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上江別ブルードリームズ、劇的な展開も惜しくも敗北 —2回戦、タイブレークの末に涙<年中夢球杯>

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2回戦に挑んだ上江別ブルードリームズ=(写真・チーム提供)




私の甲子園~僕の最後の夏

上江別ブルードリームズ、劇的な展開も惜しくも敗北
—第1回年中夢球杯2回戦、タイブレークの末に涙

埼玉県さいたま市の大宮けんぽグラウンドSフィールドで21日、第1回年中夢球杯2024全国学童軟式野球大会の2回戦が行われ、北海道代表の上江別ブルードリームズが愛知県代表の岩滑ファイターズと対戦。

初回から苦しい展開が続く中、五回に見事に同点に追いつき、試合は延長のタイブレークに突入。

最後まで粘りを見せたものの、七回表に勝ち越され、最終的に5-6で惜しくも敗れた。

 

第1回年中夢球杯2024全国学童軟式野球大会

日程:9月21、22、23日
会場:大宮けんぽグラウンドSフィールド(埼玉県さいたま市西区大字二ツ宮3776)

 

夢はプロ野球選手、古平・仁木の越後君(後志選抜)

◆2回戦(21日、大宮けんぽグラウンドSフィールド40面)

上江別ブルードリームズ(北海道)(2)3-3(3)岩滑ファイターズ(愛知県)

岩滑ファイターズ
2010003=6
0000302=5
上江別ブルードリームズ
(七回タイブレーク)
(岩)谷田陽、谷田晴-山田
(上)鳴海、櫻井-前田
▽本塁打:谷田晴(岩)
▽二塁打:山本(岩)、前田2(上)

2回戦に挑んだ上江別ブルードリームズ=(写真・チーム提供)

 




 

逆転を狙った五回の猛攻も実らず—岩滑ファイターズ相手に粘るも、延長で力尽きる

第1回年中夢球杯2024全国学童軟式野球大会の2回戦で、北海道代表の上江別ブルードリームズは、序盤から相手に押される展開となったが、五回に驚異的な粘りを見せ、3点差を跳ね返して同点に追いついた。

しかし、その後の延長タイブレークでは勝ち越しを許し、惜しくも涙をのんだ。

 

終盤のピンチをしのいだ上江別ブルードリームズ=(写真・チーム提供)

 

試合は初回、岩滑ファイターズの打線が火を噴き、上江別ブルードリームズは開始早々に2点を献上。

さらに三回には、岩滑の1番打者である谷田陽に痛烈な本塁打を許し、0-3と苦しい展開に追い込まれた。

この時点で相手チームの技巧派左腕投手を攻略するのに苦戦し、なかなかチャンスを作れない状況が続いた。

 

しかし、上江別ブルードリームズはここで諦めなかった。

五回に入り、上江別打線が3巡目を迎えると、7番の鳴海 陽太(6年)がセンター前ヒットで出塁。

続く8番・紺野 広翔(5年)がレフト線に鋭い当たりを放ち、無死一、三塁の絶好のチャンスを作り出した。

1番打者の前田 正汰郎(6年)の内野ゴロの間に三塁走者の鳴海が生還し、1点を返すと、続く2番・櫻井 優(6年)が内野安打を放ち、さらに3番・須藤 寧大(6年)のレフト前タイムリーヒットで2点を追加し、ついに3-3の同点に追いついた。

 

この瞬間、上江別ブルードリームズのベンチは歓喜に包まれ、選手たちは士気を高めていた。

まさにこの試合のクライマックスとも言える瞬間であった。

 

試合はそのまま六回に突入し、上江別ブルードリームズは無死二塁のチャンスを作る絶好の機会を得た。

6番・加賀 暖翔(6年)が見事に犠打を成功させ、一死三塁としたが、後続の打者が倒れ得点には結びつかず、ここで勝利を決定づけることはできなかった。

 




 

試合はタイブレークに突入し、大会規定により一死満塁からのスタートとなった七回表。

上江別ブルードリームズは、押し出しによる死球や一塁への悪送球などで3点を献上し、再びリードを許してしまう。

 

それでも上江別ブルードリームズの選手たちは最後まで諦めなかった。

七回裏、9番からの攻撃で、神 優真(5年)に代わって代打の中川 大輝(5年)が登場したが、惜しくもアウト。

 

七回タイブレークで、エンタイトル2ベースヒットを放つ前田=(写真・チーム提供)

 

その後、二死満塁の場面で再び打席に立った1番・前田 正汰郎がライト頭上を越える見事なエンタイトル2ベースヒットを放ち、2者がホームに還って5-6と1点差に詰め寄るも、ここで後続が続かず試合終了。

あと一歩のところで、逆転勝利を掴むことはできなかった。

 

試合後、加賀和正監督(41)は悔しさを隠せず、「何とか追いついて流れをものにしたかったのですが、あと一歩及ばず本当に残念です」と語った。

また、「子供たちに連れてきてもらった全国の舞台で、何とか彼らを勝たせてやりたかったです」と振り返り、選手たちの健闘と成長を讃えながらも、その悔しさを滲ませた。

 

今大会では、上江別ブルードリームズの選手たちは粘り強い戦いを見せ、最後まで諦めない姿勢で全国の舞台に挑んだ。

敗北の悔しさは残るものの、選手たちが得た経験は、今後の成長につながる大きな財産となるだろう。

 

上江別ブルードリームズは22日に大会の交流戦に参加し、23日には選手たちが上野動物園や野球博物館を見学。

その後、夕方の便で北海道に帰道する予定で、チームにとっては忘れられない思い出となる遠征となった。

 

<関連記事>

上江別ブルードリームズ、第1回年中夢球杯へ出発 主将・北清「全員野球で優勝目指す」

 




 

全国大会に向けて両手を広げてジャンプする上江別ブルードリームズ=(9月・ストライク杯より)

<発行人>

上江別ブルードリームズ、全国大会で新たな挑戦!
6年生の奮闘と5年生の成長に期待

上江別ブルードリームズは、全国の強豪チームが集う舞台でその実力を発揮し、2回戦突破まであと一歩という接戦を繰り広げた。

2回戦・勝利の栄冠は掴めなかったが、彼らの持つ総合力とチームワークは際立ち、見る者を魅了する堂々たる戦いぶりを見せた。

特に6年生7人を中心としたチームの戦術的なプレーと、5年生が果敢に追随する姿は、チームの未来を感じさせるものだった。

 

6年生たちは、北海道での強豪チームとの数々の激戦を乗り越え、その経験を全国大会に持ち込んだ。

今回の全国大会は、彼らにとって新たな挑戦であり、今後の野球人生においても貴重な財産となるだろう。

試合ごとに刻まれた苦闘の軌跡が、確実に彼らを強くし、さらなる成長へのステップとなった。

多くの困難を乗り越えた6年生たちは、来春以降の新たなステージに向けて大いに期待されており、その進路にも関心が集まっている。

 

一方で、5年生たちもこの全国大会で貴重な経験を積むことができた。

全国大会という大舞台に立ち、道内では感じたことのない緊張感や高揚感、そして足がすくむ思いを体験した彼らは、まさに成長の途上にいる。

初めての大きな舞台で感じたプレッシャーや悔しさが、彼らをさらに強くし、今後の成長に繋がることは間違いない。

経験が人を創ると言われるように、彼らがこの大会で得たものは、単なる勝敗以上の価値があるだろう。

 

上江別ブルードリームズの選手たちは、これからも自分たちの限界に挑戦し続けるだろう。

全国の強豪と肩を並べて戦ったこの経験が、彼らの技術だけでなく、精神的な強さやチームワークを育み、さらなる飛躍への足掛かりとなることが期待される。

次のシーズンでは、彼らの一層の成長が見られるはずだ。

特に、5年生たちは新チームの中核として大いに期待されており、彼らの活躍に目が離せない。

 

今後も上江別ブルードリームズの選手たちが道内外で輝く姿を見られることを、地域全体が心待ちにしている。

チームとしての結束力と個々の成長を糧に、彼らがさらに高みを目指す姿に、ますます期待が高まる。

全国大会という大きな舞台での挑戦が、今後の活躍にどうつながるか、注目せずにはいられない。

 

協力:上江別ブルードリームズ




ストライク発行人 大川

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B、試合球について
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C、バットについて
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E、スパイクについて
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重さの制限は無い。
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③選手が1日に66球以上の投球をした場合、4日間の休息が必要。
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I、選手登録について
①全日本選手権の選手登録は、9名以上14名までの登録
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②その他大会での選手登録は、9名以上20名までの登録 
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J、その他について
①リトルリーグでは、投手が投球した球が打者にとどく前や、打者が打球を打つ前に走者は塁を離れてはいけないことになってます。これに違反し塁から早く離れて得点しても、その得点は認められませんし、走者はアウトになりませんが、元の塁に戻らなければなりません。
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