<2024チーム訪問>札幌ボーイズ
2023年度チーム訪問・第22弾は中学硬式野球の札幌ボーイズへ2月3日に伺ってきました。
4年前の休部から見事なV字回復を見せる札幌ボーイズ。
近年、コーチ陣が充実するなど評判を聞きつけ各学年10人前後をキープするまでになってきた。
新チーム野村健心主将(2年・札幌新琴似リトルリーグ(硬式)出身)と投手陣3人に話を聞いた。
スイングスピード企画にも挑戦していただきました。
◎レギュラー戦の主だった成績
〇=道内大会、★=全国及び道外大会
〇アシックス旗争奪 第32回春季北海道大会:1回戦
〇第16回 スポーツ報知杯 北海道大会:1回戦
〇ナガセケンコー杯 第32回 北海道支部春季リーグ戦(全国大会1次予選):2勝6敗
〇第11回日本少年野球北海道選手権大会(全国大会2次予選):2回戦
〇北海道野球伝来150年記念 第9回支部長杯北海道大会:1回戦
〇第19回北海道函館大会:1回戦
〇東商テクノ旗争奪 第2回 日本少年野球 北海道大会:1回戦
<新チーム(2年生以下)主な成績>
〇スポニチ杯第1回2年生大会:6位
〇ドリスポカップ争奪 第11回 秋季北海道大会:2回戦
〇第32回 北海道支部秋季リーグ戦(全国大会1次予選)
4勝4敗・4位
〇第26回 1年生ジュニア選手権大会:準優勝
〇第11回日本少年野球秋季北海道選手権大会(全国大会2次予選):6位
<活動>
-冬期間-
平日練習:木曜日(18:00~21:00)
土日祝日:室内練習場(9:00~17:00)
札幌ボーイズ専用室内練習場:札幌市白石区東米里2040(札幌白陵高等学校東側)
練習体験会の詳細は、球団HPでご確認下さい。
-夏季間-
平日練習:木曜日(18:00~21:00)
土日祝日:大会等(9:00~17:00)
札幌ロイヤルズ球場(札幌ボーイズ専用グランド)
<団員>
2年=11人
1年=13人
6年=9人(2月3日取材時)
<費用>
入団金:5,000円
団 費:10,000円
施設使用料:15,000円(年間)
★現在も団員募集中
お問合せは下記までお待ちしております。
球団事務局/八木
090-6449-5522
<主将にインタビュー>
〇野村 健心(のむら けんしん)
2年・札幌新琴似リトル(硬式)出身
右投げ、右打ち
173センチ、68キロ
家族は両親と兄の4人。
-窪田忠人コーチのメッセージ-
前向きで野球が大好きで俗にいう野球小僧といった感じです。
気持ちも強く、芯がしっかりしていて常に冷静で、明るくチームをけん引している。
投手としてはスピードがありポテンシャルは高いが、制球力に課題。
打撃はスイング力があり、思い切りの良さと勝負強いバッティングもある。
昨夏、膝のケガに見舞われ秋季大会は略出場機会が無かった。
秋の悔しさを春から存分に発揮してください。
Q1)普段やっている自宅でのトレーニングはありますか?
A)背筋や体のバランスを整えるトレーニングをしている。
Q2)キャプテンから見た新チームはどんなチームですか?
A)各自が選手間を信頼・協力して練習に取り組んでいます。
Q3)チームの課題は?
A)打撃力・投手力ともに足りていない。
総合的にレベルアップを図りたい。
Q4)課題克服の為、どんなことをされていますか?
A)バッティングの基礎向上と身体づくり。
身体を大きくすることでパワーが生まれるなど優位性を感じる。
通常の食事の他、間食をとるなど毎回の練習に取り組んでいる。
Q5)昨秋、一番印象深い試合は何戦ですか?
A)秋季北海道リーグ・札幌手稲ボーイズ戦
僅差のゲームだった。
集中力を切らさず最後まで自分たちの野球を続けられた。
◆9月9日(土)
<札幌麻生>
札幌ボーイズ4-3札幌手稲ボーイズ
札幌ボーイズ
3000100=4
0000120=3
札幌手稲ボーイズ
(札)板野、窪田、高田―後藤
(手)小松、岩崎―佐藤優、村上
▽本塁打:村上(手)
▽三塁打:後藤(札)
▽二塁打:小野、平原(札)、木戸場(手)
Q6)憧れのプロ野球選手は?
A)小川泰弘(東京ヤクルトスワローズ)
制球力が良く、4つ角にしっかり投げ分けられるところに憧れます。
Q7)今シーズンに向けた意気込みを!
昨シーズンは悔しい結果に終わった。
総合力をアップして、春から打撃も守備も他に劣らないチームでスタートダッシュします。
★新企画★
「今年の主将は何点?」
<窪田コーチに聞いた>
<実技面>
守備力:7
打撃力:8
走塁力:6
<精神面>
向上心:9
精神力:8
状況判断力:7
<リーダー資質>
統率力:8
協調性:9
戦略的思考:8
<窪田コーチから>
信頼度:8
<総合>
78点
★投手陣で名前が挙がった選手たち
〇窪田 柚奈(くぼた ゆずな)
2年・東海Fイーグルス出身
右投げ、右打ち
162センチ
<球種>
ストレート、スライダー、カーブ、チェンジアップ、スラーブ
<憧れのプロ野球選手>
山本由伸(ロサンゼルス・ドジャース)
野球に対して真面目にストイックに向かっているところに憧れます。
<窪田コーチに聞いた>
~投手としての10段階評価~
スピード:7
制球力 :9
スタミナ:8
経験値 :8
マウンド度胸:9
<着てみたい高校野球(道内)のユニフォーム>
駒澤大学附属苫小牧高等学校
〇板野 遥斗(いたの はると)
2年・東雲ファイターズ出身
右投げ、右打ち
166センチ66キロ
<球種>
ストレート、カーブ、スライダー、チェンジアップ
<憧れのプロ野球選手>
伊藤大海(北海道日本ハムファイターズ)
ストレートの速さや変化球のキレに憧れます。
<窪田コーチに聞いた>
~投手としての10段階評価~
スピード:8
制球力 :8
スタミナ:7
経験値 :7
マウンド度胸:7
〇野村 健心(のむら けんしん)
2年・札幌新琴似リトル(硬式)出身
右投げ、右打ち
173センチ、68キロ
<球種>
ストレート、ツーシーム、縦スライダー
<窪田コーチに聞いた>
~投手としての10段階評価~
スピード:8
制球力 :6
スタミナ:7
経験値 :6
マウンド度胸:7
<スイングスピード企画>
★130キロ
〇虻川 龍河(あぶかわ りゅうが)
2年・丘珠グレートベアーズ出身
右投げ、右打ち
176センチ、84キロ
<着てみたい高校野球(道内)のユニフォーム>
札幌白石高等学校
★128キロ
〇後藤 海斗(ごとう かいと)
2年・伏古わんぱくボーイズ出身
右投げ、右打ち
167センチ、65キロ
<着てみたい高校野球(道内)のユニフォーム>
札幌龍谷高等学校
★124キロ
〇野村 健心(のむら けんしん)
2年・札幌新琴似リトル(硬式)出身
右投げ、右打ち
173センチ、68キ
<発行人>
創部1985(昭和60)年、札幌ロイヤルズとしてポニーベースボール協会に属しスタート。
黄金期には全国大会は勿論のことジャイアンツカップ出場実績もあるチームだった。
2018(平成30)年、ボーイズリーグ新規加盟。
チーム名は「札幌ボーイズ」と命名した。
急速な時代の変化の中、2020(令和2)年、団員不足を理由に一年間休部。
もうダメなのかと!?と思われた人も少なくないだろう。
しかし当時の寺西監督に会うと「必ず不死鳥のように選手を集めて戻ってきます」と目を輝かせて私に話してくれた。
言葉だけではなくその年、札幌市内の少年野球場で寺西監督の姿を何度となく拝見した。
「本気」が人を動かす
2021(令和3)年、一年間の充電期間を経て寺西監督の取り巻きのスタッフは総入れ替えし再スタートした。
寺西監督の子供たちへの思いが人を動かした。
札幌ロイヤルズ時代をよく知るOB関係者が、チーム再構築に向け奔走していた。
同時代の教え子が指導者として戻ってきたのも呼び水になった。
一人の力では難しい問題も多くの理解者を募り、多くの知恵と行動で前に進んだ結果、今がある。
再スタートし、入団した6年生が今シーズン、中学3年生としてラストイヤーを迎える!
つまずくことはいつだって、誰だってある、でもその時にどう立ち上がったかに意味がある。
今シーズン、グラウンド上でどんな戦いを見せてくれるのか、今から楽しみだ。
頑張れ、札幌ボーイズ!
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協力:札幌ボーイズ