北海道スノーホワイト、4連覇へ視界良好!1、2回戦突破で準決勝進出

第15回西日本選抜女子学童野球岡山大会・組合せ表(12月21日現在)
北海道スノーホワイト、4連覇へ視界良好!1、2回戦突破で準決勝進出
岡山県で開催中の「第15回西日本選抜女子学童野球岡山大会」に出場している北海道スノーホワイトが、21日に行われた1回戦と2回戦を連勝し、準決勝進出を決めた。
初戦では圧倒的な攻撃力で大勝を収め、続く2回戦では接戦を制する見事な戦いぶりを披露。
連覇を狙うスノーホワイトは、注目の強豪・福井ダイヤモンドガールズJr.との準決勝に挑む。
なお、今日のMVPには、1回戦と2回戦で先制打を放ちチームを勢いづけた小林美陽(摩周ジャガーズ)が選ばれた。

1、2回戦ともに先制打を放った小林(北海道スノーホワイト)
<関連記事>
◇北海道スノーホワイト、4連覇へ挑戦! 西日本選抜女子学童に出場
◇【速報】北海道スノーホワイト、接戦制して準決勝進出!4連覇が射程圏内に
◆2回戦(21日、玉島の森多目的広場B面(テニスコート側))
北海道スノーホワイト3-1高知家リトルガールズ(高知県)
スノーホワイト
200001=3
100000=1
高知家リトルガールズ
(ス)仁木、奈良-上中、仁木
(鳥)堀川、中越-川島
▽三塁打:小林、高田、高橋(ス)
▽二塁打:川島(高)、半澤(ス)
◆1回戦(21日、玉島の森多目的広場B面(テニスコート側))
北海道スノーホワイト21-0鳥取ホワイトラビッツ(鳥取県)
スノーホワイト
⑱12=21
000=0
鳥取ホワイトラビッツ
(三回コールドゲーム)
(ス)奈良、國崎、白岩-仁木、上中
(鳥)岸野、千久谷、末吉-津崎
▽三塁打:仁木、小林2(ス)
21日に開幕した「第15回西日本選抜女子学童野球岡山大会」で、北海道代表のスノーホワイトが勢いを見せた。
1回戦では鳥取ホワイトラビッツを相手に21-0の大勝を収め、続く2回戦では高知家リトルガールズを3-1で下し、準決勝進出を果たした。
試合後、大坂聡監督は「1回戦では相手にインフルエンザによる欠員があり、初回から大量得点を奪えた。
2回戦は接戦になると予想していたが、選手たちが気持ちを切り替えて集中できたことが勝因だ」と試合を振り返った。
1回戦では、奈良柚季那(島松ジュニアイーグルス)、國崎真央(北都タイガース)、白岩雪音(今金イーグルス)の3投手が1イニングずつ投げ、大舞台での経験を積んだ。
また、初回には打者22人で18得点を挙げるなど、攻撃も活発だった。

仁木投手(北海道スノーホワイト)
2回戦では仁木愛理(湧別マリナーズ)が4イニングを投げ抜き、奈良が好リリーフを見せた。
攻撃では、1回に3番・小林美陽(摩周ジャガーズ)のレフトオーバータイムリー三塁打で先制。
4番・仁木のレフト前タイムリーも飛び出し、六回には6番・波岡莉希愛(札幌オールブラックス)のスクイズで追加点を挙げた。
大坂監督は「次も接戦になるだろうが、こういう展開で勝ち切るしかない」と語気を強める。
また、今日のMVPには1回戦、2回戦で先制打を放ちチームを勢いづけた小林美陽を挙げた。
準決勝の相手は福井ダイヤモンドガールズJr.に決定。
福井は過去4回の優勝経験を持つ強豪で、北海道との対戦では勝敗を分け合ってきた因縁の相手だ。
大坂監督は「あまり気負いすぎず、頑張ります」と静かな闘志を見せた。
北海道スノーホワイトが目指すのは大会4連覇の快挙。
その道のりには、またしても強敵が立ちはだかる。
準決勝は22日、熱戦が期待される。
協力:2024北海道スノーホワイト