札幌選抜チーム一次セレクション、40人が二次セレクション進出へ
札幌選抜チーム、一次セレクションで40人が次のステージへ進出
—学童軟式野球都市対抗戦に向けた熾烈な選考が続く—
札幌市東区にある北海道日本ハム屋内練習場で8月31日と9月1日の2日間にわたって、「2024札幌選抜チーム」の一次セレクションが開催された。
このセレクションには、札幌市内全域から集まった104人の小学6年生が挑み、そのうち40人が一次審査を突破し、次のステージとなる二次セレクションへと駒を進めることが明らかになった。
選考の結果は3日、札幌選抜・渡辺敦監督への取材で発表されたもの。
今回のセレクションは、10月下旬に苫小牧市で開催される「北海道学童軟式野球都市対抗戦」への出場を目指す札幌選抜チームのメンバーを選抜するために行われており、熾烈な競争が繰り広げられている。
選手たちは、次のステージに進むため、さらなる技術向上と精神的な強さを求められる。
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<2次セレクションは>
・日程:9/8(日)
・会場:藻南公園野球場(※駐車場は公園の駐車場を利用ください)
・時間:16:45受付開始・17時以降順次2次セレクション開始・最大21時まで実施予定
※受験費用は必要ありません。
・持ち物:野球道具一式(ヘルメットなども忘れずに。捕手は防具持参をお願いします)飲み物・捕食など(※各自の判断に任せます)
・服装:各チームの試合用ユニ上下(背番号も必ず付けて下さい)
・その他~父母の方で観戦希望の方は椅子などを持参された方が良いかも知れません。また虫が大変多いので虫よけなどは各自でご用意下さい。
(重要)OBを含むチーム関係者を除き、ベンチよりバックネット裏側での観戦は一切禁止とさせていただきます。ベンチより外野側でご観戦下さい。
また一般の方も散歩などで公園内を利用されますので、道を椅子で塞ぐことのないようにお願いします。(昨年度苦情が来ています)
トイレは一か所のみになります。公園内の小さいトイレですので、受験前の事前に済ますようにされて下さい。
<札幌選抜1次セレクション合格者>
受付番号、氏名、所属チーム、受験日を掲載。
1 生野 将太
札幌オールブラックス 8月31日
3 加藤 睦翔
SDGRETES 9月1日
5 高石 航聖
福井キングタイガース9月1日
6 鶴野 陽向
東海Fイーグルス 8月31日
17 佐藤 優成
屯田ベアーズ 8月31日
18 齊藤 大悟
札幌南JBC 9月1日
20 山川 蓮斗
札幌南JBC 9月1日
24 林 倖成
屯田ベアーズ8月31日
26 品川 煌貴
東16丁目フリッパーズ 8月31日
27 小林 生岬
北東ナイン 8月31日
29 原 利偉太
東16丁目フリッパーズ 8月31日
31 本松 大空
円山スターズ 9月1日
32 布施 壽惇
北発寒エンジェルス 9月1日
33 関本 洸哉
菊水ジャガーズ 9月1日
35 石川 諒成
東海Fイーグルス 8月31日
36 渋谷 雪月
北発寒ファイヤーズ 9月1日
37 須藤 栄太
星置レッドソックス 9月1日
38 エラクネス 璃晶
東雲ファイターズ 9月1日
42 鈴木 悠真
SDGRETES 9月1日
43 大畑 碧
手稲山口メッツ 8月31日
48 原田 絆路
円山リトルジャイアンツ 8月31日
49 柴田 颯太
星置レッドソックス 9月1日
51 野崎 哲翔
札苗スターズ 9月1日
52 小野 晃太
札幌オールブラックス 8月31日
55 小松 莉子
星置レッドソックス 9月1日
64 半沢 大翔
新琴似シャーク 8月31日
67 神野 健
伏古ファイターズ 8月31日
70 片岡 瑛太
SDGRETES 9月1日
71 青木 廉登
ニュースターズ 9月1日
76 三浦 友暉
星置レッドソックス 9月1日
77 海老田 陸翔
伏古わんぱくボーイズ 8月31日
78 枡谷 祷真
SDGRETES 9月1日
79 佐藤 新
東雲ファイターズ 9月1日
81 野口 瑛斗
あいの里バイソンズ 8月31日
82 松本 憲伸
東雲ファイターズ 9月1日
83 内山 蓮々
北発寒ファイヤーズ 9月1日
87 松本 茉桜
星置レッドソックス 9月1日
91 尾張 太優
新光スワローズ 9月1日
97 尾埜 尊弘
宮の沢オリオンズ 8月31日
104 小薗井 翔叶
東16丁目フリッパーズ 8月31日
【1次セレクションを振り返って】
少しでも多くの選手にチャンスと機会を、という想いから予定より多い40名を2次セレクションに選出しました。
最初に触れておきたいのは、このようなセレクションの場において「普段の良い選手」と、「セレクションでの良い選手は違う」という点です。
受験に来てくれた選手はさすがに上手な選手が多かったです。器用に守備をし、きれいに打つ。チームにいてくれると非常に助かる存在です。
きっとこれから先の野球でも活躍することと思います。
ただここは一発勝負で勝ち抜くための選手を選出する場です。器用な内野の出来そうな選手ばかりを10数名選ぶ訳にはいきません。
飛びぬけて足の速い選手、ここ一番のピンチで空振りのとれるような投げる球の強い投手、代打で一撃で試合を決める打者なども
強いチームを作るためにはとても重要な要素となってきます。
事実、昨年度のチームにおいても、岡山県での全国大会準々決勝において1点リードされている最終回に代走で出てきた選手が超警戒の中で見事盗塁を決め
ホームに生還し、その勢いのままサヨナラ勝ちした試合がありました。走力という武器を最大限に生かし、道内大会5試合・全国大会5試合の10試合全てにおいて
盗塁成功率100%。チームに活力をもたらしてくれました。
その他にも、ピンチの目を防ぐ中継ぎや抑え投手を始め、一日70球制限で最大3試合を戦い抜くにはコントロールや緩急を巧みに使い計算できる投手が複数必要なのはもとより、
様々な展開に対応できる武器を持った選手が必要になります。毎年話していますが、上手な選手を上から40人並べて合否を決めていません。
もし思うような結果にならなかった選手は、この機会に「改めて自分の武器や強みは何だろうか」と考えてみてください。
少年野球のように年間何十試合も行うのであれば、走攻守の平均点の高い選手は重宝されると思います。不合格でもこの先大いに期待できるレベルの選手はおりました。
ただこれからの学生野球(中学・高校)は一発勝負のトーナメント戦が主になります。そこに入って活躍することを念頭に考えた場合、
同タイプの選手がいた場合は仮に非常に高いレベルだったとしてもどちらかが外されてしまいます。その悔しさに出会わないようにするためにもこの機会を大切にしてほしいと思います。
セレクションでも言いましたが、非常に多くのOB選手が中学・高校の場においても活躍していますが、同じくらいセレクションで不合格だった選手も活躍し、
先日の夏の甲子園大会でも活躍している札幌の選手が日本各地におりました。素直な心で野球に向き合い、悔しい結果を前向きな心で歩んだ結果の活躍で、大変尊敬できる素晴らしいことです。
悔しさは胸に秘めながらも、どうか高く飛躍への助走と思って、一旦沈んでみて下さい。きっと大きく飛べるはずです。
セレクション受験者の今後の活躍を心から願っております。本当にありがとうございました。
尚、2次進出者に関してここでハッキリと伝えておきたいのは、40名が横一線の選考ではありません。
ほぼ、最終合格を手中にしている選手や、セレクションの一打席・たった一球のチャンスだけでどのように結果を出すかというのを試される子もいます。
投手10名程度・捕手6名程度・その他野手の形で選考しましたが、当然18名のチームに捕手6名は不要です。
セレクションを経て自分は何が強みでどこで勝負したいか? やるのは自分です。よく考えて8日に来てください。
一生懸命な姿は人を惹きつけ、応援されます。その応援が自分の取り組みの頑張る活力となり、より良い選手への歩みとなります。
よってスタートは一生懸命でないといけません。やっているふりは見透かされますのでいりません。
真剣な表情・眼差しとの出会いを期待します。楽しみにしております。
札幌選抜チーム監督 渡辺敦
協力:2024札幌選抜チーム
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