<2024チーム訪問>旭川北稜球団

旭川北稜球団
2023年度チーム訪問・第31弾は中学硬式野球の旭川北稜球団へ2月23日に伺ってきました。
同チームは1980(昭和55)年、前身である旭川中央リーグが誕生。
1996(平成8)年に旭川北稜球団としてリスタートし、今シーズン44年目を迎える。
昨年10月に行われたドラフト会議で、OBの千葉隆広投手(旭川明成・3年)が、育成6位で読売ジャイアンツから指名を受け同チーム2人目のプロ野球選手が誕生した。
OBの活躍が目覚ましい!
昨夏、秋の甲子園出場を目指した全道大会では、延べ20人のOBがベンチ入りを果たした。
新チーム小嶋大遥主将(2年・共栄ワンダーズ出身)と投手陣3人に話を聞いた。
スイングスピード企画では驚愕の大記録も生まれた!

冬季練習に励む旭川北稜ナイン

冬季練習に励む旭川北稜ナイン

屋外でフライ捕球に励む旭川北稜ナイン
◎3年生の主だった成績
〇=道内大会、★=全国及び道外大会
~~~
〇第31回春季全道大会兼第25回ミズノ旗争奪全道大会
Aブロック:4勝0敗 1位
決勝トーナメント:1回戦
〇第51回日本選手権北海道大会:3回戦
〇第8回北ガス杯全道大会:2回戦
〇第45回全道選手権大会兼第21回ゼット旗杯全道大会:ベスト8
◎3年生の注目進路
旭川志峯、旭川実業、札幌大谷。
他公立校へ進学希望。

優勝旗返還を行う旭川北稜球団(ゼット旗杯)=2023合同開会式より

旭川北稜球団=2023合同開会式より
◎OBの活躍
昨夏、秋に行われた甲子園を懸けた全道大会(北北海道大会、南北海道大会、秋季全道大会)へ出場した同チームOBを紹介させていただきます。
<北北海道大会>
-旭川明成高等学校-
〇千葉 隆広(ちば たかひろ)3年
旭川北稜球団-鷹栖野球少年団出身
〇小野寺 謙真(おのでら けんしん)3年
旭川北陵球団-愛宕東スーパースターズ出身
〇柿崎 塁(かきざき るい)3年
旭川北稜球団-東光サンボーイズ出身
〇植木 玲陽(うえき れお)3年
旭川北稜球団-東光サンボーイズ出身
〇小笠原 凜太郎(おがさわら りんたろう)3年
旭川北稜球団-愛宕東スーパースターズ出身
〇佐藤 優向(さとう ゆうが)3年
旭川北稜球団-東光サンボーイズ出身
-士別翔雲高等学校-
〇池澤 琉生 2年
旭川北稜球団-和寒野球少年団出身
〇池澤 巴琉 2年
旭川北稜球団-和寒野球少年団出身
-白樺学園高等学校-
〇半澤 理玖 2年
旭川北稜球団-和寒野球少年団出身
-旭川永嶺高等学校-
〇野上 慈生 3年
旭川北稜球団-末広北ミッキーズ野球少年団出身
-旭川実業高等学校-
〇尾形 旺亮 3年
旭川北稜球団-近一チャレンジャー出身
〇ナイト 侍太 3年
旭川北稜球団-少年野球経験なし
〇平川 輝 3年
旭川北稜球団―近一チャレンジャー出身
〇松川 瑠希 3年
旭川北稜球団-近一チャレンジャー出身
〇西村 颯太 1年
旭川北稜球団-―近文レッドライナーズ出身
<秋季北海道大会>
-旭川実業高等学校-
〇西村 颯汰 1年
旭川北稜球団―近文レッドライナーズ出身
〇遠藤 空仁 1年
旭川北稜球団-忠和サンダース出身
〇山本 竜聖 1年
旭川北稜球団―東川大雪野球少年団出身
〇谷口 悠真 1年
旭川北稜球団―陵雲ファイターズ出身
-白樺学園高等学校-
〇半澤 理玖 2年
旭川北稜球団-和寒野球少年団出身

冬季練習に励む旭川北稜ナイン
<新チーム(2年生以下)主な成績>
〇第10回マツダボール旗杯全道大会:2回戦
〇第3回石垣市長杯・1年生大会北海道予選会:第3位
〇第50回秋季全道大会新人戦兼第40回麻生自動車学校杯
Cブロック:1勝4敗
<活動>
-冬期間-
平日練習:火・木曜日(17:30~20:00)
土日祝日:時間会場不定期(2~3h)
-夏季間-
平日練習:火・木曜日
土日祝日:大会等(9~12:00)

冬季練習に励む旭川北稜ナイン
<団員>
2年=9人
1年=16人
6年=4人
<費用>
入団金:10,000円
団 費:10,000円(毎月)
父母会費:1,500円(毎月)

冬季練習に励む旭川北稜ナイン
<主だった遠征先>
〇日高遠征(3月)
★現在も団員募集中
お問合せは下記までお待ちしております。
asahikawahokuryopr@gmail.com

指導者の話に耳を傾ける旭川北稜ナイン
<主将にインタビュー>
〇小嶋 大遥(こじま たいよう)
2年・共栄ワンダーズ出身
右投げ、 右打ち
175センチ、 80キロ
家族は両親と兄の4人。
-弓削智敬監督のメッセージ-
昨年は3番・捕手での出場があるもののケガで出場機会があまりなかった。
その分、今年に懸ける思いは強いと思う。
パンチ力とミート力はチームで1・2ですが、もっともっとミート力を高め大事な場面で勝負強さを発揮してください!
人としては真面目で優しい。
しかしリーダーとしては自らの考えや思いをもっと選手間で伝えてほしい。
今はキツイと思うが、この経験は後に大きい。
捕手としてはリード、キャッチング、送球、ブロッキングと課題はまだありますが頑張ってほしい。
期待してます!
Q1)普段やっている自宅でのトレーニングはありますか?
A)体幹トレーニング及びストレッチ(けが予防)。
Q2)キャプテンから見た新チームはどんなチームですか?
A)1、2年は仲が良く、盛り上がるところはしっかり盛り上がるチームです。
Q3)チームの課題は?
A)打撃力
Q4)課題克服の為、どんなことをされていますか?
A)みんなで意識をもってバットを振り込んでいる。
その成果もあり、手ごたえも掴んできている。
Q5)昨秋、一番印象深い試合は何戦ですか?
A)北空知深川リトルシニア戦
序盤まで3-1と2点リードで迎えたが、中盤から終盤にかけ失点を許し逆転された試合。
▽深川(令和5年9月10日)
(C)北空知深川10-4旭川北稜
北空知深川
1000432=10
0030100=4
旭川北稜
(深)井川、秋山、井川-野呂
(旭)小林、澤田、中川-岡、小嶋
▽三塁打:井川、原田(深)
▽二塁打:石川(深)
Q6)憧れのプロ野球選手は?
A)近藤健介 (福岡ソフトバンクホークス)
小柄ながら長打力があるところが憧れます。
Q7)着てみたい高校野球(道内)のユニフォームは?
旭川東高等学校
Q7)今シーズンに向けた意気込みを!
全国大会出場です!

小嶋主将(旭川北稜)
★新企画★
「今年の主将は何点?」
<弓削智敬監督さんに聞いた>
<実技面>
守備力:6
打撃力:7
走塁力:6
<精神面>
向上心:7
精神力:7
状況判断力:7
<リーダー資質>
統率力:7
協調性:8
戦略的思考:7
<監督からの>
信頼度:7
<総合>
69点

マシン打ちに励む小嶋主将(旭川北稜)
★投手陣で名前が挙がった選手たち
〇澤田 陸叶(さわだ りくと)
2年・旭稜野球少年団出身
右投げ、左打ち
170センチ、61キロ
<球種>
ストレート、カットボール、横スライダー、縦スライダー
<憧れのプロ野球選手>
藤川球児(元阪神タイガース)
決め球のストレートで抑えるところに憧れる。
<着てみたい高校野球(道内)のユニフォーム>
立命館慶祥高等学校
<弓削智敬監督に聞いた>
~投手としての10段階評価~
スピード:7
制球力 :5
スタミナ:5
経験値 :7
マウンド度胸:6
〇小林 太河(こばやし たいが)
2年・名寄南クラブ野球少年団出身
右投げ、右打ち
169センチ、60キロ
<球種>
ストレート、カーブ、チェンジアップ
<憧れのプロ野球選手>
ダルビッシュ有(サンディゴ・パドレス)
多彩な変化球を持っていることと、WBCの投手陣をしっかりまとめ上げた統率力に憧れます。
<着てみたい高校野球(道内)のユニフォーム>
旭川東高等学校
<弓削智敬監督に聞いた>
~投手としての10段階評価~
スピード:6
制球力 :6
スタミナ:5
経験値 :6
マウンド度胸:5
〇吉田 歩生(よしだ あき)
2年・春光野球少年団出身
右投げ、右打ち
167センチ、61キロ
<球種>
ストレート、スライダー、チェンジアップ
<憧れのプロ野球選手>
青木宣親(東京ヤクルトスワローズ)
あの構えで単打でしっかり成績を残しているところが憧れる。
<着てみたい高校野球(道内)のユニフォーム>
旭川東高等学校
<弓削智敬監督に聞いた>
~投手としての10段階評価~
スピード:7
制球力 :7
スタミナ:7
経験値 :6
マウンド度胸:6

投手陣・小林、澤田、吉田(旭川北稜)
<スイングスピード企画>

スイングスピードに挑戦した旭川北稜ナイン
★146キロ
〇小倉 璃音(おぐら りおん)
2年・永山ベースボールクラブ出身
右投げ、右打ち
179センチ、91キロ
<着てみたい高校野球(道内)のユニフォーム>
旭川東高等学校
★129キロ
〇中川 助丸(なかがわ すけまる)
2年・若葉野球倶楽部(岩手県花巻市)出身
右投げ、左打ち
170センチ、63キロ
<着てみたい高校野球(道内)のユニフォーム>
札幌大谷高等学校
★123キロ
〇弓削 健太(ゆげ けんた)
2年・千代田イーグルス出身
右投げ、左打ち
174センチ、90キロ
<着てみたい高校野球(道内)のユニフォーム>
北海高等学校

スイングスピード企画・写真左から中川、小倉、弓削(旭川北稜)
<発行人>
今シーズン44年目を迎える旭川北稜球団-。
前身の旭川中央リーグは小学生を対象としたリトルリーグと、中学生を対象としたシニアリーグを併せ持つ旭川市で唯一の硬式野球チームとして誕生した。
同時期には西区ドジャーズ(現札幌西リトルシニア)、東日本ファイターズ(現札幌東リトルシニア)があった。
活躍は目覚ましく、日本選手権北海道予選において優勝5回、準優勝2回。
さらに全国では1990(平成2)、1996(平成8)年に全国ベスト8。
1996年の全国選抜大会では全国制覇まであと一歩と迫る準優勝の活躍もあった。
加えて昨年の10月、プロ入りを決めたOB千葉投手のニュースは現役旭川北稜ナインへ大きな励みを与えた。
新チームで挑んだ昨年の秋季全道大会は1勝4敗と本来の力を発揮できず悔しさが残った。
弓削監督は「課題は投手陣の立て直し」と明確。
投手陣は上記で述べた澤田、小林、吉田に加え木下雄太郎(2年・永山南クラブ野球少年団出身)、小倉と名前が挙がったが一試合を一人で投げ切るだけの投手はまだ現れていない。
今シーズンは短いイニングを複数の投手でみんなでつないで中盤までに如何にゲームを作れるかがカギ。
中盤から終盤にかけては、勝ち方にはこだわらず泥臭くてもいいから勝ちを数多く経験することが、今のチームには一番の特効薬となりそうだ。
「常に考え、常に全力をモットーにどんな戦いでも挑戦する心を忘れずに上位チームに全力でぶつかります」と弓削監督。
攻撃面では走塁を意識したウォーミングアップを取り入れるなど選手の意識向上も狙っている。
限られた時間の中で日本選手権に向け、旭川北稜ナインの挑戦は続く―。
小嶋主将を中心に春季大会で一定の手ごたえ掴んでおきたいのが本音だ。
逆算するとこれから始まるオープン戦は、頭の中にあるイメージと実際のプレーとのギャップをうめていく段階に入っていく。
相手も必死、そう簡単には勝たしてくれないがそこは負けじと踏ん張りたい。
オープン戦、春季大会と良い経験が、できたから次のステップ日本選手権道予選に良い形で迎えた!となるように。
常に現在地を知り、歩みを続けてほしい。
思った通りにはならないが、やった通りにはなる。
頑張れ、旭川北稜球団!

指導者からアドバイスを受ける旭川北稜ナイン
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協力:旭川北稜球団