岩見沢学童野球が激闘制し2回戦進出!<マック南>
高円宮賜杯第44回全日本学童軟式野球大会
マクドナルド・トーナメント南・北海道大会
日程:6月22~24日
会場:コンサドーレ仁木パーク野球場、共和町営野球場
岩見沢学童野球クラブが東16丁目との激闘制し2回戦進出!
岩見沢学童野球クラブは4-8と4点を追う四回、四死球で2人の走者を置いた二死二、三塁のチャンスから3番・北川 遼(6年)が、この日2本目となる柵越え3ラン本塁打で7-8の1点差に迫った。
さらに岩見沢の猛攻は止まららかった。
4番・大西竣介(6年)、5番・井川晴斗(6年)が連続安打で二、三塁。
次打者四球で満塁とするとここで7番・細野世羅(6年)。
これまで三振と内ゴロで2打席凡退していたが、大一番で大仕事を成し遂げた!
1ストライク1ボールからの高めのボールを放つと打球はセンターの頭上を越え柵越えとなるグランドスラム満塁ホームランで11-8と大逆転した。
一瞬、会場は何が起こったの!?とどよめくほど凄まじい激闘。
大会規定の1時間30分を超えたため四回時間切れで11-8で岩見沢学童野球が東16丁目フリッパーズを下し、2回戦進出を果たした。
四回という短さを短いと感じない凝縮したゲームだった。
岩見沢学童野球クラブは23日、4強を懸け飛翔スワローズ(苫小牧)と対戦する。
◆1回戦(22日、コンサドーレ仁木パーク野球場)
岩見沢学童野球クラブ(南空知)11−8東16丁目フリッパーズ(札幌)
東16丁目フリッパーズ
1070=8
3107=11
岩見沢学童野球クラブ
(四回時間切れ)
(東)滝花、坂本(1回)、滝花(4回)-徳田
(岩)大西、細野(3回)、大西(3回)、吉田(4回)−北川
▽本塁打:北川2、細野(岩)
▽三塁打:坂本(東)
▽二塁打:原(東)、笹野、黒田(岩)
東16丁目が、まさかの1回戦で涙
1-4と3点を追う東16丁目フリッパーズは三回、打者13人で7安打4四死球で大量7得点で逆転した。
しかし8-4で迎えた四回、二死から岩見沢の猛攻を止めることが出来なかった。
試合終了後、選手を集めた笹谷武志監督は「選手はみんなよくやってくれた。試合に敗れた敗因はすべて俺にある」と話はじめると選手たちは次々に涙し、膝から崩れていった。
選手の中には「涙ながらに監督すみません」と謝る者もいた。
取材するこちら方も胸が熱くなるほどだった。
<発行人>
全日本学童マクドナルドトーナメント南大会・1回戦で屈指の好カードとなったこの試合。
会場のコンサドーレ仁木パーク野球場には数多くの少年野球関係者が集まり、中には道南や札幌からわざわざこの注目カードだけを観戦するものもいた。
この一戦の関心の高さが窺えた。
勝利した岩見沢学童野球クラブは2本の本塁打を放った北川などロングを打てるなどどちらかと言えば、個の主張が明確でスマートに見える。
一方、東16丁目フリッパーズは6年生の中に数人の5年生が混ざる混成もあり、泥臭くなんとか喰らいつくスタイルでしぶとく単打を重ね他を圧倒する戦いぶり。
まさに甲乙つけがたい両チーム。
このカードまた観てみたい-。
次こそは咲かせてください勝利の華を!
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協力:北海道軟式野球連盟・後志支部
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