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北海道選抜、中学生が台湾で挑む国際大会

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新旧対決に集まった2024、2023北海道選抜




私の甲子園~僕の最後の夏

北海道選抜、中学生が台湾で挑む国際大会

12月26日から「日台会長杯争奪国際親善野球大会」開幕

中学硬式野球のリトルシニア北海道選抜チームが、12月26日から台湾・嘉義市で開催される「日台会長杯争奪国際親善野球大会」(12月26日~1月2日)に挑む。今年は北海道から選ばれた20人の選手が派遣され、国際大会での優勝を目指す。

大会を控えた同チームは、11月10日に苫小牧市内のグラウンドで、昨年の2023北海道選抜チームとの新旧対決による初の実戦練習を行った。

昨年の2023チームは、7勝2敗1分の成績で大会第3位に躍進した実績を持つ。

試合終了後には、昨年の選抜メンバーから大会に向けた激励の言葉が贈られ、飯田陽仁主将(札幌真駒内リトルシニア)は「OBの方々との試合経験を活かして、台湾では全勝して優勝します」と力強い意気込みを語った。

今年のチームはさらなる飛躍を目指し、総合力が問われる国際大会に挑戦する。

 

<関連記事>

北海道リトルシニア選抜チーム、日台会長杯へ挑む

 

ホームでのクロスプレー

 

藤橋監督、チームの現状と展望を語る

藤橋和男監督に現在のチーム状況をインタビューした。

台湾での大会は1日2試合を5日間で10試合を戦うという過密スケジュール。「非常にハードな大会ですが、総合力を鍛える場として挑戦します」と監督は語る。

「今年のチームには、自分たちで考え、選択し、挑戦する力を養ってほしい。ピンチの局面でも、チャンスの場面でも、正解を恐れずに自らの判断でプレーしてほしい」と藤橋監督は続けた。

優勝を目指すのはもちろんだが、「結果以上に、自分たちの野球観を広げる成長の場として台湾を活用してほしい」と期待を寄せた。

 

藤橋監督(北海道選抜)

 




 

チームの特長を分析——藤橋監督による10段階評価

攻撃力:6

四番候補の平田緯吹(2年・札幌羊ヶ丘リトルシニア—西岡ボルテージ出身)と山下陽太郎(2年・函館港西リトルシニア—森クラブ出身)が勝負所でのバッティングのカギを握る。

秋季全道大会では2人とも柵越えホームランを放ち、長打力を兼ね備える。

 

機動力:5

横谷翔人(2年・苫小牧リトルシニア—拓勇ファイターズ出身)と西田朝陽(2年・札幌栄リトルシニア—新陽スターズ少年野球団出身)は足が武器。

攻撃の起点として出塁が重要なポイントになる。

 

守備力:7

酒井颯太(2年・恵庭リトルシニア—柏ホエールズ出身)、櫻谷伊織(2年・札幌豊平東リトルシニア—北野パワーズ出身)、高岡颯(2年・大空リトルシニア—網走ブルージュニアーズ出身)の3人が捕手として守りを支える。

高岡は投手としても力を発揮できる。

 

投手力:8

飯田陽仁(2年・札幌真駒内リトルシニア—里塚イーグルス出身)、柴田悠吾(2年・北空知深川リトルシニア—深川一已バトルズ出身)、山口颯大(2年・小樽リトルシニア—北小樽ビースト出身)、林優弦(2年・洞爺湖リトルシニア—八雲ヤンガーズ出身)、髙田優作(2年・千歳リトルシニア—春日ライオンズ出身)ら、個性豊かな投手陣が揃う。

昨年同様、試合をしっかり作れる投手が多い。

 

選手層力:10

さすが選抜チーム、だれを出しても遜色ない活躍を見せてくれるはずだ。

 

精神力:8

 

チームワーク力:10

主将の飯田陽仁がチームをまとめ、副主将の内山悠大(2年・札幌東リトルシニア—日新ベアーズ出身)と櫻谷が支える。全員で一丸となった戦いが期待される。

 

勝負力:7

適応力:8

戦略力:10

総合評価:79

 

選手たちの挑戦に期待

厳しい日程の中で、選手たちは試合を通じて自らの力を発揮し、成長することが求められる。

リトルシニア北海道選抜チームがどのような戦いを見せるのか、注目が集まる。

 

ベンチ前での北海道選抜

 




 

藤橋監督から名前が挙がった投手陣

飯田投手(札幌真駒内)

柴田投手(北空知深川)

山口投手(小樽)

 




 

林投手(洞爺湖)

高田投手(千歳)

高岡投手(大空)

 




 

勝負は大学野球、札山の手の宮崎君

 

飯田陽仁 主将インタビュー

―今のチームの雰囲気は?―

今回で2回目の合宿ですが、1回目の合宿ですぐに全員が打ち解け、仲良くなることができました。

今では互いを認め合う関係が築けています。

 

―どんなチームですか?―

投打のバランスが良いのが特長です。

この持ち味を活かして、台湾での試合に挑みます!

 

―現在のチームの課題は?―

打力をもう少し向上させたいと考えています。

また、初の実戦練習でいくつか連携ミスが見つかりましたが、それを改善する良いきっかけになりました。

 

―チームの強みは?―

チーム全体がとても仲が良い点です。

ミスをしても周囲が声をかけてフォローできるので、修正が早いです。

チーム力は確実に高まってきています。

 

―チームでカギを握る選手は?―

小瀬選手と横谷選手です。

  • 小瀬選手:長打力が魅力の選手です。
  • 横谷選手:広い守備範囲と広角に打てるバッティングで、チャンスを作り出せます

 

―自身の持ち味は?―

ピッチングとバッティングの両方です。

  • ピッチング:ストレートとスライダーを使い分けて打者を抑えます。
  • バッティング:広角に長打を打つことができます。

 

―球種は?―

ストレート、カーブ、スライダー、チェンジアップの4種類です。

 

―憧れのプロ野球選手は?―

宮西尚生選手(北海道日本ハムファイターズ)です。

同じ左投手であり、400ホールドの記録を持つところや、スタミナ、メンタルの強さに憧れます。

 

②飯田 陽仁(いいだ はると)

2年・札幌真駒内リトルシニア-里塚イーグルス出身

左投げ、左打ち

168センチ、75キロ

 

飯田主将(札幌真駒内)

 




 

写真左から内山(札幌東)、櫻谷(札幌豊平東)

2人の副主将インタビュー

<内山悠大>

―北海道選抜チームについて―

北海道選抜はみんな仲が良く、足の速い選手が多いです。

走攻守のバランスが取れたチームだと思います。

 

―所属チームでの活躍―

札幌東リトルシニアでは、主に3番または4番を任され、右翼手兼投手として試合に出場しています。

 

―自分の持ち味は?―

劣勢の場面でも、打席で雰囲気を変えられる選手です。

思い切りの良いバッティングでチームの流れを引き寄せます。

 

―チームでカギを握る選手は?―
小瀬選手です。
彼の勝負強いバッティングは、チャンスの場面で頼りになります。

 

③内山 悠大(うちやま ゆうだい)

2年・札幌東リトルシニア-日新ベアーズ出身

左投げ、左打ち

171センチ、70キロ

 

内山投手(札幌東)

 




 

<櫻谷伊織>

―所属チームでの活躍―

札幌豊平東リトルシニアでは、主に3番・捕手として試合に出場。

フットワークが良く、動きの良い捕手として信頼されています。

また、打球判断に優れ、低いライナー性の打球を放つバッティングが特長です。

 

―投手陣の印象は?―

全体的にコントロールが良く、ストレートに力があり、変化球のキレもあります。

  • 飯田・高田:ボールの出どころが見えづらく、球速以上に速く感じます。
  • :スライダーやカーブのキレが鋭く、捕るのが大変なほどです。

 

―攻撃のカギを握る選手は?―

内山選手、今野選手、小瀬選手、櫻谷選手、横谷選手です。

  • 内山:単打でもベンチを盛り上げるムードメーカー。
  • 今野:長打力が魅力です。
  • 小瀬:足も速く、長打力も備えた選手です。
  • 櫻谷:長打力に加え、走者を還すバッティングが得意です。
  • 横谷:高い出塁率と、小柄ながらも長打力を持つ選手です。

 

⑧櫻谷 伊織(さくらや いおり)

2年・札幌豊平東リトルシニア-北野パワーズ出身

右投げ、右打ち

170センチ、60キロ

 

櫻谷捕手(札幌豊平東)

 




 

<発行人>

コロナ禍に翻弄された三年間と再開への道

2007(平成19)年に始まった台湾遠征は、日本の野球少年たちにとって国際的な舞台を経験する貴重な機会として毎年開催され、多くの思い出と成果を残してきました。

しかし、2020(令和2)年、新型コロナウイルス感染拡大という未曾有の危機が訪れ、この伝統的な行事も影響を受けることになりました。

 

2020年:中止の決断

2020年は、世界中で感染が拡大し始めた年でした。

安全を最優先に考えた結果、台湾遠征の派遣中止が決定されました。

この決断は多くの関係者にとって苦渋のものであり、選手たちや指導者にとっても大きな失望となりました。

 

2021年:代替大会「久米島開催」

翌2021(令和3)年には、海外遠征は困難な状況が続いていたため、代替案として沖縄県久米島での大会が開催されました。

台湾遠征の代わりに行われたこの大会は、選手たちにとって国内での新たな挑戦の場となり、多くの学びや交流が生まれました。

久米島という地での試合は、普段とは異なる環境や文化に触れる貴重な機会となり、選手たちに成長のきっかけを与えました。

 

2022年:再びの中止

しかし、2022(令和4)年には再びコロナ禍の影響が直撃しました。

感染拡大が続き、選手や関係者の安全を確保するため、派遣中止という苦渋の決断が下されました。

この年も多くの期待が失われ、選手たちの無念は計り知れません。

 

2023年:遠征再開

そして、2023(令和5)年、ついに台湾遠征が再開されることとなりました。

3年間の中断を経て実現したこの再開は、関係者にとって大きな喜びであり、新たな挑戦の始まりでもありました。

選手たちは、遠征の意義を改めて噛み締めながら、台湾という異国の地で全力を尽くすことを誓いました。

 

これからの展望

コロナ禍を乗り越えたこの台湾遠征は、これまで以上に価値あるイベントとして位置づけられています。

選手たちが異文化交流や国際試合を通じて成長する場として、また関係者が未来への希望を繋ぐ象徴として、この遠征は次世代に向けた新たなスタートを切りました。

過去の困難を忘れることなく、未来に向けて進む台湾遠征。

これからも多くの感動と成長をもたらすことを期待しています。

 

協力:一般財団法人 日本リトルシニア中学硬式野球協会 北海道連盟




ストライク発行人 大川

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