーム訪問・第5弾は中学軟式野球のピースベースボールクラブへ、昨年11月23日に伺ってきました。
同チームは創部5年目を迎え、当時から練習時間は毎回ほぼ3時間と決めている。
短時間の中でいかにして効率性の高い練習を取り組めるかがカギと言わんばかりに選手の意識は高い。
髙山基樹監督は「中学生までは基礎基本をしっかりと身に付けたい」と力を込める。
同氏が言う基礎基本とは投げる・打つ・守るの形やフォームを指している。
新チーム主将・鈴木琉太郎(2年・宮の森グランドキング出身)、投手陣2人に話を聞いた。
スイングスピード企画にも挑戦していただきました。

冬季練習に励むピースボールクラブ
◎3年生の主だった成績
〇第40回全日本少年軟式野球大会札幌支部予選・3回戦
〇ゼビオスポーツ杯(北空知開催)優勝
<3年生の進路>
3年生12人。
私立には東海大札幌、札幌静修、とわの森。
その他公立校。
-髙山監督からメッセージ-
髙山基樹監督は「日頃より伝えてきた人間力を生かし、まずは当たり前のことを全力でやり三年間やり通して下さい。応援してます」と送り出した。

髙山監督(ピースベースボールクラブ)
<活動>
-冬期間-
平日練習:なし
土日祝日:札幌市南区北ノ沢の室内練習場をメーンに利用し、不定期で月形・秩父別・妹背牛の屋内施設を利用している。
-夏季間-
平日練習:なし
土日祝日:札幌市北ノ沢グラウンド及び大会参加。

冬季練習に励むピースボールクラブ
<団員>
2年=9人
1年=13人
<費用>
入団金:10,000円
団 費:7,000円
※冬期(12月~翌年3月)は室内練習場の灯油代を徴収。
<主だった遠征先>
北空知教育リーグ(4月、10月)に参加。
★現在も団員募集中
お問合せは監督の髙山までお待ちしております。
090-8708-6966

冬季練習に励むピースボールクラブ

冬季練習に励むピースベースボールクラブナイン
<主将にインタビュー>
〇鈴木 琉太郎(すずき りゅうたろう)
2年・宮の森グランドキング出身
右投げ、右打ち
170センチ、56キロ
家族は両親と弟2人の5人。
-髙山監督よりメッセージ-
昨年に比べ急成長を見せている。
その多くの要因が意識の変化だ。
やらされていた練習から⇒自らやるに変化。
家に帰ってからも自主トレの質も高めているようだ。
Q1)チームの特長は
A)新チームは1、2年生の壁が無く、雰囲気も良い。
課題を挙げるとしたらチームのモットーでもある「全力疾走」がまだできていない。
全員で気持ちを一つにして春の開幕に向け頑張っていきます。
Q2)昨シーズンで思い出深い試合は?
A)ゼビオスポーツ杯・準決勝の士別・上士別・朝日中合同に対し、2-4と2点を追う七回。
長単揃えて3点を奪いサヨナラ勝ちを収めた試合が印象深い。
決勝でもサヨナラ勝ちの勢いそのままで優勝できた。
Q3)普段、自宅でやっているトレーニングは?
A)ストレッチ、筋トレ、体幹強化や身体のバランスなどを整えている。
Q4)憧れのプロ野球選手は?
A)杉谷拳士(元北海道日本ハムファイターズ)
小学5年生の時、札幌ドームで杉谷選手からサインボールをもらったことがある。
そのあと、一緒に写真を撮ってくれたり対応が良かったから今でも憧れる。
Q5)来シーズンに向けた意気込み!
全国に行きたい!
日頃の練習や自主トレを全員が意識高めにしっかり取り組んで全員で全国出場を掴みたい!

鈴木主将(ピースベースボールクラブ)

冬季練習に励むピースベースボールクラブナイン
★新企画★
「今年の主将は何点?」
<監督さんに聞いた>
実技面、精神面、リーダー資質、など10項目を10段階で聞いてみた!
<実技面>
守備力:7
打撃力:8
走塁力:8
<精神面>
向上心:8
精神力:9
状況判断力:8
<リーダー資質>
統率力:9
協調性:9
戦略的思考:6
<総合>
信頼度:7
79点
★投手陣で名前が挙がった選手たち
〇鈴木 琉太郎(すずき りゅうたろう)
2年・宮の森グランドキング出身
右投げ、右打ち
170センチ、56キロ
<球種>
ストレート、スライダー、カーブ
〇宍戸 能阿(ししど のあ)
2年・上手稲コンドル出身
右投げ、右打ち
172センチ、69キロ
<球種>
ストレート、縦スライダー、横スライダー、カーブ
<憧れのプロ野球選手>
藤川球児(元阪神タイガース)
火の玉ストレートに憧れる。

投手陣・写真左から鈴木、宍戸(ピースベースボールクラブ)
<スイングスピード企画>
★122キロ
〇宍戸 能阿(ししど のあ)
2年・上手稲コンドル出身
右投げ、右打ち
172センチ、69キロ
★118キロ
〇鈴木 琉太郎(すずき りゅうたろう)
2年・宮の森グランドキング出身
右投げ、右打ち
170センチ、56キロ
★114キロ
〇上田 碧大(うえだ あお)
2年・FREEDOM出身
右投げ、右打ち
165センチ、60キロ

スイングスピード企画・写真左から鈴木、宍戸、上田(ピースベースボールクラブ)
<発行人>
中学軟式野球クラブチーム-。
中学硬式野球クラブチームと中学校野球部のちょうど中間とポジションを一旦考える。
ひと昔前では、休みなく熱血顧問の下、部活に明け暮れる日々だったが。
近年の取り組みでは文部科学省・スポーツ庁からの運動部活動の地域移行へシフトチェンジが推進されている。
将来的には「部活動を学校単位から地域単位の取組にし、学校以外が担うことも積極的に進めるべきである」とされている。
こうした背景から中学野球部を目指すものが、中学軟式野球クラブチームや中学硬式野球クラブチームを考えることはごくごく自然な形だ。
全国でも新たな中学軟式クラブチームが増加傾向だと言う。
しかしこれは大変危機的状況だ。
中学校の部活動は言わば最後の砦。
中学校の部活動でしか野球を続けられないという家庭もある。
学童野球まではまだ良いが、中学では経済的理由や保護者の関わりなどが大変と印象付けられ一気にハードルが上がり、幼児の親はそもそも野球をやらせるべきなのか?
と危惧する。
心配ばかりしても仕方が無いがそもそも分母が少ない。
侍ジャパンの活躍で3大会ぶりの王座奪還でWBC優勝。
大谷翔平氏(ロサンゼルスドジャース)による日本全国の小学校2万校に合計6万個を贈った『グラブ』の波及効果に期待しかない!
今まで野球をしたことが無い小学生が大谷翔平のグラブをキッカケに野球を始めてくれることを切に願う。

冬季練習に励むピースベースボールクラブナイン

冬季練習に励むピースベースボールクラブナイン
@strikeweb.com #ピースベースボールクラブ#発行人のチーム訪問 #ベースボール北海道ストライク ♬ Tomoni – WANIMA
協力:ピースベースボールクラブ