札幌新琴似リトルシニア、日本選手権大会で3年連続ベスト8進出

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札幌新琴似リトルシニア、日本選手権大会で3年連続ベスト8進出
東京都で開催されている「エイジックカップ第52回リトルシニア日本選手権大会」で、札幌新琴似リトルシニアが2日、2回戦において関東連盟の平塚リトルシニアに7-2で勝利を収めた。
これにより、札幌新琴似リトルシニアは3年連続で全国ベスト8に進出する快挙を達成した。
同チームはあす3日、準々決勝で橿原磯城リトルシニア(関西)(※橿原=かしはら)と明神宮球場・第4試合で対戦する。
昨年の大会ではベスト8に終わったものの、2年前にはベスト4進出を果たしており、さらに上位を目指して挑む姿勢を見せている。
生嶋宏冶監督は、「メダルを獲らせてやりたい」との意気込みを語っており、今後の戦いに対する期待が高まっている。
◆2回戦(2日、府中市民球場)
札幌新琴似リトルシニア(北海道)7-2平塚リトルシニア(関東)
開始時間:09時01分
終了時刻:11時10分
平塚リトルシニア
000200=2
02005x=7
札幌新琴似リトルシニア
(平)井上、柳原、中島-富田
(新)渡部、漆雄、山田、吉田-佐藤良
▽三塁打:渡部、菅沼(新)
▽二塁打:渡部(新)

札幌新琴似リトルシニアナイン
札幌新琴似、五回に集中打で全国ベスト8進出!
札幌新琴似が激戦を制し、全国ベスト8進出を果たした。
2-2の同点で迎えた五回、打線が爆発し、打者9人で一挙5点を奪う大逆転劇を演じた。
五回の攻撃、先頭の3番・渡部瑛太(3年・厚別桜台パワーズ出身)がライトオーバーの三塁打でチャンスを作ると、次打者の四球で一、三塁の好機に。
続く5番・櫻田英汰のレフトへの犠飛で三走の渡部が生還し、勝ち越しの1点を奪った。
この1点が試合の決勝点となった。
その後、二者連続四球で再びチャンスが広がり、9番・斉藤璃維也(3年・札苗スターズ出身)がライト前にタイムリーを放つ。
さらに、1番・菅沼晴斗(3年・藻岩下BBJ出身)が右中間を破るタイムリー三塁打でこの回に5点を追加。
これで試合の主導権を握り、勝利を決定づけた。
投手陣は先発の渡部投手をはじめ、漆 雄生投手(3年・新琴似スラッガーズ出身)、山田琉心投手(2年・中の島ファイターズ出身)、吉田羽琉投手(3年・大麻チャイルズ出身)らが小刻みな継投で粘り強く投げ抜き、関東大会2位の強豪の追撃を許さなかった。
新琴似本来の攻撃力が五回に集中し、個々の持ち味を活かした投手陣の好投が見事に噛み合った結果、全国ベスト8の座を掴んだ。
明日、関西の強豪・橿原磯城シニアとの対戦に向け、チーム一丸となって挑む。
<発行人>
この日の試合はまさに、どちらに転ぶか分からない白熱の展開でしたが、五回に札幌新琴似が見せた攻撃は圧巻。
渡部のライトオーバー三塁打を皮切りに、櫻田の犠飛や斉藤璃のタイムリー、さらに菅沼の右中間タイムリー三塁打と、息もつかせぬ連打で試合の流れを一気に変えました。
特に五回に集中した打撃は、新琴似らしさが光り、これぞチーム力の賜物と言える。
明日は球数制限の問題でエース・渡部がマウンドに上がることは無い、したがって総力戦で挑むほかない!
「立ち上がりの1、2回がカギ。あとは継投」と話す生嶋監督。
獲られたら獲り返す!
新琴似の底力で4強進出掴んで見せる!
頑張れ、札幌新琴似リトルシニア!
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協力:札幌新琴似リトルシニア
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