上江別ブルードリームズ、圧倒的な攻撃力で勝利!札幌南JBCを13-6で撃破
上江別ブルードリームズ、圧倒的な攻撃力で勝利!
札幌南JBCを13-6で撃破
札幌市東区の東雁来少年野球場で8日、第1回ストライク杯少年軟式野球大会が開幕し、注目の1回戦で上江別ブルードリームズ(石狩)が札幌南JBC(札幌)を13-6で下した。
初回から圧倒的な攻撃力を見せた上江別ブルードリームズは、五回までに大量得点を重ね、札幌南JBCに追いつく隙を与えなかった。
1回戦に勝利した上江別は準決勝で北発寒ファイヤーズと対戦する。
第1回ストライク杯少年軟式野球大会
会期:2024年9月8日、15日
会場:東雁来少年野球場
主催:ストライク企画
協賛:大成会・新琴似校
協力:札幌オールブラックス
◆1回戦(8日、東雁来少年野球場)
上江別ブルードリームズ(石狩)13−6札幌南JBC(札幌)
試合開始時間:14時49分
上江別ブルードリームズ
53302=13
02220=6
札幌南JBC
(五回コールドゲーム)
(上)鳴海―北清
(札)浅倉、松田(3回)―山川
▽三塁打:櫻井、北清(上)、竜川(札)
▽二塁打:渡部、中川(上)、浅倉、玉置(札)
上江別ブルードリームズ、札幌南JBCを13-6で圧倒し初戦突破!
— ストライク杯少年軟式野球大会で準決勝進出へ弾み
石狩の少年野球チーム・上江別ブルードリームズが、8日に東雁来少年野球場で行われた第1回ストライク杯少年軟式野球大会の第4試合で、札幌南JBCを13-6で破り、見事な勝利を収めた。
試合序盤から積極的な攻撃で主導権を握り、札幌南JBCを圧倒。
準決勝進出を果たし、全国大会を見据えた順調な滑り出しを見せた。
序盤からの猛攻で主導権を掌握
試合は初回から上江別ブルードリームズの圧倒的な攻撃力が光った。
先頭バッターの桜井優(6年)がライトを越える三塁打を放ち、早くもチャンスを演出。
3番の須藤寧大(6年)、4番の北清颯馬(6年)、5番の渡部龍之介(6年)、6番の鳴海陽大(6年)、そして7番の中川大輝(5年)と、連続タイムリーヒットを重ね、初回で一挙に5点を奪取した。
続く二回にも、上江別ブルードリームズは攻撃の手を緩めず、再び3点を追加。
これで序盤から大きくリードを広げ、札幌南JBCを追い詰めた。
札幌南JBCの反撃も届かず、上江別の守りが光る
札幌南JBCも黙ってはいなかった。
二回と三回には反撃を見せ、浅倉瑠香(6年)や玉置粋煌(5年)の二塁打で得点を重ねた。
しかし、上江別ブルードリームズは四回に櫻井優と北清颯馬が再び三塁打を放ち、さらなる追加点を挙げる。
さらに、中川大輝(5年)が二塁打を放ち、着実に点差を広げていった。
上江別ブルードリームズの先発ピッチャー、鳴海陽太(6年)は安定したピッチングを披露。
北清 颯馬(6年)とのバッテリーで守りを固め、札幌南JBCの追い上げを許さなかった。
リリーフ松田拓斗の奮闘も実らず、上江別が勝利を確定
札幌南JBCは三回から松田拓斗(6年)がマウンドに立ち、リリーフとして奮闘。
彼は粘り強く投球を続けたが、上江別ブルードリームズの勢いある打線を抑え切ることはできなかった。
結局、試合はそのまま13-6で決着し、上江別ブルードリームズが堂々たる勝利を手にした。
加賀監督「いつ逆転されるかとそわそわしていた」
試合後、上江別ブルードリームズの加賀和正監督(41)は、選手たちの奮闘を称賛しつつも試合の緊張感を振り返った。
「1~9番まで凄い打線だったので、点数は開きましたが、いつひっくり返されるのではとそわそわしながら見ていました」とコメント。
先発ピッチャーの鳴海陽太については、「点数を取られながらもよく粘って、毎イニング集中してやっていた」とその安定感を評価。
また、「打つ方に関しても、終盤に追い上げられるケースがありましたが、札幌南さんは最後の最後まで気が抜けない打線でした」と相手チームの粘り強さにも敬意を示した。
さらに加賀監督は、次の準決勝や全国大会への意気込みも語った。
「今回の大会に出場しているチームとしっかり戦うことで、22日に控える全国大会に向けて良い戦いができるのではないかと思っています。」
準決勝での北発寒ファイヤーズ戦に向けた意気込み
上江別ブルードリームズは次戦、準決勝で強豪・北発寒ファイヤーズと対戦する予定だ。
北発寒ファイヤーズは全国大会で結果を残している実力派チームで、左の良いピッチャーと強力な打線を誇る。
加賀監督はこの一戦に向け、「北発寒さんは全国で結果を出してきているチームなので、胸を借りるつもりで挑みます」と謙虚ながらも、強い意気込みを見せた。
「試合に出ていない選手も含め、チーム一丸で優勝を目指して頑張ります」と力強く語り、準決勝に向けて気合を入れた。
この試合を通じて、上江別ブルードリームズはその強力な攻撃力と安定した守備力を証明し、次戦に向けて大きな弾みをつける結果となった。
札幌南JBC、初戦で五回コールド敗退も最後まで粘り強さ見せる
第1回ストライク杯少年軟式野球大会が8日、東雁来少年野球場で開幕。
初戦に登場した札幌南JBCは、上江別ブルードリームズ(石狩)に6-13で敗れ、五回コールドゲームで初戦敗退となった。
上江別ブルードリームズが序盤から強力な打線で札幌南JBCを圧倒。
初回から5点を奪い、続く二回、三回にも追加点を挙げ、試合を優位に進めた。
札幌南JBCは浅倉が先発したものの、コントロールを乱し、相手打線に付け入る隙を与えてしまった。
それでも札幌南JBCは諦めず、五回には見事な粘りを見せた。
玉置や浅倉の二塁打を含む9安打を放ち、一挙に6点を奪う反撃を見せた。
特に竜川が3安打の大活躍を見せ、バッティングでチームを支えた。
しかし、序盤の大量失点があまりに大きく、追いつくには至らなかった。
また、試合中ずっとチームを鼓舞し続けた捕手の山川についても言及。
「山川は、劣勢の中でも声を出し続け、仲間を励ましながら最後まで戦い抜いた。捕手としての視野も広がってきており、今後の成長が期待できる」と、ポジティブな側面を強調した。一方で、バッティングで活躍した竜川については「3安打を打ったことは素晴らしいが、判断ミスによる走塁の問題があった。ここは改善が必要だ」と、今後の課題にも触れた。
試合全体としては、上江別ブルードリームズの圧倒的な攻撃力が際立ったが、札幌南JBCも最後まで諦めずに戦い続けた姿が印象的だった。
敗れはしたものの、選手たちは確かな成長を見せており、今後のさらなる飛躍が期待される。
<発行人>
上江別ブルードリームズ、圧巻の打撃力を発揮し勝利!大会屈指の切れ目の無い打線が光る
上江別ブルードリームズは、そのこれまでの実績に違わぬ活躍を見せ、圧倒的な打撃力で試合を制しました。
特筆すべきは、1番から9番まで途切れることのない打線の強さであり、その選手層の厚みはまさに大会屈指と言えるでしょう。
選手一人ひとりが役割を果たし、チーム全体が一丸となってグラウンドを躍動しました。
この日の試合では、3安打を放った櫻井と須藤が打撃陣をリード。
2安打の加賀、北清、中川も攻撃に貢献し、チーム全体での得点力を見せつけました。
特に櫻井の安定したバッティングと、須藤の確実なミート力は、対戦相手に大きなプレッシャーを与えるものでした。
捕手不在の中でも厚みを見せた上江別ブルードリームズ
また、この試合では本来の正捕手である前田正汰郎(6年)が、日本ハムジュニアの練習参加のために不在でした。
しかし、その影響を感じさせないプレーでチームの層の厚さを証明。
正捕手の不在というハンディキャップがありながらも、チームは冷静かつ確実に試合を進め、完璧な戦略で勝利を手にしました。
札幌南JBCも奮闘!諦めない姿勢で最後まで戦う
一方、札幌南JBCも決して本来の力を発揮できなかったわけではありません。
選手たちは最後まで諦めることなく戦い抜きました。
結果こそ上江別ブルードリームズに軍配が上がりましたが、札幌南JBCの選手たちもその奮闘を見せ、特に攻撃面で粘りが見られました。
山川蓮斗、堅守でストライク賞を獲得
札幌南JBCの山川蓮斗は、堅守で注目を集めました。
ストライク賞に選ばれた彼は、ランナー二塁の場面で捕手としてハーフバウンドの難しいボールを横にそらし、二走が三塁への進塁を狙った際に、三塁へ完璧な送球を送りタグアウトを決めました。
このプレーは、試合の中で最も印象的なシーンの一つとなり、彼の守備力を示すものでした。
両チーム指導者も選手をしっかりサポート
両チームの指導者たちも、試合中ずっと選手たちを見守り、必要な時には適切なアドバイスを送りました。
特に上江別ブルードリームズの監督陣は、試合全体の流れを把握しながら、選手たちに冷静な指示を送り続け、勝利への道筋を示しました。
全国大会に向けた今後の展望
札幌南JBCは、初めてMIZUNO BASEBALL DREAM CUP(全国大会1stラウンド)に出場し、全国の強豪チームとの戦いを経験しました。
この貴重な経験は、選手たちの技術向上に大きく寄与し、今後の活躍が期待されます。
一方、上江別ブルードリームズは、埼玉県大宮市で9月21日に開幕する「第1回年中夢球杯2024全国学童軟式野球大会」に北海道代表として出場します。
これまでのチーム力を発揮し、全国の舞台でも大いに活躍することが期待されます。
異なるスタイルに触れ、野球観が広がる意義深い大会に
今回の大会では、選手たちが異なるスタイルや戦術に触れることにより、野球に対する視野が大きく広がることが期待されます。
初戦で行われた4試合は、どれも高いレベルで行われ、選手たちが技術的にも精神的にも成長する場となりました。
こうした経験が、今後の選手たちの野球人生において重要な意味を持つことは間違いありません。
それぞれのチームが新たな舞台でどのような活躍を見せるのか、今後の試合展開から目が離せません。