<2024チーム訪問>札幌北シニア
2023年度チーム訪問・第9弾は中学硬式野球の札幌北リトルシニアへ昨年の11月26日に伺ってきました。
同チームは日本選手権北海道予選で準々決勝で涙するも東日本大会・2回戦進出。
新チームは秋季全道大会リーグ戦で3勝1敗でリーグ1位通過。
迎えた決勝トーナメント・1回戦で岩見沢に涙するもこの敗戦を糧にチーム一丸を目指している。
またOBの活躍も目覚ましく、昨夏・秋と甲子園を懸けた全道大会へ延べ10人が出場した。
今年も新チーム鳥本蒼士主将(2年・北郷サラブレッツ出身)と投手陣2人に話を聞いた。
スイングスピード企画にも挑戦していただきました。
◎3年生の主だった成績
〇=道内大会、★=全国及び道外大会
〇第31回春季全道大会 兼 第25回ミズノ旗争奪春季全道大会
予選リーグ:Fブロック1位
決勝トーナ:2回戦
〇第51回日本選手権北海道大会:準々決勝
★第12回東日本選抜大会:2回戦
〇第8回北ガス杯全道大会:2回戦
〇第45回 全道選手権大会兼第21回ゼット旗杯全道大会:3回戦
◎3年生の注目進路
私立では北海、立命館慶祥、とわの森三愛、札幌大谷、札幌光星、北海学園札幌、北星大附属。
他公立高校へ進学希望。
-松本竜輔監督からメッセージー
最後まで諦めないで過ごした三年間を忘れずに高校三年間も頑張ってほしいです。
各高校での活躍を楽しみにしております。
そして一人でも多くの甲子園球児が誕生する事を祈っております。
◎OBの活躍
昨夏、秋に行われた甲子園を懸けた全道大会(北北海道大会、南北海道大会、秋季全道大会)へ出場した同チームOBを紹介させていただきます。
<南北海道大会>
-東海大学付属札幌高等学校-
〇加藤 輝己 3年
札幌北シニア-大麻チャイルズ出身
-札幌第一高等学校-
〇近江 駿弥 3年
札幌北シニア-中標津ホルスタイン出身
〇樋口 優弥 1年
札幌北シニア-小野幌ライオンズ出身
〇黒澤 怜生 1年
札幌北シニア―東雲ファイターズ出身
-札幌南高等学校-
〇村尾 優作 3年
札幌北シニア-厚別アトムズ少年団出身
-札幌白石高等学校-
〇平野 優太 3年
札幌北シニア-北光ジュニアファイターズ出身
<秋季北海道大会>
-札幌第一高等学校-
〇樋口 優弥 1年
札幌北シニア―小野幌ライオンズ出身
〇黒澤 怜生 1年
札幌北シニア―東雲ファイターズ出身
〇金子 凌也 2年
札幌北シニア―東16丁目フリッパーズ出身
-東海大学付属札幌高等学校-
〇伊藤 隆勝 1年
札幌北シニア-北光ジュニアファイターズ出身
-酪農学園大学附属とわの森三愛高等学校-
〇貞尾 陽光 1年
札幌北シニア-あいの里バイソンズ出身
-札幌国際情報高等学校-
〇山口 昂大 1年
札幌北シニア―ニュースターズ出身
<活動>
-冬期間-
平日練習:水・木曜日(18~21時)
土日祝日:室内練習場(9~16時前後)チーム専用室内練習場の他北ガス・日本ハム屋内練習場・月形屋内施設など
<団員>
2年=7人
1年=25人
<費用>
団 費:10,000円
室内維持費:2,000
<主だった遠征先>
〇和歌山遠征(1月)
〇江差遠征(4月)
★現在も団員募集中
<お問合せ>
監 督・松本:080-2027-0853
事務局・髙木:090-3394-9058
<主将にインタビュー>
〇鳥本 蒼士(とりもと そうし)
2年・北郷サラブレッツ出身
右投げ、右打ち
-松本竜輔監督からメッセージ-
自らリーダーになろうと手を上げた貴重な積極性は大いに買う。
真面目で一生懸命。
課題はここ一番での打撃と主将としてチームをもっと活気づけてほしい!
Q1)普段やっている自宅でのトレーニングはありますか?
A)筋トレと腹筋です。
Q2)キャプテンから見た新チームはどんなチームですか?
A)部員全員がやる気があり、野球を何より好きという気持ちが
あるところです。
Q3)チームの課題は?
A)もう少し活気のあるチームにしたいです。
Q4)課題克服の為、どんなことをされていますか?
A)一人一人に声掛けを心がけていきたい。
Q5)昨秋、一番印象が深い試合は何戦ですか?
A)岩見沢戦です。
あとちょっとという所で、自分たちのいつもの甘さが出てしまい敗れたゲーム。
とても印象に残ってます。
Q6)今シーズンに向けた意気込みを!
相手あっての試合、全員野球で全力で戦いたいです。
Q7)憧れのプロ野球選手は?
A)柳田悠岐(福岡ソフトバンクホークス)
打席でのフルスイングをする所に、憧れます。
★新企画★
「今年の主将は何点?」
<監督さんに聞いた>
<実技面>
守備力:5
打撃力:5
走塁力:4
<精神面>
向上心:6
精神力:6
状況判断力:5
<リーダー資質>
統率力:6
協調性:5
戦略的思考:3
<監督からの>
信頼度:7
<総合>
52点
★投手陣で名前が挙がった選手たち
〇沼田 佳士(ぬまた かいと)
2年・山の手ベアーズ出身
右投げ、右打ち
169センチ、58キロ
<球種>
ストレート、スライダー、カーブ、チェンジアップ
<憧れのプロ野球選手>
チアゴ・ビエイラ(読売ジャイアンツ)
ピンチの場面でも、しっかりと抑えるところに憧れます。
<着てみたい高校野球(道内)のユニフォーム>
北海高等学校
〇加納 悠翔(かのう ゆうと)
2年・札幌オールブラックス出身
左投げ、左打ち
166センチ、49キロ
<球種>
ストレート、スローカーブ、スライダー、チェンジアップ
<憧れのプロ野球選手>
宮城 大弥(オリックス・バファローズ)
変化球でしっかり抑えれるところに憧れます。
<着てみたい高校野球(道内)のユニフォーム>
北海高等学校
<スイングスピード企画>
★126キロ
〇安藤 瑛希(あんどう えいき)
2年・ポルテ札幌東出身
右投げ、右打ち
174センチ、73キロ
<着てみたい高校野球(道内)のユニフォーム>
東海大学付属札幌高等学校
★125キロ
〇沼田 佳士(ぬまた かいと)
2年・山の手ベアーズ出身
右投げ、右打ち
169センチ、58キロ
<着てみたい高校野球(道内)のユニフォーム>
北海高等学校
★119キロ
〇菅崎 優人(すがさき ひろと)
2年・北郷サラブレッツ出身
右投げ、右打ち
173センチ、83キロ
<着てみたい高校野球(道内)のユニフォーム>
札幌大谷高等学校
<発行人>
創部51年目を迎える札幌北リトルシニア。
監督は就任2年目を迎え、同チームのOBでもある松本監督。
取材時もチーム愛を感じた。
新チームの成績は-。
秋季全道大会でEブロックに属し、3勝1敗の好成績。
1位通過で決勝トーナメント進出。
迎えた決勝トーナメント・1回戦の岩見沢戦では初回に1点先制するも一回裏に逆転を許し三回終わって4-10と劣勢。
四、六回と粘りを見せるも、8-10であと一歩およばず競り負けた。
リーグ戦では見せなかった気の焦りや勝ちたい気持ちが空回り、終始主導権を掴むことが出来なかった。
「岩見沢戦の六回、10失点は忘れないでほしい」と思い返す(松本監督)。
◆1回戦
札幌北8-10岩見沢
札幌北
1123010=8
325000x=10
岩見沢
(北)沼田、坂本-藤井
(岩)澤野、吉田、横田-横田、田中
▽本塁打:渡會RH(岩)
▽三塁打:沼田(北)、渡會、平山(岩)
▽二塁打:沼田、今野(北)、横田(岩)
勝敗を大きく左右する投手陣-。
エース・沼田はストレートとスライダーのコンビネーションで安定感抜群。
昨夏の日本選手権北海道予選・2回戦のとかち帯広戦では終盤の六、七回に登板し見事0封のピッチングを披露。
テンポも良く、低めのコントロールが決まった。
そうした活躍も評価され、北海道選抜メンバーにも選出された。
左腕・加納は緩急と制球力にたける。
余市戦では持ち味を最大限に生かした!
「主に中継ぎでの登板が多いので気持ちを切らさず調整している」(加納)。
<注目>大型右腕の坂本聖七投手(1年・新川ファイヤーバード出身)は、長身から投げ下ろすストレートを武器に釧路戦で五回0封のピッチングで勝利に貢献した。
他にも余市、札幌西、岩見沢戦といずれも中盤・終盤以降の登板経験を重ねたことは大きな財産となっている。
また全試合、マスクを被った藤井直樹(1年・スターキングス出身)にも今後、注目したい。
-攻・守-
3番・沼田、5番・鳥本を中心に期待が懸かる!
松本監督は「スイング力はあるので、勝負所での勝負強さを身に付けてほしい」と期待と宿題を出した。
2年生はこの時期、最も伸びる時期。
「沼田を中心に守備を固めている最中、まだレギュラーは決まっていない。全員が変わる要素を秘めている」(松本監督)
2年生にとって来夏は中学野球のラストイヤーだ!
必死さは下級生とはレべチ。
更なる奮起に期待したい。
また1年生がどこまで下から突き上げるか!
上級生と下級生の互いの相乗効果で次のステージへと躍進したい。
まさに試合に勝ったものが強く、敗れたものが弱い世界だが。
負けた次の日から新チームはリスタートし、あの敗戦があったから今がある。
と答えを出したい札幌北だ!
秋の悔しさを忘れることなく、課題を乗り越え札幌北の輝かしい春がやってくることに期待したい!
@strikeweb.com #札幌北リトルシニア#発行人のチーム訪問 #ベースボール北海道ストライク ♬ Semete Ikoze! – Kazuyoshi Saito
協力:札幌北リトルシニア