余市強い子野球少年団、初戦で涙!<ミズノカップIN熊本>

ミズノカップIN熊本・Dブロックトーナメント
MIZUNO BASEBALL DREAM CUP(全国大会1stラウンド)
余市強い子、TMの強打に苦しむ
北海道代表の余市強い子野球スポーツ少年団がTMジュニア(愛知県名古屋市)と対戦した。
期待を胸に臨んだ1回戦だったが、試合は思わぬ展開を迎えた。
余市強い子は初回から相手の強打に苦しみ、守備のミスも重なって得点を許してしまった。
TMジュニアは攻撃の手を緩めず、着実に点を積み重ねていく。
一方、余市強い子は相手投手に苦戦し、打撃陣は沈黙した。
初回に1点を獲るも、追加点の糸口を見つけることができなかった。
結果、1-8の三回コールドゲームとなり、余市強い子野球スポーツ少年団は涙の敗戦を喫した。
◆1回戦(27日、嘉島町総合運動公園)
余市強い子野球スポーツ少年団(北海道)1-8TMジュニア(愛知県)
余市強い子野球スポーツ少年団
100=1
350=8
TMジュニア
(三回コールドゲーム)
(余)服部、小川-石井
(T)松田-奥田
▽本塁打:奥田RH、滝沢RH(T)
▽三塁打:石井(余)、土橋(T)
▽二塁打:上枝俐(余)

灼熱の暑さの中、ピンチにマウンドに集まる余市強い子ナイン=(写真・チーム提供)
▽余市強い子野球スポーツ少年団・上枝 良監督の話
かつて経験したことの無い暑さの中、誰一人倒れることなく頑張ったこと、この経験ができたことは財産になった。
試合には敗れたが選手には地区4試合を勝って代表権を掴んだことは忘れないでほしい。
交流戦では愛知のチーム、群馬のチームと対戦した。
それぞれの野球の質は違えど、一球に懸ける思いが熱く、一球一球に前向きに取り組んでいる姿勢が熱かった。
絶対諦めない姿勢が素晴らしかった。
今回の全国大会では学ぶことが多かった、6年生はまだ残りシーズンがある。
5年生以下も新人戦を控える。
それぞれの世代の残りゲームにしっかりと生かしていきたい。

1回戦で対戦したTMジュニアと余市強い子ナイン=(写真・チーム提供)
<発行人>
上枝監督のこの言葉が示す通り、選手たちはこれからも前向きに取り組み、一球一球に懸ける熱い思いを胸に、さらなる高みを目指していくことでしょう。
今後の活躍に期待し、地域の応援もますます熱くなることを期待したい。
次こそは咲かせてください勝利の華を!
-これまでのあゆみ-
熊本県熊本市で7月26日から行われたMIZUNO BASEBALL DREAM CUP(全国大会1stラウンド)へ初出場した余市強い子野球スポーツ少年団が26日、北海道を発ち開会式に臨んだ。
出発前、主将の上枝 俐玖斗(6年)は「ミズノドリームカップでは北海道代表として一戦一戦、全力プレーで勝ち進んで夢の甲子園大会をめざして頑張りますので、応援よろしくお願いします」と元気いっぱいに北海道をあとにした。
大会は出場48チームがA~Hの8ブロック分けられ、それぞれがトーナメント戦で決する。
今年度は余市強い子野球スポーツ少年団のほか札幌南JBC、ポルテ札幌東も出場した。

北海道を発つ、余市強い子野球スポーツ少年団=(写真・チーム提供)
▽余市強い子野球スポーツ少年団・上枝監督の話
日々仲間と切磋琢磨し、目標としていた全国大会の夢舞台を掴むことができました。
全力でプレーし躍動する選手達と共に、全国大会で1戦1戦楽しみ、全国の強豪チームに挑戦していきます。

余市強い子野球スポーツ少年団=(写真・チーム提供)
~指導者・選手紹介~
<指導者>
㉚監督:上枝 良(41歳)
㉙ヘッドコーチ:笹山 直樹(34歳)
㉘コーチ:服部 恭平(38歳)、隅本 幸之介(28歳)
<ベンチ入り選手>
(背番号、氏名、ふりがな、学年、投打、身長)
⑩上枝 俐玖斗(かみえだ りくと)
6年・右投げ、左打ち
149センチ
⓪上枝 旺太朗(かみえだ おうたろう)
5年 ・右投げ、左打ち
145センチ
①服部 芯羽 (はっとり しんば)
6年・右投げ、左打ち
148センチ
②石井 龍貴(いしい りゅうき)
6年 ・右投げ、右打ち
164センチ
③森 夏輝(もり なつき)
5年・右投げ、右打ち
調査中
④高杉 悠希(たかすぎ はるき)
6年 ・右投げ、右打ち
157センチ
⑤小川 寛斗(おがわ ひろと)
6年 ・右投げ、右打ち
149センチ
⑥後藤 謙太(ごとう けんた)
6年 ・右投げ、右打ち
148センチ
⑦岩渕 貫太(いわぶち かんた)
6年 ・右投げ、右打ち
154センチ
⑧笹山 陽久(ささやま はるく)
6年 ・右投げ、右打ち
152センチ
⑨土谷 優翔(つちや ゆうと)
5年・右投げ、右打ち
136センチ
⑪三間 翔馬(みま しょうま)
4年・右投げ、右打ち
128センチ
⑫大西 正真(おおにし しょうま)
3年・右投げ、右打ち
139センチ
⑬服部 羽奈(はっとり はな)
4年・右投げ、左打ち
126センチ
⑭久保 春太朗(くぼ しゅんたろう)
4年・右投げ、右打ち
135センチ
~全国大会までの足跡~
◆決 勝(6月9日)
〇6-3 幌南ファイターズ
◆準決勝(5月26日)
〇10-9 北の台Cファイターズ
◆2回戦(5月12日)
〇8-1 石狩オールスターズA
◆1回戦(4月28日)
〇6-3 篠路ビッグファイヤーズ

余市強い子野球スポーツ少年団=(写真・チーム提供)
<発行人>
創部45年目の節目を迎える『余市強い子野球スポーツ少年団』。
全国大会出場は21年ぶりに余市町の期待は膨らむ。
昨秋、同チームは太陽杯後志支部予選を勝ち抜き、全道大会も経験しました。
エースの服部芯羽(6年)、上枝俐玖斗(6年)、小川寛斗(6年)の3投手が、試合を作ります。
さらに、1番から9番まで切れ目のない迫力ある打線が特長で、どこからでも得点の起点となる選手たちが日々成長している。
また場面に応じた対応力の高さも、まさに野球IQの高さが窺える。
上枝監督の指導方針は、普段の練習から当たり前のことを全力で臨ませること。
高い目標を持たせて挑戦させることで、選手たちの自信と力を引き出している。
全国の舞台で躍動する余市っ子たちの姿が今から楽しみだ。
頑張れ、余市強い子野球スポーツ少年団!
協力:余市強い子野球スポーツ少年団
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